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入試が一番できた、になるためには。

過去のテストデータが蓄積されていて、合格者、不合格者と見ていくと、合格者でも当然悪い点をとっている回があり、不合格者でも合格者を上回る得点をとっている回があります。

つまり、不合格の生徒は本番の入試で得点がとれなかった。だからもう1回入試があると結果は変わっているかもしれません。

近年、私は入試は僅差の勝負と言っています。

テストデータを見せてもらうと、ボーダーラインには本当に数多くの子どもたちがならんでいる。あと1点だった。あと2点だった。という具合。

それでも合格できない、というのが入試の現実です。だから、入試でベストになるように持っていくのが一番いい。

で、どうすればいいのか?

やはりひとつひとつのミスや失敗を総括しながら進んでいくのが一番良いようです。

2年前、大変できた女の子がいましたが、この子もよくミスをしました。10月11月は、あららという点数もとったのですが、その際に
「なぜ、間違えたのか、考えているか?」
と聞いてみました。と、その回ごとに
「ここは、これで間違えた。」
とか
「ここは知らない」などという解答が帰ってきて、本人は自分で修正していたようです。

12月になると一気にミスが減り、これは「いけるかなあ」と思いましたが、その通りになりました。

彼女よりも良い点数をとった子でも、そこまで仕上げきれないとやはり、本番ではミスが多くなりやすい。だから、ひとつひとつのテストの点数よりも、どうしてできなかったのか、どうしてミスをしたのかという点について、反省し、修正するという積み重ねが必要なのです。

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