先週の事ですがピーター・フォークさんがご逝去されました。
ピーター・フォークといえばコロンボですが、彼が亡くなる少し前に、ハードディスクに溜まったドラマを見ようと、刑事コロンボを見たのでした。たまたまなんですが、不思議なもんです。
その時見たのが、ロンドンの傘というタイトル。コロンボがロンドンに出張に行って、そこでいつもの調子で事件を解決するという物なのですが、例えるなら寅さんがウィーンへ行く『男はつらいよ寅次郎心の旅路』みたいなものでしょうか。えっ?全然違う? そうだろうね、年代が違うしね。
ロンドンといえばバッキンガム宮殿の衛兵の交代式。それをコロンボもお上りさん気分でバシバシ撮影。その時のカメラがアーガスです。弟から借りて来たと言ってました。
演出なのかどうなのか分かりませんが、ニコンFを持った人と並ぶシーンもあります。本来はカメラなんか持たない人なのでしょうが、海外出張となれば話は違ってくるのでしょうね。弟から借りて来たので、アメリカで売れたアーガスが登場したのですね。下衆な話ですが幾らかもらったのでしょうか?
アーガスといえば、最近では忘れてならないのはこちら。そう、ハリー・ポッターの秘密の部屋です。
彼が持っているのは、マッチマチックモデルですね。ま、コロンボはその時のものだから分かるけど、ハリー・ポッターは何故なのでしょう? クラッシックな感じがするからなのでしょうか?
それにしても本当、よく見ました。英語の勉強もこれでずいぶんさせてもらいました。だからといってピーター・フォークのファンかと言われればそれも違います。でも不思議と心に残っています。後はカローラのコマーシャルとかサントリーのコマーシャルに出ていたのを憶えています。サントリーは俳優のイメージとしてのピーター・フォークらしさを、カローラはもろにコロンボとして宣伝をしていました。どちらも不思議と印象に残っていて、どちらも違和感の無いのが素晴らしかったです。
話はちょっとそれますが、同時期にやっていた警部マクロードも好きでした。みんな亡くなってしまいました。
合掌。