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確かめる作業

テストやプリントをやって、時間があまることがあります。

その間、子どもたちは何をしているかというと。
(1)懸命に見直す。
(2)ぼーっとしている。
(3)終わったことをアピールする。

(3)アピールして何になるの?という感じはあるのですが、やはり当然(1)でないといけない。

ところが、子どもたちが見直すと、見直しをしたから間違えたということが起こるのです。

もう一回やり直しているうちに、わからなくなって、答えを消したところで、試験時間が終了。しかし、書いた答えたあっていた。

などという経験をすると
「もう、絶対に見直しなんかしない」
なんて子が出てきます。

私は、時間があまったら、もちろん見直しはすべきと思いますが、むしろ解く段階で確かめる作業を同時にすすめるべきだと思います。

例えば問題を見直す。何を求めるのか、確かめる。とくに検算は計算をしているその場で確かめるのが一番。
そういう過程を上手に進められることが、実は得点力を生み出す元なのです。

わかっていても正解できなければ、わかっていないのと同じことになるのが入試です。だから、正確に解くという練習をしていかなければなりません。

私の教室は今、プリント学習が多くなりました。つまり、時間内に正答を確実に出す練習をする。確かめることも、問題を見直すことも、同時に進める力を培うために演習を繰り返しています。

ご家庭で勉強するときも、これからは「正答を出す」ということにしっかりこだわった勉強をしてください。

なんとなくわかったではだめなのです。
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