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苦手を家で克服する

2学期になると、まとめのテーマが出てきたり、あるいはテスト演習が始まります。しかし、その結果を見ていると、相変わらず「苦手」な分野が残っていることがわかるかもしれません。

ところが最近は塾が忙しくなり、また課題も増えているので、それを掘り下げて勉強する時間がとれなくなりつつあります。

しかし、そういう苦手分野を残しておくのは、あまり得策とはいえない。

したがって、日程を決めて例えば2日間に徹底的に、その分野を勉強する、ということをやってみてください。

どうしても、毎週のスケジュールに追われているし、実は毎土日に塾や模擬試験が入っているので、週日にしかその時間をとれなくなっていると思います。だから塾のない日に思い切ってやってみる。

この時間は、非常に有効です。

まずは、テキストや参考書を読み直す。案外忘れていたり、ちゃんと読んでいなかった、ということは多いもの。実際に授業で聞いて、すぐ問題をやって、という流れになっているケースが多いので、テキストをじっくり読んでいない場合が多いのです。

特に理科は、そのケースが多いのです。例えば中和や力のつりあいなどもその典型で、テキストを良く読んでみることが大事です。すぐに問題に行くのではなく、説明をしっかり理解することを優先します。

一応、読み上げられたら数題、問題を解いてみて、理解できたかどうかを確認します。

たくさんの問題をやる、ことよりも、今回整理した内容をもう一度復習するイメージです。いきなり難しい問題などやらない。

あくまで、苦手を克服するわけですから、

「できそうだ」

というイメージを持って終わるようにしたい。

基礎がわかれば、あとは演習ですが、基礎がわかっていないから、不得意になる。

まずは基本を時間をかけてじっくり覚えることです。それにはテキストや参考書が一番良い。

わからなければ読み返す。何度か読み返していけば、だんだん頭の中に入ってくるものですが、忙しくてその時間がとれない、ので問題が解決できないのです。

子どもによって課題は違います。

だから、思い切って時間をとることが大事です。

今週は塾を休もう。

という週があってもかまいません。塾の方はもう試験までしっかり日程が決まっているので、休むしか時間がとれないのですから。


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