らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

パウル・シュミット というよりシュミットハウス 箱根

2023年03月09日 | うんちく・小ネタ

先日の箱根行き、私は久々にパウル・シュミット氏の碑を見ました。で、パウル・シュミットって誰?・・・

2002年(21年前)の本、写真工業出版社から発行された「世界のライカレンズ Part 2」です。その中に・・・

パウル・シュミットの大研究・1 お母さんのライカという記事があります。

パウル・シュミット氏と後ろは駒ケ岳。

ワイドレンズで撮ったため小さく写っていますが、海賊船の後ろの山の形は比べても変わりありません。(当たり前:笑)

碑の写真。

枠はありますが説明パネルは無く、周りの垣根も有りませんが同じです。後ろの木が太くなっているでしょうか。

今の駅伝ミュージアム。

変わりありません。

トリミングしてエンハンスしてみました。文字ね・・・埋めてあるんだ。RESTAURANTの文字の部分はEKIDEN CAFEの看板で隠れています。

自分の記憶に自信がないのです。門というかこのギザギザした壁は覚えている・・・と言いたいけど強い自分が無いです。(笑) バブル前夜まであったと思いたい。(爆)

 

シュミットさんの話ははじめ、写真工業本誌に載っていると思っていました。でも、本が出てきません。結局教えてもらったのですが、別冊でした。それではいくら探しても見つからないわけです。

 

いい話です。簡単に言ってしまうと、シュミットさんの下で(いわゆるシュミット商会で当時のシュミット商店)働いたことのある女性が、0型ライカが復刻される時(この時その女性は95歳)にそれを買うというお話です。なぜ復刻の0型が欲しいのかというと、シュミット商店に勤めていた時に0型を所有していて、戦時中疎開先で食糧を手に入れるために手放してしまったので、再度手にしたいということです。

 

シュミットさんがどんな人かというのは私も資料でしか知りませんが、ライカを日本に紹介した、1896年(明治29年)にライカの代理店を設立した人として写真業界では有名です。(だけじゃない)

 

で、箱根と何がどう繋がるのかといえば、要はシュミットさんが1906年(明治39年)に外国人としては初めて芦ノ湖湖畔に別荘を建てたということです。そしてその跡地は箱根駅伝の往路ゴール地点脇で箱根駅伝ミュージアムとなっているのです。

 

この本が出たのが2002年(平成14年)、女性は95歳とあり、となると1907年(明治40年)生まれ。0型ライカは1923~24年(大正12~13年)の製造(試作機)と言われているので、女性は16~17歳。記事中にも当時このカメラを持っていたのか尋ねるところがありますが、明確な返事はなかったとあります。この女性が入社した頃の写真があり、1926年(昭和元年)のもので女学校を出てすぐの頃で20前だったとあるので、0型ライカでは整合性を欠きます。記事にはお給料をためて買ったとあるので新品だとしたらⅠ型(いわゆるA型)でしょうかね。

 

ま、そんな細かいことはともかく、大昔(今でいうと粗方100年前)にシュミット商店に勤めてライカを買っていた。0型ライカが復刻される時(2001年)に再度ライカを買おうという素晴らしいお話でした。

 

おまけ

15年前に同じ本に載っているパノミゴンについて書いていました。

 

 


祝? アクセス100万越え

2020年03月11日 | うんちく・小ネタ

このブログを始めてからあと少しで12年と10ヶ月。

3月9日、トータル閲覧数があと少しで100万になりそうでした。

その翌日の3月10日、100万を超えていました。

 

100万を超える瞬間や、キリのいい数字を見ることはできませんでしたが、長いことやってきたんだなぁと思った次第です。

 

単に私が好きなもの、こと、あとは飲んだり食ったり、日々のことを備忘録的に書いてきました。人気のある人は100万なんてすぐ行くのでしょうが、私のような低刺激(笑)のブログでも長いことやっていると積み上がるものがあるんだなと。目指すところもゴールもありませんが、これからも楽に趣味を「らくしゅみ」でいきたいと思います。

 

初めてのブログが2007年5月13日でした。


京王多摩センター駅 サンリオ

2018年09月10日 | うんちく・小ネタ

昨日、我々は東京都埋蔵文化財センターに行ってきた訳ですが、その帰り道、駅で電車を待っていたら、なんと駅がサンリオのキャラクターにジャックされているではありませんか。

向かいのホームをぼーっと見ていたのですが、待合室の絵柄がポムポムプリンです。

自動販売機にも。

乗車位置のプレートにも。

上の方を見ると、駅名看板にキティちゃんが。そしてその下のシルエットの飾り板もサンリオのキャラクターです。

行き先の案内板も。

こうなれば時計も。

 

とにかく全て、サンリオのキャラクターで埋め尽くされています。近くにサンリオピューロランドがあるからなんでしょうが、すごいです。我が家も子供を連れて、サンリオピューロランドに行ったことがありますが、でもそれは大昔です。最近では、子供の通っていた音楽教室のコンサートでこの駅に来ています。最近だと思っていましたが、調べてみたら、もう4年も前でした。で、その頃はまだこんな風にはなっていませんでした。調べてみたところ、2016年に完成したとのことでした。


不思議

2016年05月11日 | うんちく・小ネタ

会社に行く途中に色々な花々を見る事ができます。

昨日の通勤途中に撮影したものですが・・・この花、何年か前には白い花でした。昨年から濃いエンジ色が混ざるようになったのですが、それでも白が圧倒的に優位でした。ですが今年はご覧の通りです。最終的には全部エンジ色になっちゃうの?

 

そういうものなのでしょうか?

 

もともとは壁に穴が空いているだけでした。ですが、犬がいっぱいオシッコをしていくので、お花を植えたのでしょう。(間は自分で埋めてね) この場所は毎年豪勢に花が咲くので好きなのですが、どうしてこうなるのか分かりません。犬のオシッコに何か入っているのでしょうか?(笑)


古墳から見た川崎の歴史 宮前市民館 羽生田 純之

2016年03月01日 | うんちく・小ネタ

昨日は川崎市の宮前平に講演を聞きに行ってきました。

開演が18時半なのでまずは腹ごしらえ。(笑) 駅前のフレッシュネスバーガーは・・・

こんな店内で・・・

コーヒーと・・・

チーズドック。

宮前平駅北口。南口から撮れば絵になる駅ですが、忘れてました。ちなみにフレッシュネスバーガーは南口にあります。(爆)

で、長~い坂を登っていくと宮前区の市民館。ここで妻と合流。

タイトルは長いので打ちません。読んでください。(笑)

講演の様子です。

 

何年か前に友人のお母さんを見舞った帰りに、綺麗に整備されている公園を見ました。写真を撮ったと思ったのですが、見つける事が出来ません。ま、それはさておき、要するにその公園が橘樹郡衙の跡地ではないかと言って石碑が立っていました。で、掘り起こしてみたら正倉の跡地である事がわかって、昨年国の史跡に認定されました

 

それを記念しての今回の講演でした。橘樹官衙の直接の話ではありませんでしたが、川崎市にある古墳から、橘樹官衙の成り立ちを紐解いていこうという話でした。ま、答えはないのですが、色々と考えられて楽しいです。それにしても、とにかく先生の記憶力が凄い(先生なんだから当たり前でしょうが)。次から次へと淀みなく出てくる言葉。つい聞き入ってしまいました。

 

宮前平なんて久しぶりです。青春の街?鷺沼、溝の口の次くらいですかね。(結構低い:笑) 何十年と変わらない地形なので何の問題もなく動ける自分に(もちろん街にも)感動です。ま、歴史が苦手な私のこと、元地元だった事と、お見舞いの帰りにそんな公園を見ていなかったら、何の興味も湧かず講演を聞くなんて考えもしなかったと思います。

 

川崎市の教育委員会、文化財ニュースへのリンクです。

 


後藤さんの時計

2016年02月23日 | うんちく・小ネタ

先日のニコンミュージアムの見学会。何が目玉かといえば後藤さんが自ら案内をして下さるという豪華で、有難くも畏れ多い企画でした。もちろん後藤さんだけではなくて、いはらさんや三浦さんといった方々にもご案内いただきました。

カメラとは関係ないのですが、見学が終わって、サイン会やら、写真撮影が済んで、もう帰ろうかという時に後藤さんがいつも身につけている時計を撮影させていただきました。

カメラ・ライフの18号です。(突然:笑)

その中に後藤さんの記事がありました。

ここに、修理時以外はずっと浮気なしだという、と書いてあります。

 

以前、86と呼ばれる車を開発したトヨタ自動車の多田哲哉氏と対談する記事がCar Watchにあったのですが、その時の時計がどうもダイバーズウォッチでは無い模様。それ、と直接分かる写真は無いものの、バンドがグレーだったりと、明らかに違う時計をされていました。

 

で、ニコンミュージアム見学の後にその事を尋ねてみたら、まさにCar Watchの対談の時がそう(修理中)であったと。なんだか胸のつかえが取れました。(笑)


すみません、下らない事をお聞きしまして。


時計は16日、15時7分にあと何秒かでなるところである事が分かります。ツアーが13時スタートだったので、まるまる2時間居たことになります。我々にはあっという間でしたが、2時間の長きにわたるご案内、本当にありがとうございました。


前にも時計の事をここで書きました


やっと来た。 続きで終い

2016年02月18日 | うんちく・小ネタ

先日やっと来た、と書きました、『東京駅開業100周年記念Suica』の振込用紙ですが、実物が一昨日やってまいりました。

スクウェアーな封筒です。

ブレちゃいました。

台紙が付属するのですが、開いたままでした。だから正方形っぽい封筒だったのですね。

中です。

 

本来の発売が2014年の12月20日ですから、1年2ヶ月も経っての入手となりました。JRは儲かったかな?みんながこのまま仕舞い込んでくれたらベスト?


ウルトラセブン ブラックアイスの眼鏡。

2015年04月18日 | うんちく・小ネタ

昨日はバタバタと人が入れ替わり立ち代わりやって来ました。

そんな中にこんな人が・・・

筋金入りのウルトラセブンファンです。

 

昨年の12月から予約を受け付けていたウルトラアイ?ですが、ようやく来たそうです。カッコ良いです。甘利経済再生担当大臣もかけていました。


ドライヤー

2015年04月14日 | うんちく・小ネタ

この間、会社から帰ると洗面台に置いてあるドライヤーが変わっている事に気が付きました。

化け物です。怪物か。

まだ壊れていないのにどうして買い替えるのか分からなかったのですが、理由はこれ。音速を超えるのか?(笑)

 

先日スキーに行った際に泊まったホテルの風呂場に置いてあったそうです。これはイイという事で、商品名を覚えて帰って来て購入したという訳です。男湯には無かった様な気がするのですが、私は何分にも髪が短いのでどんなドライヤーでもすぐ乾いてしまうので、気が付かなかったのかも知れません。ですが、実際に使ってみるとものすごい風量。気が付かない訳はありません。

 

まるでタンカーやツポレフ(例えばTu-95)の二重反転プロペラみたいです。ですが写真を見ると分かる様にプロペラは反転していません。なのに大量の風が出て来ます。不思議です。

 

早く乾くのですが欠点がひとつ。それは風が強過ぎてヒーターを通って来たはずの風が冷たいのです。夏場はオッケーでしょうが冬場はちょっと寒いかもです。ま、大した欠点ではないです。


極薄フラットレンズ

2015年03月09日 | うんちく・小ネタ

色収差の無いレンズの話が急に湧いて来たので、備忘録的にリンクを集めておきました。

この話は私のブログでも以前チョコッと書きました。位相フレネルレンズの話からその様な話になりました。私のブログに書いたものの元はここ。ちなみに上の図はハーバード大学のSEAS(書くの面倒なのでジャンプして)の今年の2月19日のレポートから引っ張って来たものです。

 

それがFUTURUS(フトゥールス)で紹介されたのが3月1日。そして東洋経済オンラインに3月6日に載りました。きっと写真の事なんか考えていないとは思いますが(もっと別の事を考えているという意味です)、写真にも応用されると良いですね。

 

以前のレポートも今回のレポートも同じ人物Federico Capassoです。Federico Capassoとmetamaterialで多重検索をすると沢山出て来ます。

 

 


熊の置物

2014年12月12日 | うんちく・小ネタ

いつも行くメシ屋の置物が増えていました。

カウンターに座る事はあまり無いのですが、この時期いつも以上に混雑していてたまたま座ったら目に付いたという次第です。

 

スケール感全く無視の熊と鮭なのですが、熊の表情が妙に痛いって感じを表していておかしいです。鮭もいつもいつも噛まれているばっかりじゃないんだよってな感じでものすごく怖い表情をしています。(笑)油断して不意を突かれたんでしょうね。(爆)

 

下克上?柔能く剛を制す?窮鼠猫を噛む?大は小を兼ねる・・・は違うか・・・日本人は好きなんでしょうねこういうの。


レイ・ハリーハウゼン逝去

2013年05月09日 | うんちく・小ネタ

ここの所有名人の訃報が続いています。いちいち書いているときりがないのですが、昨日の訃報はこの方、レイ・ハリーハウゼンです。

名前だけ聞くと『誰、それ?』となりますが、ある年齢以上の人なら必ず知っていると思います。

Tokyomater

最近では(そうでもないが)モンスターズインクやカーズ(からスピンアウトのメーターの東京レース)にも名前が出て来るので知っている人もいると思います。

Harryhausen_01

モンスターズインクの中のレストランです。寿司職人のお店の名前がハリーハウゼンといいますが、名前のカメオ出演といったところでしょうか。

Harryhausen_02

この寿司職人タコの格好をしていて手が(足?)6本しかありませんが、これはハリーハウゼンが『水爆と深海の怪物』で作ったタコがやはり6本なところに由来しています。

Harryhausen_03

これらのシーンはDVDではハリーハウゼンというチャプターになっています。

Harryhausen_014

彼女もハリーハウゼンへのオマージュなのでしょうか?

 

シンドバッド七回目の冒険を見ましたね。他にも見ているのですが、私の記憶では何がなんだかごちゃごちゃになっていますね。

 

合掌



豊穣の角

2012年10月01日 | うんちく・小ネタ
いつだったか、どこだったか忘れてしまったのですが、インターネットであちこち見ていた時に、外国のホームページで『豊穣の角』(もちろん英語でね)というタイトルのブログを見ました。


今年のフォトキナの事を表していたのですが、外人は上手い事言うなぁと思いました。簡単にいってしまえばごちそうがいっぱいという事なのですが、魅力的な新製品が沢山発表されて、食料が次から次へと出て来て、食べものに困らないという事と掛けてあります。


豊穣の角は日本で言うとさしずめ打ち出の小槌といったところでしょうか。

Cornucopia
この他にもありますが、この位で勘弁して下さい。(笑) もちろん他意はありません。


しっかり準備されたカタログもありますが、ペラのカタログもあります。(例えば、キャノンとかペンタックス) ペンタックス等はA3の開いたままで、自分で折ってねとの事でした。


豊穣の角風に角の中にカメラを入れたコラージュを作ろうと思ったのだけれども、時間が掛かり過ぎるので断念しました。(笑)