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らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

FUJIFILM Hello GFX 2025 代官山

2025年03月23日 | カメラ

昨日はFUJIFILMのHello GFX 2025というイベントに出かけました。

場所は東急東横線代官山駅の・・・

真ん前が会場です。

新しく発表されたGFX 100RF・・・私のGFX 100Sと並べてみました。大きさが全然違います。

トップカーバーが出来るまでや・・・

アクセサリー等が展示されていました。

ブラックボディーに四角いフード、カッコいいです。

やや上から。

一通り見終わって会場を後にして、せっかくの代官山なのでFoto:Mutoriへ・・・ですが、14時開店だそうで・・・(笑)

結局渋谷まで歩いて戻って昼食にラーメン、昨日は暑かったのでビールをいただきました。

 

CP+に行ったのにそこでは新しいカメラを発表するなんておくびにも出さずにいました。戦略といえばそうなんでしょうけど。

レンズ交換はできませんがその分全体が抜群に小さいです。(センサーサイズの割には) フジのホームページを見てみるとレンズは12年前に発売になったソニーのRX1を思い出させるもので、一番後ろのレンズがとても大きいのがわかります。(ちなみにレンズ構成は似ていない:笑)

 

35mm(換算28mm)が常用レンズの人には大変軽量コンパクトな、持ち出すのに抵抗のないカメラだと思いました。

 

おまけ

はじめ、会場が代官山と聞いて、ああ、蔦屋のエリアにある北村寫眞機店の所ね、と思ったのが間違いの始まり。北村寫眞機店は2019年に閉店しています。で、到着してみたらFUJIFILM「愛おしさを哲学する写真機店」と情緒的な店名になっていました。中に入ってみたらFUJIFILMなのですが、GFX 100RFは無く、ここじゃないのかな?と思いました。聞けば代官山の駅前が会場だと教えていただきました。何かと失礼しました。

 

だからと言うわけでもないのですが、佐藤健寿さんのトークショーを聴き逃しました。2年前に展覧会を見て、彼のトークショーでもあれば聞いてみたいと思っていました。なんですが、家の用事でモタモタし、会場を間違うという体たらく。トークは聞き逃すし、Foto:Mutoriは14時開店で開店までの時間を持て余すしでダメダメな日でした。

 

これらの失敗の元はひとえに渋谷駅を使いたくない、これに尽きます。行きは神泉駅から行き・・・多分渋谷駅をウロウロしているより楽しいし時間もそんなに変わらない。(と思いたい:笑) でも会場が代官山駅前だと分かっていれば渋谷駅も我慢したのに・・・

 

ダメダメはこれで終わらない、次の日も。

 

 


アメリカからBOBがやって来た(敬称略) ニコンミュージアム 品川区西大井

2025年03月08日 | カメラ

昨日はニコンミュージアムに行ってきました。

2024年7月、ニコン本社は東京都港区港南から東京都品川区西大井に移転しました。私は移転してから初の訪問です。

ニコンミュージアム入り口

BOBさんです。

S4、品川時代はブラックだったボディーががシルバーになっていました。S4はブラックボディーは無いと言われていましたが、ミュージアムには展示してありました。みんなアレを見て色めき立ったのですが、会社の先輩曰く「あんなものはいくらでも出来る、だってカバーを他のボディーのものと変えるだけだから。」だそうです。どうなんでしょう?反響が大きかったので元に戻したのか。

私の好物、フィッシュアイたち。

ひと通り見終わって再び外へ出て、レンズキャップを模したマンホールの蓋探し。(笑) 2種類あるのですがそのうちのひとつ。

からのランチ。西大井の駅の近くのカレー屋さん。

わたしだけビール。(笑)

セットメニューですが、ナンをチーズナンに変更しました。

 

昨年の2月にデパート松屋で開催されている第50回世界の中古カメラ市 に出かけた時にBOBさんと会いました。そうしたら今年も会おうというのです。で、中古カメラ市の辺りは都合が悪いと伝えたら、ならばニコンミュージアムで会おうとなり、出かけてきました。私も西大井に移転後初の訪問です。もうひとりやはり昨年知己を得た方が来てくれました。その方は以前百合ヶ丘にある轍という喫茶店にご自身の自転車を展示していた人でもあります。

 

ミュージアムは色々とリニューアルされていて、特にプロトタイプの展示がとても興味深かったです。ここのミュージアムの残念な点はカメラに上から光が降り注ぐように照明がされていて正面からの明かりがありません。なので細かい部分やレンズを外したボディーの中など窪んだところはよくは見えません。なので今度は懐中電灯を持って行きたいと思います。(笑)

 

おまけ

私が2.1cm好きなのはあちこちに書き散らかしているので(このブログ内で2.1cmで検索してみてください)ご存知でしょうが、今回も見てきました。なんですが、レンズナンバーが上から読んでも下から読んでも226622(笑)なこのレンズ、Fに装着するのはもったいない。(意味不明)

 

実はニコマートなどはミラーボックスの底に電池を入れる所があって、そこはカメラの底からアクセスするのではなくミラーアップをしてボディーマウントの側(ボディー前面っていうこと)からアクセスします。そして、そこに蓋があるのですが、その蓋が干渉してレンズを装着することが出来ません。そこで改良型が(レンズの番号でいうと225001番以降)出ました。というわけで、この写真に写っているレンズはニコマート系に装着してあるとなお一層良いです。(笑) こんなふうになります。


CP+2025

2025年02月28日 | カメラ

昨日はCP+2025に出かけて来ました。前回はこちら。

昨年とはうって変わっていい天気でした。

会場入ってすぐの右手にあるのがコシナ。いくつか新製品がありましたが、面白いなと思ったのはPORTRAIT HELIAR 75mm F1.8。球面収差を自分でコントロールできるリングがついています。

その隣がパナソニックでさらに隣がタムロン。(笑)

なんとゴジラがディスプレイされています。上の文字を見るとまるでフジとソニーが戦っているようです。(笑)

いわゆるカメラメーカーではない会社の展示もありました。これはレジのレシートの用紙(感熱紙)にプリントするプリンター一体型カメラです。

こんなカメラ(8mm)持ってくる人いるの?な人です。(笑)

会場内で知り合いに会いましたが、ほとんどが展示社の方々たちで我々のような見学者はあんなカメラを持った人だけでした。なのでその人とランチ。

フルサイズのカメラで料理を斜めから撮ると料理全体にはピントがきません。でも、だからって一番手前にピントを合わせなくてもいいのに・・・優秀なカメラです。(笑)

で、飲んじゃいました。

新製品がCP+に合わせるように各社発表されていました。OM-3、LUMIX S1RII、写真のSigma BFなどなど賑やかではありましたが、ご覧の通り人がすごく並んでいて、この写真のメーカーに限らず触るまでとても時間がかかります。シグマはさらにこの円筒の中に入らないと見ることができないので、ただ見る(触らなくてもいい)ということができない残念な展示でした。

 

毎度毎度のことですが、動画のライブ配信はなんとかしてもらいたいものです。ひとりでいきなり大きな声で普段の会話とは違う口調で喋り出してビックリさせられるし、気持ち悪いし、同じ場所でずーっと動かないし、なんなら三脚立てちゃうし・・・インフルエンサーの方がフットワークが軽く余程スマートです。(多分)

 

 

 

 

 

 


修理あがりのCANON PowerShot G7 X Mark III 再修理? どうしよう?

2024年12月01日 | カメラ

いつも使っているCANONのPowerShot G7 X Mark III。今年のいつからだろう? 決定的に悪くはないのだけど何となく動作がおかしい。病気じゃないけど不定愁訴みたいな状況になりました。今までは次の製品が出るとそれに買い換えていましたが、ちょうどやれてくるタイミングとうまくマッチしていました。なので、次の製品(新製品)はありませんが、同じモノに今回も買い換えようかと思案していました。けれど昨今の半導体事情のせい? ディスコンになっている訳では無いけど、新品の入荷は未定で、予約も受け付けないという変な状況になっている。となれば快適に使うには修理しか手が無いわけで、仕方なく修理に出しました。

 

で、修理が上がってきたのが8月の末のこと。レンズも綺麗になって、コスメも・・・元からそんなにはやれてはいなかったのですが、ラバーが剥がれてきていたので交換してもらってとても良い状態になりました。ところが次の日・・・

レンズバリアが開かなくなりました。(ここに書きました)

そして、前にも書いた通り、こんなふうに写ります。(笑)

 

写真は無いのですが、オイルのようなものがベッタリとレンズバリアのところについていました。その時にね、そのまま持ち込めば良かったのですよ、再修理で。で、自分の悪い癖で、それを拭き取ってしまったのです。ま、良かれと思って、大したことはないと、多少のことはあるだろうと・・・だから写真は無いのですが・・・痛恨のミスです。

 

で、そのまま使っていたのですが、やはりバリアが開き切らない時が多々あるのです。で、修理に持って行って再度お願いしました。

 

で、ややあって、「これはらくしゅみさんが悪い。」と。再度修理するならもう一度お金を払えと、返事が来ました。私は「え〜そんなバカな〜」です。

 

3秒ほど考えましたが(笑)、今年は年初より運勢が悪い。(爆) なので、再修理はせずに捨てることにしました。もう一度お金を払うくらいなら新しいカメラの購入に回した方が良いし、悪い縁は切るに限ります。

 

ただ腹立たしいことがいくつかあって、たとえば液晶ユニットのヒンジを予防的に交換してくれたのですが、液晶は映らなくなって帰ってきました。しかも「ご指摘」の欄に液晶が表示されないと記入されていました。私が再修理に出した時は映っていたし、再修理の受付表にもそんな記入はありません。とか、バッテリーが水濡れの可能性があるのでご使用をお控え下さいとか・・・はあ?なことばかりです。

 

最近はコントロールリングが重くなって、シャリシャリいいながら回っています。(笑) 中、開けてみたいなぁ。オイルベッタリで固まってきているんだろうなぁ。バッテリーの方にも濡らしちゃったのかなぁ?

ちなみに、カメラの液晶は消えていますが、HDMIケーブルでテレビに繋ぐと映ります。(笑) 

モニターを持って歩くか。(笑)

もちろん撮影もできます。

 

「捨てる」と書きましたが、バリアが引っ掛かるのと液晶が映らない、それだけなんです。このままフリマに出すかな? 本当は組み立てやってる人が修理してくれると嬉しいんだけどな。こうなると思ったんだよ、だから買い直したかったのに・・・

 

そうこうしていると富士フイルムからX-M5というカメラが発表されてもう間も無く発売されることとなりました。そう、こんなので良いの。センサーがAPS-Cだけど許す。(笑) キヤノンからも似たようなのが出るのかな?

ニコンからDLが発売されていたらなぁ・・・発売中止になっちゃった・・・6.7mmスタートのレンズ・・・フォーサーズからマイクロフォーサーズみたいにニコン1をショートフランジバックにして再発・・・するわけないか。

ソニーのRX100の開放での周辺の写りはこんなレンズで、しかもプログラムが開放を勧めてくるという仕様で、シャッタースピードを稼ぐため、それはそうなんだけどこのレンズでそれはあり得ない。DLが発売されたら即買い替えようと思っていたのに・・・

 

後年、RX100は譲りましたが、その前にオーバーホールに出しました。液晶のガラスはコーティングがボロボロに剥がれ、ボディーのエッジもハゲハゲで、フロントのレンズ周りの銘板は買ってすぐに凹むような代物でした。コスメはそのままでしたが、液晶だけとても綺麗になって帰ってきました。ソニーは内容に関わらず修理は一律35,000円だったかな? その代わりごっそり取り替える方式でした。

 

それに比べたらキヤノンは液晶のガラスは何年経ってもキレイだし、フロントの銘板も凹まないし、レンズバリアも不安だったけどきちんと動くし、ラバーも、ボディのエッジも剥げもしないし、凹まないしいつまでも新品気分でいられました。しかもレンズは開放から良く写る。プログラムでも何の不安も無く使えます。

 

惜しいなぁ・・・

 

 

 

 

 


第4回上野クラシックカメラ博

2024年11月19日 | カメラ

昨日は上野松坂屋で開催されている上野クラシックカメラ博に出かけて来ました。今年は9月に銀座で行われた第51回世界の中古カメラ市には出かけなかったので、いわゆる中古カメラの展示会は2月の第50回世界の中古カメラ市以来久しぶりです。ちなみに昨年の上野クラシックカメラ博はこちら

表のポスター。隣のポスターも去年と同じフェアーのポスターです。

最終日の1日前ですが、ショーケースも客もまばらです。

 

何だかんだと忙しいのと、ちょっと気力が萎えてきたというか中古カメラに魅力を感じなくなってきたので今回も出かけるのをやめようかと思っていました。ですが、昨日は都心に出る用があったので、その後に寄ってみようと思いました。

 

結果はご覧の通りですが、妻も一緒だったのでデパートの食品売り場で美味しいものを買って帰りました。デパートの正しい使い方だと思います。(笑)

 


Watt mann Cameraに初めて行ってみた

2024年11月07日 | カメラ

昨日は10月にオープンしたばかりのWatt mann Cameraに初めて行ってみました。

場所は吉祥寺コピスの2階です。

たくさんあります。

さもしい私はつい価格を見てしまい、驚愕してしまいます。まあ、中古だから、価格が上がるというのは骨董品としてのソレですね。(意味不明) 決して「こんなものに・・・(以下自粛)」 隣のT2もそこそこすごい価格です。

これぐらいがオモチャとしてはリーズナブルかと思います。

子供の頃カタログを眺めては欲しいなーとずっと思っていて、ペンタックス全盛の時代に初めてかっこいいと思ったカメラです。とてもキレイです。

F-1もとてもキレイでした。同じ人が所有していたのでしょうか?

 

今年の10月にコピスという商業ビルの中にオープンしました。アウトドアショップもあるのですが、およそ男(ましてやジジイ)がひとりで行くようなビルではありません。なので今まで行ったことがありませんでした。が、今回買い物でコピスに行きました。お目当てのものは見つかりませんでしたが、ここまで来たらカメラを見て行こうと思った次第です。所々高価格品がありますが、ジャンク品が多い印象です。

 

同じフロアーの反対側にHMVがあるのでライフスタイルかなと思わなくは無いですが、女性の下着が大々的にディスプレイされているフロアーでもあります。(笑) でも、妻がこんな店があるよと教えてくれて、なんでも買い取ってくれるってよ、売ってきたら? とのたまうのです。(笑) そっか、狙いはコレかと得心しました。(爆)

 

おまけ

帰り道にいつもと違う所を通ったらアサガオが咲いていました。(ワオ!)

 


荻窪 カメラのさくらや。

2024年10月23日 | カメラ

昨日は、荻窪にあるカメラのさくらやに行きました。

外からの写真を撮り忘れたので店内。

ペンタ67用のマグニファイヤーのデッドストック品(新品)を買いました。

こんなヤツです。

全体を見る時はマグニファイヤーを跳ね上げて使います。

 

荻窪のカメラのさくらやには、何も買わないのに(笑)割とよく行っていて、以前からマグニファイヤーがあるのは知っていて気になっていたのですが、自分はフィルムカメラは当分使わないだろうな〜ぁと思っていたので購入しないでいました。ま、今更ペンタ67を使う人もいないから売り切れたりしないだろうとも思っていたのですが・・・(ゴメン) ちなみに以前の写真はこのブログではここにあります。

 

で、なぜ購入に至ったかといえば・・・話せば長いこと・・・でもなく、要は同じ大学出身の人がお勤めで、その人と知り合ったからで、それならば前々から欲しいと思っていたマグニファイヤーを購入しようと思った次第です。理由になっていないかもしれませんが、きっかけとはそうしたものだと思います。これでペンタ67を使うようになるのかなぁ?(笑) きっかけってね・・・歳なんでしょうかね?このマグニファイヤーがないとおよそピントが合う気がしません。

 

その人とどこで知り合ったかといえば、私の恩師である内藤明先生の写真展「moment」のオープニングパーティーに出かけた時です。で、その時マグニファイヤーの話をして、ならばと思ってお店に出かけてきたのでした。


修理あがりのPowerShot G7 X Mark III

2024年08月30日 | カメラ

やはりダメでした。やはりは言い過ぎですか。

レンズバリアが開かない・・・

 

正確には修理品を受け取った時は問題ありませんでした。その場で確認してちゃんと開きました。なんですが、翌日電源を入れたらオイルがベッタリ染み出していて粘っていて開きませんでした。その写真を撮っておけばよかった・・・先に掃除してしまいました。(笑)

 

が、素人の掃除では写真の通りこの辺で一旦止まってしまいます。しばらくするとジワーッと開いていくのですが・・・だから買い替えたかったんだよなぁ。余分なオイルを拭き取ってフッ素塗るんじゃないのかな?


FUJIFILM X-T5とフジノンレンズXF8mmF3.5 R WR

2024年04月20日 | カメラ

昨年末、『最近の私のこのブログで使われているレンズ・・・超広角だな〜と思う写真はアレとコレで撮影されています。(笑)』と書きました。アレはその時書いたキヤノンのRF10-20mm F4 L IS STMのことでした。

そしてコレとは富士フイルムのフジノンレンズ XF8mmF3.5 R WRのことです。最新のボディーX-T5に装着してあります。

もう一枚、レンズ正面から。昨年の6月にデモを見せてもらい、コレは買わねばと思ったのでした。で、発売日当日(6月29日)にやって来ました。そして、早速ゴールデン街武蔵新城川崎大師などで使用しました。

ボディーのみの写真です。自分ははじめX-T10を使っていた(ここにチラッと写っている)のですが、X-T2を新たに購入する会社の同僚がそれまで使っていたX-T1を譲ってくれるというので私のX-T10は別の所に行きました。ここでそのX-T1は触らせてもらっています。10年前なんですね。(笑)

初代から2、3、4を飛ばしていきなり最新モデルになったので気になるところがいくつかあったので思い付くままに書いてみたいと思います。まずは初代と最新型を並べてみました。全体的な雰囲気は一貫して保たれていますが、こうしてみると結構違います。一番は肩がいかっている事でしょうか。テーパーが無くなり、肩のラインも上がって、全体に四角張った感じです。ですが、ファインダー部の形状を見ると分かるようにロゴの上の部分が圧縮されたように見え、結果幅、高さの寸法の数値はほぼ一緒です。

正面やや斜め上から見たところです。

上から見たところで、上(奥)がX-T5です。ここも全体の雰囲気は一緒です。グリップはX-T1で外側に丸く膨らみを持たせていたのが、X-T5ではそれが弱くなりくの字型にシャッターボタンの先まで伸びています。またグリップの上部は少し削られている格好になり、前側のダイヤルに自然に指が掛かるようになって、指の先でも関節の辺りでもどちらでも回しやすいようになっています。

もう一枚、左がX-T5です。感度設定ダイヤルが大きくなったでしょうか。

これは同僚のX-T2です。X-T1を踏襲したデザインです。

上から。

これは知り合いのカメラマンのX-T4。X-T3を持っている人がいないので写真は無いですが、X-T1からX-T3まであったボディー上部の両肩のテーパー、X-T4からテーパーが無くなりスクエアな感じになりました。

上から。

23mm付きです。

X-T4の下にはグリップのための接点があります。

グリップ側の接点。そんなに高機能なグリップだったかなぁと思わせる立派な、そして数の多い接点です。

X-T4を後ろから見たところ。

右肩。測光方式の選択をするダイヤルだったところが静止画と動画の切り替えになっています。(4から)

左肩。X-T3から右も左もダイヤルにテーパーがついて、上側がすぼまっています。高級感を出そうとしたのでしょうか? でもX-T5で先祖返りしました。それもあって肩のテーパーが無い事と合わせて全体的に直線的なスクエアな感じが増しています。デザインというよりは単にコストダウンでしょうか?

 

10年似たようなデザインでシリーズを育ててきました。一番の大きな変化は手振れ補正の機構が載ったことでしょうか。まだまだ小さく出来なかった、特に厚みに影響を与えるメカでした。その意味でデザインにも影響を及ぼしX-T4は奥行き方向に大きく、そして重くなりました。写真が全くありませんが(笑)、奥行きの寸法で大きな変化があったのはX-T2からX-T3になった時で、約1cm近く数値が大きくなっています。実際はボディーが厚くなったのではなくてグリップだったりアイカップが後ろに飛び出たりして数値が大きく変わりました。

 

カタログの寸法のところの奥行きに(最薄部: 37.9mm)という記載があります。この数値はデビューの頃からあまり変わらず、(実際はX-T1から4.5mm、X-T2、3から2.5mm増えている)この事は軍艦部のことを指すものと思われ、上から見た感じに違和感はありません。横から見た時に液晶部分にかけてボディラインが膨らんでゆき、メタボな体型になっています。工夫された上手い処理だと思います。他社、例えばS社などはマウント部分のオレンジのリングの厚みを変えてボディーの厚みの変化を感じさせない数値となっています。それはL社も一緒です。

 

X-T1の時に華奢に感じたストラップを通す三角環もX-T2からかな?プラスチックのパーツが添えられるようになりました。重くなったからでしょうか? レンズの事を考えると誤差だと思うのですが、ユーザーにとっては安心材料です。ダイヤルのテーパーはどうでしょうか? 単にデザインだったのでしょうか、それとも機能でこうなったのでしょうか。我々がそれを知る由はないのでしょうが、いつの時代もコストとのせめぎ合いですが、押さえるべき点はしっかりと押さえて、貧乏臭くならない程度にコストダウンを図っていただきたいです。

 

X-T1と比べるのは内容、出来る事を考えると次元が異なるので酷ですが、X-T5は十分コンパクトで軽量なカメラと言えます。今回8mmが発売になって、非常に持ち出しやすいカメラになっています。以前FUJINON ASPHERICAL LENS Nano-GI XF 8-16mm 1:2.8 R LM WRが発売になった時に同僚が購入し、それを短時間借りました。私の好みの焦点距離のレンズなんですが、広角レンズにしてはF2.8という大口径レンズで大きいです。で、今回のXF8mmF3.5 R WRは小型でサイズ感はグッドです。なんですが(笑)、やはり短か過ぎます。(爆) 写真を見てもらえば分かりますが、被写体が遠いです。ま、特徴的ともいえますが、もう少し長いレンズも欲しいのです。なので、8-16mmの小型のレンズを希望します。

 

 

 

 

 


MINOLTA DYNAX 9を譲りました・・・そのときの気づき

2024年03月27日 | カメラ

先日、MINOLTA DYNAX 9を飲み仲間に譲りました。

なぜか我が家にミノルタのカメラがあったのです。(笑) 多分何かにくっついてきたのだと思うのですが、全く記憶にございません。そんな訳でミノルタン(ミノルタ好きの人の意)に譲りました。

で、カメラの中にこんなものが入っていました。

で、思い出したのはニコンのカメラたち。上からF3、EM、DYNAX9。シャッター幕を保護するために新品のカメラにはついています。

ちょっと並び替えてみました。(笑)

もう一枚。EMの写り込みが少ないかな。

ニコンだけにしてみました。

F3の・・・

EMの・・・

 

このシャッター幕の保護?どのメーカーが一番最初なのかは知りません。ニコン以外で見たのも初めてです。(新品で買ったものがニコンしかないということ) で、ある時教えていただいたのですが、ニコンはなぜ透明のものと白いものの二種類があるのかを。答えは、初めは透明だったそうです。ですが、ある時その透明のカバーをそのままにフィルムを装填して撮影した人がいたとかで、白く(透明じゃなく)したそうです。(驚)

 

ミノルタは透明ではない上に、材質は紙です。これで十分っていう事ですね。

 

ま、まさかな話ですが、事故ってそういう事ですものね。ご苦労様です。

 

ちなみにDYNAX(ダイナックス)はα(アルファ)のヨーロッパでのブランド名です。北米はMAXXUM(マクサム)です。中にドイツのお店の判を押した保証書が入っていました。そのお店は今でもあって、Foto + Digital Gressung GmbHと言いますが今年で創業120周年だそうです。

 

 


CP+2024

2024年02月23日 | カメラ

昨日はCP+2024に出かけて来ました。前回はこちら。

着いた頃はあいにくの雨。霧雨ですが。

プラレールの展示があると聞いてはいましたが、まさかこんなスケールで来るとは思いませんでした。

CP+の2日前に開催されたフジのX Summit TOKYO 2024で発表されたX100VI。人がたくさん並んでいて、時間がかかりそうだったので脇から撮影したので、こんな写真しか撮れませんでした。

色々とありましたが、私が興味を惹かれたのはキヤノンのこちらの製品。特に002は良さげです。

同じくキヤノンの「シン・ヴァーチャル公演体験」のコーナーですが、側から見たこの不思議な感じがたまらないです。

いつもの飲み仲間ですが(笑)、昨日はいつもより多くの人に会いました。

なので、みんなで一緒にランチをしました。で、飲んじゃいました。(笑)

クワトロフォルマッジ。いつもならハードロックですが、今回はカプリチョーザです。昨年のCP+ではHRCに行きませんでしたが、PHOTO NEXTで行きました。(どうでもいい)

 

オリンピックイヤーですが、ソニーのα9 III、新製品ですが既にほぼ1ヶ月前に発売となって、既に購入された方から見せていただいているので・・・他社は現行の製品で間に合うようです。(笑) 望遠レンズも500mmがシグマから発表されましたが・・・世の中は動画にシフトしているのでしょうかね・・・

 

プラレール、川越のコエド芋パークなど集客のための努力もされていていい事だと思います。苦言としては、前にも書いたかもですが、動画で新製品を紹介するのはできればやめていただきたいです。そこを撮るのは構いませんが、適当なところで退いて、インサートで使うとかして、ライブ配信はやめてもらいたいです。動画のプレスデー、あるいはプレスタイムがあるといいですね。

 

おまけ

アジアンMFレンズ・ベストセレクションの先行販売があるというので購入して来ました。著者ご本人からサインをいただきました。

澤村徹さんご本人です。

 


第50回世界の中古カメラ市 松屋 銀座 アメリカからBOBがやって来た (敬称略)

2024年02月19日 | カメラ

昨日は銀座にあるデパート松屋で開催されている第50回世界の中古カメラ市 に出かけてきました。前回は昨年の9月でした。

3日目、オープン直後ですが、日曜日にも関わらず空いています。

恒例の写真展。

前回もありましたホロゴン、昨年より若干安くなっていますがそれでも安定の価格です。が、よく見ると昨年と同じレンズ番号。前回売れなかったので価格を下げてきたということでしょうか。税抜きで50万円のプライスダウンです。

いつも行く飲み屋の常連さんにたくさん会いました。(笑) なんとガラガラで10,000円を当てていました。私はいつも最終日に行ってしまうのでガラガラが出来ないという事態に毎回陥ってしまうのですが、昨日は出来ました。ですが、結果はハズレで、ウエットティッシュをいただきました。(チェッ)

いつも登場する私の友人ですが、ライカのM11を見せています。てなものを持っているのにまだ何か買おうとしている・・・その姿勢や良しです。(笑)

彼は名古屋に帰る前にチラッと顔を出しに来たそうです。まだ高校生なのでお金はママなりません。見るだけです。

実は昨日はフェイスブック繋がりの友人と会う約束をしていました。割とよくある話かと思うのですが、相手はなんとアメリカからやって来るのです。(スゴイ) 彼はカメラも集めていますが、自転車も集めている? いくつか所有しています。(笑)

アメリカからやって来た彼はBOBといいますが、その友人たちとも知己を得る事となりました。で、お持ちのカメラを見せていただきました。この方はニコンのコレクターです。(だけじゃなさそうですが、メインは)

もうひとつ、S2にフジノンの5cm F2が装着されています。BOBさん曰く、このレンズは滲み(ハロ)がキレイと言っていました。

 

もうお一方はニコンにお勤めだそうですが、カメラは興味無いそうです。(笑) BOBさんとは自転車繋がりだそうです。

で、ランチを食べようということになりましたが、お昼時で中古カメラ市会場と同じフロアーにある食事処はどこも行列ができていました。が、ここ鰻屋だけは行列ができていない。外に出ようかとの話もありましたが、うろうろするのがオチなので鰻屋にイン。

 

大変美味しかったです。ウナギ、久しぶりに食べました。いつもは土用の丑の日の前後に食べているのですが、昨年の写真がありませんでした。このブログでうなぎが写っているエントリーは2年前が一番新しいです。(笑) その位うなぎは食べていないです。(十分です) ちなみに昨年の6月に知り合いのカメラマン、大学の後輩の3人で鰻屋に行きましたが何も残っていません。(爆) なので、昨年は2回です。(多分)

 

昨年、「35mm判オールドレンズの最高峰4 オールドレンズの始祖 50mm f3.5 標準レンズ」発売記念写真展に出かけ、同名の本を買ったことをSNSにアップしたところ、BOBさんから自分の分も買って欲しいとリクエストが来ました。ま、そこがスタートでした。日本から海外に本一冊送るのも大変だし、向こうから送金するのも大変。悪い事をする人がたくさんいると世の中が不便になりますね。

 

 


NIKKOR-O 2.1cm F4 にまつわる由無し事 番外編 ニコン SP

2024年01月05日 | カメラ

NIKKOR-O 2.1cm F4 について色々と書いてきましたが、今回は番外編。

お借りしたカメラとレンズ。レンズについては「NIKKOR-O 2.1cm F4 にまつわる由無し事」として書いてきましたが、番外編はボディー。

但し書きとしては、私が借りたボディーはその貸してくださった方のお知り合いの新聞社の方からの譲渡品であるという事です。

ボディーはSPというモデルですが、まずは正面から。私のボディーは上で、フィート表示です。下のボディーが借りた物ですがメートル表示です。それとセルフタイマーのレバーのデザインが異なります。

上から見たもの。上にあるのが借りたボディーです。パッと見て分かるのはシャッターダイヤル、巻上げレバー、フィルムカウンターのカバーのデザイン等が異なっています。

もう一枚。

底蓋。下にあるのが借りものです。

感度のダイヤル部のアップ。右が借り物で10から400まで、左の私のボディーは25から1600まであります。

借りたボディーの巻上げレバー。

私のボディーの巻上げレバー。

年代的には合っているような気もしますが、ボディーと底蓋?フィルムバックとのヤれ具合が異なるのが気になります。

パテントナンバー、ユーティリティー・モデルナンバーが刻まれています。

シャッター幕がチタン製です。

レンズ正面から、左が借り物のレンズです。見えませんがロックレバーの位置が3時のところになるように置いたものです。銘板の位置が揃っていません。

1:4が12時に来るように揃えて撮影したものです。

レンズをカメラに装着して無限遠にセットしたもの。右が私のでメートル、左が借り物でフィート表示です。

右のメートルのものは5(メートル)の数字が赤くなっていますが、フィートのものの15は特に何もありません。今まで見てきたレンズにこうした赤い文字を見た記憶が無いのですが・・・前の所有者が自分で入れたのでしょうか?

フィート表示のレンズにはLENS MADE IN JAPAN PAT. PEND.の刻印があり、輸出ものであることが窺われます。メートル表示のレンズにはこの刻印はありません。

リアキャップ。これは私のですが、3L 3Wの文字が見えます。

フロントキャップの表。

フロントキャップの裏側。こんなところにもPAT. PENDINGの文字があり、こちらも輸出ものであることが窺われます。ずっとこのレンズと一緒だったのでしょう。

 

考察

と言う程のものではないですが・・・借りたほうのボディーは全体のデザインやチタン幕のシャッターから再生産ボディーだと思われます。そして(ですが?)理由は分かりませんがSPには無用と思われる、Tと1000の間に銀色のピンがあるシャッターダイヤルがセットされています。それともなんでもないボディーにニコンFのパーツを取り付けたのか・・・元の所有者が新聞社に勤めていたというのがそれを可能にしそうです。これを貸してくださった方の話では改造品だとのことですが・・・それと、裏蓋もボディーとヤれ具合が違うので別物かなぁ?と

 

その昔、報道関係には色々と改造を施してきた経緯があるので、オリジナルとはなんぞや? ではあるのですが、それも含めて色々と想像を巡らすのはとても楽しいです。貴重なボディーとレンズを貸してくださいまして、大変ありがとうございました。


第3回上野クラシックカメラ博

2023年11月22日 | カメラ

昨日は上野松坂屋で開催されている上野クラシックカメラ博に出かけて来ました。こうした催事に出かけたのは、前回は銀座の松屋でした。

表にあるポスター。

入り口。

周ノクチの発売予告。ライカノクティルックス50mm F1.2の復刻で、本家より若干性能が良いとの事です。(笑)

DM

 

会期の最終日で午前のデパート、写真の通りカメラ博に客はほぼゼロです。ショーケースはスカスカでそれなりに売れたんだと判断しますが、お客が少ないのはやはり寂しいです。

 

おまけ

昭和レトロなデパートですが、階段、デザインもさる事ながら、このマーブルが素敵です。


第49回世界の中古カメラ市 松屋 銀座

2023年09月07日 | カメラ

昨日は銀座にあるデパート松屋で開催されている第49回世界の中古カメラ市 に出かけてきました。はい、最終日です。ちなみに昨年はこちら。昨年は47回で、今年の2月の48回はパスした模様です。記憶にございません。(笑) ちなみに池袋のクラシックカメラ博は今年の5月でした。

最終日なので?ガラガラ。

目ぼしいものは売れてしまったのでしょう、超高価なものが残っています。1,210万円(ワオ!)、あまりの高さにビビってブレてしまいました。(笑)

Mマウントのホロゴンですが安く感じます。(ウソ) この他にもキヤノンの24mm F1.4とかものすごい値段でした。

こちらも恒例となった写真展。

別角度から。

もう一枚。

 

いつだったかと同じ間違いをしてしまいました。お店からDMが来ました。実はそれが抽選券になるのですが、最終日は抽選やらないんです。(笑) 最終日の一日前までなんです。

 

大物を買いませんでしたが、ゆっくり見られるのは良い事です。ゆっくりといえば参加する販売店の数が減ったのでしょうか? 写真展のコーナーが広くなっていました。ショーケースが迫ってなくて見やすかったです。(実は去年ぐらいからそうかな?)