らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2024

2024年04月23日 | 展覧会

4月の13日から22日までKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭に出かけてきました。

インフォメーション町屋 八竹庵(旧川崎家住宅) ここからスタートしました。メインプログラムと呼ばれる所の0(ゼロ)番です。

着いた当初はまだ桜も少し残っており大変風情がありました。

 

説明すると長いのですが、会場がいくつかのセクションで分類されていて、メインプログラム、パブリックプログラム、スペシャルディスプレイ、KG+などに分類されています。さらにそのKG+もいくつかに分けらられていて、これだけ長く居ても到底全てを見られるものではありません。残念な気もしますが、体力や記憶力の問題もあり仕方ありません。(笑)

 

東京人からすれば京都の町だけでもお腹いっぱいなのに、その上写真までというのは消化不良を起こしそうで、そして情報量の多さに頭から煙が出そうです。(笑) 幸いケガする事無く、病気にもならず無事帰ってきました。ご馳走を食べていたにも関わらず、相当歩いたのか体重を減らして帰ってきました。

 

今回は民泊を利用し長逗留しました。約50年ぶりの修学旅行な気分でした。


「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」 東京ステーションギャラリー

2024年04月12日 | 展覧会

「生誕120年 安井仲治 僕の大切な写真」を東京ステーションギャラリーに見に行ってきました。もうすぐ会期終了、間に合って良かったです。

会場内は撮影禁止なので、入り口の写真。

もう一枚。写真展を見終わった後、会場出口上から。

妻が丸善丸の内本店の4階にて開催中の「Hashibiro lovers(ハシビロラバーズ)」を見たいというのでそれを見て、その後カフェ1869で電車を見ながらランチ。

で、東御苑を目指して・・・和田倉門、和田倉橋、和田倉噴水公園を抜けて・・・桔梗門は予約が必要で(笑)・・・いつもの大手門から。

クルメツツジ咲いていました。来週から再来週が見頃でしょうか。昨年は見に行かなかったと書いてあります。一昨年はこちら

ハナショウブも先月見た時は何もありませんでしたが、順調に育っているようです。

ひと通り見終わったら北桔橋門を通って北の丸公園へ。北の丸公園から千鳥ヶ淵を挟んだ対岸のボート乗り場は行列ができていました。

同じく北の丸公園の千鳥ヶ淵に面した所から桜を見ました。まだまだイけてます。ちなみに昨年はこんな感じでした。

 

おまけ

翌日(つまり今日)の武道館は東大の入学式です。東大って広いけど入れないのでしょうか。

 

 


ジョナス・メカス展『われわれは理想主義者でなければならない - Be idealistic -』 粟津潔邸 南生田(最寄駅は小田急線読売ランド前駅)

2024年03月31日 | 展覧会

昨日は小田急線読売ランド前駅から山を登った所にある、グラフィックデザイナー・粟津潔邸で開催されているジョナス・メカス展『われわれは理想主義者でなければならない - Be idealistic -』を見に行ってきました。

読売ランド前駅、久しぶりに降りましたが、基本的な構造は大昔と変わっていません。子供の頃は改札の向きがホームと直角だったような気がしますが、現在のこの形になってからも30年ぐらい経つのではないでしょうか・・・

通り道の花を愛でながら・・・

粟津潔邸

こんな空間や・・・

こんな空間が広がっています。

他の見学者、と言ってもジョナスメカスだけに限らず、この家の住人だったグラフィックデザイナー粟津潔やこの家を設計した建築家原広司に興味のある人たちもいて、テーブルの上にあった本を見ながらああでも無いこうでも無いと議論していました。

こんな部屋もありました。

帰り道でも花を愛でながら・・・

駅に到着。お昼時だったので名代箱根そばをいただきました。はじめ、日高屋にしようと思ったのですが、前日にインスタントラーメンを食べたのと、私の近所に箱根そばが無いのでそばになりました。(笑)

 

粟津潔はグラフィックデザイナー、その彼のアトリエ兼住居を作ったのは原広司という建築家。1972年に落成したこの家は、生田の山奥(正確な住所は南生田)で、時期や場所を考えてもモダンで素敵すぎます。ジョナス・メカス展を見に行ったのですが、少し霞んでしまいました。(笑)

 

ジョナス・メカスが亡くなった5年前にエントリーをアップしていました。

 

おまけ

昨日は暖かいを通り越して暑かったです。桜の開花が遅いと言われていましたが、これで一気に花開くことでしょう。で、夜はピザと決めて出かけました。(笑)と来ればビールは必定です。でも、それだけでは身体に悪そうなので吉祥寺のCRISP SALAD WORKSでサラダを買って帰りました。(昨日のコンセプトは自分でつくらない。:笑)

 

粟津潔邸の近所の杉山神社に寄ってお参りをしましたが、境内に日露戦役記念碑がありました。明治39年とありました。このエリアにもうひとつ恤兵會紀念碑があるのでこれも見ていこうと思いました。でも、調べてみたら駅を挟んで反対側なので日和りました。距離的には大した事はなく、地図で見ると平らですが、小田急線は谷底を走っているので両側は崖です。なのでやめました。(笑) また今度にします。

 

生田とか読売ランド前って下北沢から鈍行で行くと時間かかるのね。下北沢で来た電車にポッと飛び乗ったら成城学園止まりだし・・・成城学園で待っていたらアレに抜かれて次に来たのが唐木田行きの急行・・・これが読売ランド前には停まらない。(笑) 仕方がないので遊園で降りて待っていたらアレに抜かれて、コレに抜かれて・・・(笑) ようやくです。私が子供の頃から小田急はこうだったのをすっかり忘れていました。

 

45年くらい前の話ですが、新宿から下北沢のレコード屋まで各駅停車で行くとあれに抜かれて、これに抜かれてと・・・そのような事をここに書いています。

 
 

 

 


中平卓馬 火―氾濫 国立近代美術館

2024年03月26日 | 展覧会

昨日は招待券を頂いたので国立近代美術館に「中平卓馬 火―氾濫」を見に行って来ました。

あいにくの雨でした。

パネル

会場内 その1

会場内 その2

会場内 その3

展覧会場出口の所にあるパネル。

 

昨日は月曜日ですが、美術館はなぜかやっていました。(笑) ちなみに、いつもなら金月と休みの皇居東御苑も入る事が出来るようになっていて、北桔橋門辺りは多くの人がいました。北桔橋門のすぐ隣にある乾通りを一般公開しているから諸々連動しているようです。インバウンドなんでしょうね、外人が多かったように感じます。そして、特に混雑していた訳ではありませんが美術館も外人が多かったです。(多分日本人より)
 
 
北の丸公園は武道館で卒業式のN大学の卒業生やその父兄で溢れかえっていました。あと、春休みの子供達が科学技術館に吸い込まれていました。付き添いは圧倒的にお母さんが多かったですが、ご苦労様です。(笑)
 
 
雨でスッキリしない気分ですが、そんな事お構いなしにいろんな事が動いていて春を感じます。Rainy days and Mondays always get me down.まさしくな日ですが、大丈夫です。(何が?:笑)
 
 
追記
昨日近美のホームページに戸田昌子(写真史家)の展覧会レビュー「中平卓馬の否定形」が公開されました。中平卓馬を理解したいと思う人には一助となるレビューです。

 


塩竈フォトフェスティバル 2024 第8回

2024年03月16日 | 展覧会

14、15日(木金)と塩竈のフォトフェスティバル 2024に出かけてきました。

入場券、このパスを買えば全ての会場で何回でも出入りできます。(1,000円です)

こちらは裏面ですが広げると会場、塩竈の町の地図です。(偏っていますが:笑)

私のメインは塩竈市杉村惇美術館(昭和25年建造の公民館を改装し、平成26年に開館した美術館)

入り口

「風景を見つける 小島一郎の写真」です。会場内はこのパネルのみが撮影可で、他は不可です。2部屋あって、写真が5枚展示されている面が4面ある部屋と6枚の面が4面の部屋、その中に例外が1面あって7枚展示されている面があるので合計で45枚の写真が展示してありました。

尚光堂 (写真店、スタジオ、暗室) ここの暗室が素敵でした。そしてドライマウントやマットカッターなどもあり、ここで写真の全てが完結します。

写場(スタジオ)がギャラリーになっています。

ビルドスペース(現代アートギャラリー)

元々がギャラリーなので流石のスペースです。

他の会場とは若干離れた場所にある、ふれあいエスプ塩竈 ふれあいエスプ塩竈の「エスプとは、enjoy(楽しむ)、study(学ぶ)、play(遊ぶ)という頭文字から名前が付けられました。」とあります。略してESPだそうです。ESP(イー・エス・ピー)って光速エスパーですね。(意味不明) 

特別協賛のNIKON PHOTO CONTEST、株式会社ニコンイメージングジャパン

海商の館 旧亀井邸(大正13年に建てられた和洋併置式住宅)

何とも言えない趣のある味わい深い会場です。

 

もう一軒ピッツェリア ラ・ジータというところがあるのですが、ごめんなさいパスしてしまいました。

 

行ってみたいと思っていました。ですが、色々と情報が足らなくて勇気が出ませんでしたが、今回「ま、何とかなるさ。」で、ようやくの事出かけてきました。前回の高砂淳二の写真展に出かけたことが大いに役立っています。

 

15年くらい前に青森県立美術館で小島一郎の写真展が開かれました。およそ200点の展示だったそうですが、今回は45枚の展示。今回どのようなセレクションがなされたのかは知る由もありませんが、またどこかで全貌を見渡せるような写真展が開催される事を希望します。

 

市内観光(笑) 写真を並べていきます。

このフェスティバルの実行委員長の平間至の実家?ひらま写真館です。

ふれあいエスプ塩竈内にある長井勝一漫画美術館。長井勝一は塩竈出身で『月刊漫画ガロ』の初代編集長です。

現存していて実際に使われているのはここだけと言われている6号ポストです。

このマークは・・・

浦霞で有名な株式会社佐浦です。地図で見るとよく分かりますが、敷地の大きい醸造所です。ま、ある意味工場ですからね当たり前なんでしょうが。夜は晩御飯がわりにホテルの近くの居酒屋に行きましたが、もちろん敬意を払ってお酒は浦霞をいただきました。

鹽竈神社。先程の醸造所はここの御神酒を作っています。「鹽」の字に「鹵」が含まれていますが、やはり鹸化した油脂に塩を加えるところからきているのでしょうか?

泊まった所がここ。本塩竈から少し仙台方向に戻った多賀城にあるホテルキャッスルプラザ多賀城です。宿を予約する時にJRも一緒にと思い、旅行代理店を通じて申し込んだところ、ホテルも部屋もあるのですが、なぜか一人の予約が出来ない。私のリテラシーが低いのでしょうか? 面倒なので多賀城に泊まりました。(こっちの方がトータルで安い)ちなみにJRを外して代理店を通さなければ部屋はありました。

 

この晩、あの大きな地震が福島でありました。当然ホテルも揺れたのですが、大きなホテルだからでしょうか?頑丈だったようで恐怖を感じるような揺れではなかった・・・と思います。(笑) というのもちょうど寝始めた頃に地震があったので眠くて起き上がれなかったのです。(爆)

 

どうでもいい話?(笑)

杉村惇美術館の監視の方に幾つか質問しているうちに、その人が小島一郎の遠戚でお手伝いを頼まれたということがわかりました。で、どちらから?と聞かれたので東京は吉祥寺からと答えたら、今、私は立川にいますとの返事で、妙な親近感を覚えました。 今年(今年度)から地元(宮城)で小学校の先生になるそうです。

で、ふれあいエスプ塩竈に行くときに場所が他の会場と少し離れているように感じたのでタクシーを利用しました。そのタクシーの中での会話で昨晩の地震の話になりました。運転手さん曰く、今までは地震のたびに壊れたところを直してきたけど、歳も歳なのでよほどでない限りもう直さないそうです。私が、じゃあこれからは子供が・・・なんて言ったら、今は子供は東京に出ていて、なんと立川に家を建てたそうです。(驚) 誰にも説明出来ませんが、立川繋がりということで。(笑)

 

 


岩崎家のお雛さま

2024年03月08日 | 展覧会

昨日は妻と二人、丸の内の明治生命館内の静嘉堂文庫美術館に「岩崎家のお雛さま」展を見に行ってきました。

静嘉堂文庫美術館、以前移転になる前の建物にも訪れています。

ホワイエ

会場入り口

雛人形

貝合わせ

サイズ感がわからないので手前に自分の指でこーんくらいってやったものです。5cmくらいでしょうかね。

こちらは還暦のお祝いに五世大木平藏 に制作を依頼した《木彫彩色御所人形》のうち「宝船曳」、昭和14年(1939)。

その後皇居東御苑に行きました。

花見の外人でいっぱい。平日だからなのか日本人は少なめです。

いつものハナショウブの田んぼですが、シーズン前はこんな感じなのです。ちょっと寂しいです。

 

男が見るものでもないでしょうが、なんて書くと今の時代物議を醸しそうですが、人形が特段好きなわけではない私が見ても人形たちはとても良かったです。当然?会場は女子で大変賑やかでした。以前の場所だとこの人数が見込めたかどうか・・・入場料も決して安くはありませんが、大勢の人が見学に来ていてここに移して正解だったのではないかと思いました。

 

会場は一部エリアを除きスマホでの撮影(のみ)が可能でしたが、RAWで撮影しなかったのでなんの調整もしていません。なので、ちょっと冷めた色に見えるのが残念です。


キヤノンギャラリー50周年企画展 奇想 民俗博物館 「まつりと」 S(品川)と銀座

2024年03月02日 | 展覧会

昨日はキヤノンギャラリー50周年企画展 奇想 民俗博物館 「まつりと」を見に行ってきました。

まずは品川にあるキヤノンギャラリーS。副題は森羅万象に宿る神々です。

会場内の様子。

芳賀日出男のコーナー。

そのご子息の芳賀日向さん。お人形さまの写真の前でパチリ。ああ、ごめんなさい、またやってしまいました。カバンから出し入れする際に設定が変わってしまうんです。

からのキヤノンギャラリー銀座。こちらの副題は祈り、舞い、祝う人々です。

銀座会場の様子。

 

引用しますと・・・(少し長いですが)

本展は、キヤノンMJが全国各地の伝統的な祭りを伝承していくことを目的として立ち上げた、日本のまつり探検プロジェクト「まつりと」による企画展です。

キヤノンギャラリーが2023年2月に開設50周年を迎えたことを記念して開催する「キヤノンギャラリー50周年企画展」の第6弾として、キヤノンギャラリー S (品川)、キヤノンギャラリー銀座・大阪の3拠点で順次開催します。

拠点ごとに異なるテーマで開催し、品川は「森羅万象に宿る神々」、銀座では「祈り、舞い、祝う人々」、大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマにした作品を展示します。

いずれも「まつりと」プロジェクトメンバーが実際に訪れた全国150以上の祭りを主な題材にしており、日本の伝統的な祭りの、現代における新たな価値を見出そうとする試みです。

祭りの現場での「不思議」や「驚き」をもとに構成した、まるで民俗博物館のような展示をぜひお楽しみください。

キヤノンギャラリー S では、「森羅万象に宿る神々」をテーマに、日本各地に伝わるさまざまな神や鬼をはじめ、神々とコミュニケーションするために行われる神事、神々の乗り物である神輿や曳山を撮影した作品を展示します。さらに、キヤノンフォトコレクション収蔵作品より、日本を代表する民俗写真家・芳賀日出男氏による作品「日本の民俗」や、秋田県の人形道祖神の実物も展示します。

銀座では「祈り、舞い、祝う人々」をテーマに、さまざまな祈りのかたちや、歴史に根ざした神楽や盆踊り、獅子舞などの様子、また祭りを祝い、喜び、笑い、熱中する人々の姿や感情を写し撮った作品を展示します。

大阪では「小さな村の不思議な祭り」をテーマに、山村や離島で伝承されてきた不思議な祭りに焦点をあて、不思議な姿をしている神様や、独特の衣装、舞踊、儀礼など、都市部から離れた地域に残る文化の多様性と豊かさを写し撮った作品を展示します。

とあります。

 

今回のこの写真展、レジュメというかカタログが無いのが残念ですが、バーチャルな民俗博物館として大変面白い展覧会でした。カタログの代わりと言ってはなんですが、こちらのホームページがとても素晴らしく、このページがずっと残るのなら「バーチャルな民俗博物館」として大変有意義なものだと思います。

 

おまけ

昨日は3月1日ですが、その前日の2月29日はニコンミュージアムが閉館する日でありました。

キヤノンギャラリーSのあるキヤノンタワーはニコンミュージアムのあるインターシティC棟の真向かいにあります。なので見てきました。(笑) 本当に閉まっていました。(爆) 

 

左上の案内にはミュージアムは新本社への移転に伴い閉館し、2024年の秋に新本社ビルでリニューアルオープンすると書いてあります。

 


高砂淳二写真展 「地球と出会う旅」 石巻市博物館

2024年02月08日 | 展覧会

昨日、一昨日と石巻に出かけ、高砂淳二写真展「地球と出会う旅」を石巻市博物館に見に行ってきました。

館内のポスター

建物外観

建物の名前はマルホンまきあーとテラスと言います。経緯を書いたホームページがないので・・・震災で被災した市民会館及び文化センター、文化ホール機能を有する芸術文化センター、博物館機能を有する石巻市博物館を移設(建物は新規ですが機能として)からなる複合文化施設にしたとタクシーの運転手さんに教えてもらいました。マルホンは地元の土建屋の命名権(ネーミングライツ)によるものだそうです。

会場入り口

会場内の高砂淳二の写真をあしらった謎のオブジェで4面あります。場内の写真撮影はこの2点のみ可能です。

 

高砂淳二が学生の頃からずっと好きで、写真集を買ったり、写真展に出かけたりと可能な限りの事をしてきました。今までにもこのブログでいくつか紹介してきました。今回一泊してまで出かけるのは初めての事ですが、地方の人が東京に来て写真展を見る大変さ、楽しさを疑似体験?してきました。(笑)

 

今回電車で出かけましたが、クルマがないとダメですね。石巻は観光地と呼ぶにはちょっと不案内です。ま、効率を求めてはいけないと言うことです。(多分)

 

以下はそんな旅行の写真たちです。

行く日は前日からの雪で計画運休だの何だので都内の電車が動かないのではないかと心配しましたが、無事新幹線にオンタイムで乗れました。写真は福島県ですが、ここ以外はそれほど雪はありませんでした。

写真展を見終わって、街中に戻りホテルにチェックイン。ホテルの人に居酒屋を教えてもらったらここを紹介されました。ホテルのすぐそばで助かりました。昼間はともかく夕方は1℃しかありませんでした。(そうは言っても昼間も3℃くらいでした)

さすがにビールが飲めなくて日本酒で・・・でも刺身。(笑)

こんな店内で、左側は座敷。

メニューには無い鍋で、予約の人たち用だそうです。美味しそうです。セリ鍋です。このお店、一人で入る店ではありませんでした。とにかく量が多いので大人数で宴会用の店です。ハーフとかミニとかがあるのですが、それでも大きいです。

明けて翌日。写真を撮りながら町中をブラブラしてみました。掩体壕のようなバスの車両基地。

飛行機が飛んでいる音がしてうるさいなぁと思いながら歩いていましたが、開けた場所が無く音はすれども姿は見えぬってやつででした。何だろうと思っていたのですが、川原まで来て納得しました。上空の気流が一定じゃないのか、全体に流れるのではなくて一部分が崩れてしまいます。描きたいものの意図は分かるのですが出来上がりはダメでした。ちなみにこれはハートを矢で射抜く絵ですが崩れてしまっています。

意外と前に描いたものが消えずに残っているので、さながら落書きです。(笑)

石ノ森萬画館。前回は6年前。

企画展はパンダコパンダ展。

楽しい展示です。

私の好きなゾートロープもありました。飲み屋のゾートロープはここ。

からの松島。(笑) 写真では分かりませんが、平日、水曜日でしたが結構な人出でした。

瑞巌寺の脇。岩をくり抜いてあります。

福島駅、行きの列車の窓から撮影したものです。

その翌日帰りの列車から撮影したものです。ものすごく降った様な気がしましたが、ご覧のとおりです。驚きです。

 

おまけ

どこの駅か忘れましたが、視線を感じたのでカメラを構えてみると相撃ちか・・・と思いきやややズレている様子。何を撮っていたんだろう? 

 

 


写真展二題 松山優介の作品集『hair ii』蔦屋 代官山 『135(35mm) Film Half Frame Photo Exhibition』ペーパープール 祐天寺

2024年02月04日 | 展覧会

昨日は写真展二題。美容プロフェッショナル業界におけるフォトコンテストで数々の受賞歴をもつ写真家・松山優介の2冊目の作品集『hair ii』の発売を記念した展示を代官山の蔦屋、そして祐天寺にあるペーパープールの『135(35mm) Film Half Frame Photo Exhibition』を見に行って来ました。

1軒目は蔦屋。

松山優介のコーナー。「hair ii」ツーと言うからにはワンがあるはずですが、それは6年前のことでした。前の晩に来れば20時からサイン会だったのですが、良い子は寝る時間だったので諦めました。(笑)

道路を渡った側から蔦屋全体を撮影。

2軒目は祐天寺のペーパープール。なんだかゴーストが酷いことになっています。

左側に能書きが書いてあるのですが、欲張りすぎてよく見えないですね。正面から撮ればよかった。(笑)

店内ギャラリー部分。

赤城耕一さんや写真(飲み)仲間の展示部分。

実物のハーフ判カメラと関連書籍の展示?

昨日はとても暖かく、歩き疲れたので水分補給。(ウソ)

もう一杯。

土日は12時からオープンなのでランチにピザ。

歩き疲れたというのもあって帰りは祐天寺からバスで三軒茶屋へ行き、世田谷線で下高井戸、京王線に乗り継ぎ帰ってきました。

 

おまけ その1

渋谷駅を通りたくなかったので神泉で降り、徒歩で代官山蔦屋、祐天寺ペーパープールと巡って来ました。その途中にあったものを紹介します。

代官山から目黒川に降りてきた所にこんな家がありました。

だからなのでしょうか? 標識の顔が宇宙人になっていました。(笑)

祐天寺の駅のそばまで来ると・・・NANKA-DO 『ナンカ堂』(笑)

で、ペーパープールのそばにある美容院「TALBOT」。ついこういうものに反応してしまいます。このお店の読みは知りませんが、写真でタルボットはカロタイプと呼ばれる写真を発明した人の名です。

 

おまけ その2

行きがけに公園でなが〜いレンズを構えている人がいました。

何をとっているのかと言えば・・・

カワセミなんですが、見えます? こういう時に限ってワイドレンズしか持っていません。(笑)

トリミングしてみました。ボロボロです。

仕方がないのでコンデジの望遠側で撮影して、さらにトリミングしてみました。

 

さらにおまけ

前回の逆バージョン? 世田谷線の車窓から環七を写したものです。つまんない写真です。(爆)

 

 

 

 

 

 


上條正名 写真展「夢の跡 − After the Thrill is Gone」

2024年02月01日 | 展覧会

昨日は上條正名先生の写真展「夢の跡 − After the Thrill is Gone」を見に、高田馬場から少し歩いた所にあるAlt_Mediumに出かけて来ました。

外から見たところ。

ステートメントと写真。

 

上條先生は東京写真大学短期大学部(現・東京工芸大学)を卒業して以降、2013年の退官まで同校で教鞭をとり続けた方です。撮影機材はリンホフテクニカルダン(4x5)、スーパーアンギュロン、ジンマーなどで、レンズは解像力があって且つ軟らかい、けど眠くない(コントラストが低くない)、階調(トーン)が綺麗なシュナイダーの玉(レンズ)が好きと仰っていました。

 

先生は「大地のきらめき」という写真展を1996年にオリンパスギャラリー(当時は新宿5丁目の野村ビル)で開催されていますが、その撮影と並行して今回のような写真を撮影されていたそうです。

 

「夢の跡 − After the Thrill is Gone」というタイトルですが、イーグルスの曲と同じタイトルです。年代的にはそんな年代の先生なのでそうかなとは思って写真展を見ていましたが、直接先生には確認はしていません。写真の被写体がいわゆる廃墟で、イーグルスの曲は恋愛の歌なので直接結びつくわけではないですが、何となく見える風景が重なる気がしました。

 

おまけ

写真展は高田馬場ですが、戸山にある極楽堂にコンタックス用のレンズフード(No.2)を買いに行きたかったので、スタートを早稲田駅(地下鉄東西線)にしました。なのですが、ここから極楽堂に行くのがやや面倒。書くと長いので省きますが、だったら楽しんじゃおうと、ぐるっと大回り、外苑東通りの方から大久保通りに入り極楽堂に向かいました。

早稲田駅が早稲田通りにあって極楽堂は大久保通りにありますがその二つをつなぐ道がメインは夏目坂通り、少し外れて外苑東通りと箱根山通りしかありません。(キッパリ) なので漱石山房通りを通り外苑東通りを目指します。早稲田小学校の前を通って・・・

漱石山房記念館を通り・・・

草間彌生美術館を通り・・・

関孝和の墓があるという石を見て(墓はこのさらに奥の浄輪寺にあります)・・・

焼餅坂の頂上を越え、市谷柳町の交差点を曲がり大久保通りを進めば極楽堂です。

無事レンズフードを購入し写真展会場を目指します。今度は箱根坂通りを通って戸山公園多目的運動広場。

もう一段下って戸山公園。箱根山通りと言いながら、箱根山は団地(正式には?都営戸山ハイツアパート)に阻まれて通りから見ることはできません。

で、諏訪通りに入り学習院女子大学(当日は試験日でした)の前を通り、高田馬場駅を通り写真展会場を目指しました。

 

 


明治のメディア王 小川一眞と写真製版 印刷博物館 住所は文京区水道

2024年01月26日 | 展覧会

昨日は、招待券をいただいたのでTOPPAN小石川本社ビルの中にある印刷博物館に「明治のメディア王 小川一眞と写真製版」を見に行ってきました。

ビルです。

ビルの脇にある看板がわりのオブジェ。

展示会場に通じる通路。

常設展の先に企画展が展示されています。が、ここから先は撮影禁止。

そんな訳で写真は無いので、ランチ。(笑) 向かった先はキッチンタロー。キッチンジローのお兄さんです。(ウソ:笑)

灰皿とピンクの電話が目を惹きますが、シンプルな店内です。

ミックスフライ、写真撮る前にベチャベチャにソースかけちゃった。(笑) 

の後は、隣の隣にある喫茶店。昨日一緒だった人のお父さまがこの喫茶店でお茶してたので、ご一緒しました。(ワオ)

新種の泡の出るお茶です。(笑) 素敵な喫茶店なのにね。

有名な?あかぎ児童遊園のゾウの滑り台を見たり、赤城神社でお参りをしたりして帰路に着きました。

 

肖像から報道、記録など膨大な数の写真たちでした。悪く言えばその時代に他にカメラマンがいなかった。ラッキーな人?でしょうか。(笑) でも、ただ写真が撮れるというだけではなく、写真が上手で良かったです。もちろん「写真は化学」の時代ですから、知識、技術、表現が不可分の時代に撮影、処理、プリント、そして印刷まで手掛けるというのは本当にすごい事だと思います。

 

コロナ直前に平塚市博物館で「平塚南原と小川一真〜写真乾板創世の地」展が開催されましたが、行けば良かったなと思いました。残念です。東京都写真美術館(勤務時代)の岡塚章子が小川一眞のレポート本を上梓していますが、小川一眞に対する理解の一助となるものです。

 

おまけ

行く途中にあった電信柱の看板。喫茶と写真と卓球、全てが同列です。(笑) 部屋とYシャツと私みたいです。(爆)

 

 

 


倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙 世田谷美術館 からの下高井戸 さか本

2024年01月24日 | 展覧会

昨日は倉俣史朗のデザイン―記憶のなかの小宇宙を見に世田谷美術館に行ってきました。

環八(東京都道311号環状八号線)から見える看板。

美術館の入り口付近。

会場入り口。

一番最初の部屋の展示。この4点だけ、ここまでは撮影が可能。

帰りはバスで砧町から上町まで向かい、上町から世田谷線で下高井戸に向かいました。下高井戸から永福までは徒歩で、永福から井の頭線に乗って家まで帰りました。途中の下高井戸で我々の仲間内だけでウワサのそば屋の「さか本」に寄ってきました。(笑)

もうひとつ入り口が・・・

実はこんなに大きなビルの中にあります。なんですが、真ん中に階段を挟んで両側に出入り口がある不思議な店です。

メニューがいっぱい。

階段の下部分の店内。

古いポスターたち。女子のポスターが色あせていたのでちょっといじってみました。

まずはビールで・・・633です。(大瓶っていう事です)

これがウワサのさか本丼です。カツと、エビ天と親子(鶏肉)を卵でとじたものです。(ワオ)

帰りはバスで砧町から上町まで向かい、上町から世田谷線で下高井戸に向かいました。下高井戸から永福までは徒歩で、永福から井の頭線に乗って家まで帰りました。写真は今年の3月で取り壊しになる下高井戸駅前の市場です。

その下高井戸から永福に向かう途中のここは神田川の上です。この辺りに太い道路が無いために、川にフタをして重機を入れて工事をしているそうです。工事が終わったらこのフタをどけて元に戻すそうです。ご苦労様です。

永福町駅前にあるレトロな建物。

 

今更私が何かを語るような人ではありません。どのジャンルにも属さない(ま、必要がない)ある意味不思議な存在のデザイナーです。会場にはミス・ブランチというイスが3脚展示されていましたが、製造年がそれぞれ微妙に異なっていました。それ自体驚くべき事ではないのでしょうが、その時代が異なっても再現性の高さがあるというのが私にとってはちょっとした衝撃でした。美術品ではなくて、工業製品のようです。

 

いつもはクルマでピャーと行ってしまう所ですが・・・というか、公共交通機関を利用して行くにはわりかし不便な場所にあります。なので、いつもは自家用車なのですが、昨日は色々と試してみたくて公共交通機関を利用して美術館に向かいました。

 

さか本丼もどうしてもっていう訳では無く、単に仲間内での流行りみたいなものです。が、楽しいお店でした。

 

おまけ

前回あれだけ世田谷線沿線を練り歩いていたのに一度も見る事がなかった招き猫のラッピング電車。昨日はすれ違いました。前々回にはホームから写真を撮りましたが。

 

河田久雄個展 American Landscape アメリカン・クラシックルアー博物館 平塚

2023年12月25日 | 展覧会

昨日は河田久雄個展 American Landscapeを見に、平塚にあるアメリカン・クラシックルアー博物館 に行って来ました。

建物外観

入り口

会場内 その1

会場内 その2

ご本人です。大瀧詠一の「EACH TIME」のジャケットイラストを手がけたイラストレーターとして有名です。

ここは実は私設のアメリカン・クラシックルアー博物館で、館長の松下文洋さんが40年ほどかけて収集したアメリカン・クラシックルアー約4,000点を展示。種類や年代、会社ごとに分けて飾ってあり、ルアーの魅力やまつわる技術などが紹介されています。

なのでルアーがたくさん。

別コーナー。

昆虫標本のようです。

 

おまけ その1

ルアーだけでなく釣りにまつわるそのほかの物も展示してありました。EVINRUDE(エヴィンルード)(今でも存続している)とJOHNSONの船外機(エンジン)。どれも2気筒2馬力だそうです。

 

おまけ その2

平塚駅から会場まではややありますが、商店街が充実していて道中飽きる事がありません。平塚、いい所でした。また行ってみたいです。

 

吉祥寺駅から平塚駅まで公共交通機関のルートはいくつかありますが、今回は最安を目指してみました。結果、京王井の頭線を使い下北沢駅で小田急線に乗り換え藤沢駅まで行き、JRに乗り換えて平塚駅まで行く、鉄道会社は3つ使いますが、これが最安でした。JRだけで行くのに比べると片道300円違います。往復で600円、お昼代が浮いた気分です。(笑) 小田急恐るべし。(笑)

 


吉永陽一写真展 「空鉄 2023 空撮鉄路日誌」 ニコンプラザ東京 THE GALLERY

2023年12月03日 | 展覧会

昨日はニコンプラザ東京 THE GALLERYに 吉永 陽一 写真展「空鉄 2023 空撮鉄路日誌」を見に行ってきました。

ニコンプラザ入り口のパネル。

写真展会場の入り口。ニコンサロンとTHE GALLERYの照明の色温度がものすごく違う。

会場内の様子その1。

その2。

ご本人です。

 

ここの所大活躍のご様子で、ふげん社や富士フォトギャラリー銀座で個展やグループ展を行っていますが、私が出かけることが出来ず、最近の写真展は足を運ぶことが出来ずにいました。ちなみにこのブログでは2年前のふげん社での写真展が最新の情報です。それも文字だけで(笑)、実際に足を運んだのは同じく3年前の渋谷区文化センターでの写真展「空撮 うつろい」になります。

 

時代が進んでカメラやレンズの性能が向上したからでしょうか、大伸ばしのプリントが何枚かありましたがムリをした感じがありません。スミからスミまでビシッと描写されていました。そんな事もあって非常に緻密な写真なんですが、そうした記録だけではない、飛行機に乗って撮影したからと言ってただ視点が違うだけではない、それらを越えて表現として素敵な写真たちの写真展でした。

 

おまけ

とにかく良い天気で空がスッコ抜けの青空です。これはギャラリーを出て新宿駅方向を見たものですが、小田急デパートが解体され左部分は無くなり、右側もだいぶ低くなってきました。こうなると手前のバス乗り場の屋根のサビがとても美しく目立ちます。

 

スバルビル、明治安田生命ビル(旧明治生命本社ビル)、小田急と建て替えが始まりました。次は京王デパートです。どうなるんでしょう?完成まで生きていられるかな?(笑)


ヨックモックミュージアムからの 権八 南青山、西麻布

2023年10月24日 | 展覧会

昨日は南青山にあるヨックモックミュージアムに出かけて来ました。

建物外観。

入り口付近。

ピカソ「いのちの讃歌」、陶器展です。

ミュージアムに併設されている喫茶店もアーティスティックです。

からの反省会。お店は2002年にブッシュ元大統領と小泉元首相が会談したり、クエンティン・タランティーノ監督の映画「キル・ビル」のシーンのモデルになった『権八』です。地図で見るとミュージアムとこのお店はそうは離れていませんんが、歩くとやはりちょっとある。(笑)

まずはお疲れ様の乾杯。

こんな店内で・・・

こんな料理をいただきました。

お店は時間制、話し足りないので2軒目に行こうと思いながらも全く勝手の分からない西麻布。なので同じ店内の本来ならウエイティングバーでもう一杯。

 

なかなかに文化的な一日でした。

 

おまけ

こんな展覧会を大丸東京でやっていました。私は行けませんでしたが、妻が見に行きました。

で、作者であるキボリノコンノがヨックモックのシガールというお菓子に似せて、木でこれを作ろうという講習をやろうとしています。全然関係の無いふたつですが、ヨックモック繋がりという事で・・・(笑)