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やったことがなぜできないの!

昨日の授業、倍数変化算の問題を出したとき、
「これ、やったよ。できたよ。でもなんてできないんだ~!」
とぼやいていた子がいました。

これまで練習してくると、やったことのある問題を解くことも多いでしょう。それができれば何の問題もない。しかし、できないと、本人もがっかりするでしょう。教えている方は? もちろんがっかりですが。

で、お父さん、お母さんにもそういう経験があるはずです。

これは教えたでしょう。先週やった問題じゃない。

そうなんです。その通り。

でも子どもはできないことがある。そしてここが大事ですが、だからもう一度教えるなり勉強するしかないのです。文句を言っても、怒っても仕方がない。繰り返す。これしか方法がないのです。

実際に、子どもがいったんやった勉強を完全にマスターできれば、それに越したことはないが、そんなのはムリ。

忘れる。覚えていたものができなくなる。だから繰り返す必要はあります。

ただし、何でもかんでもというわけにはいかないのです。

だいたい1年半かけて勉強してきたことを半年で何回も繰り返せるわけがない。だから優先順位は必要ですが。

できなかったとしても、怒ってはいけません。私はよく若手の指導員にこう話していました。
「3回教えてできなかったら、4回教えればいいんだ。」

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