部屋の片付けもいよいよ凄い事になってきましたが、今日処分しようとしているのはこちら。
パナソニックのRX-DD2というラジカセです。ちょっと挙動が不審なので修理に出そうかと思い、サービスセンターに電話をしてみると、もう修理は不能との事。カセットデッキは今でも買えるのであまり気にはなりませんが、DCCはどうしてくれるのだろう? ソフトは極力捨てないのがモットーですが、そんな時代でもないのと、私自身が歳を取ったせいもあって、『もういい。』です。
同じデッキメカでデジタルとアナログと両方再生可なのがDCCの売りでした。
DCCテープの表です。
DCCテープの裏です。
時代の徒花と言ってしまえばそれまでですが、ユーザーからしてみれば堪ったもんではありません。私は物には思い入れは少ない方ですが、それは再生可能だからこそです。規格を造った者にはそれなりの責任があると思います。デファクトスタンダードにならなかったからと言って止めてしまっていいのでしょうか? 本当腹が立ちます。物より想い出でしょ。それに費やした時間が愛おしい訳ですから、人の人生を左右する事ですから、慎重に判断してもらいたいと思います。