らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』 を買いに武蔵小山のペットサウンズレコードに行って来ました

2022年03月29日 | 大滝詠一

昨日は、1982年3月21日に発売されたアルバム『NIAGARA TRIANGLE Vol.2』の発売40周年を記念した、【完全生産限定盤VOX】 『NIAGARA TRIANGLE Vol.2 40th Anniversary Edition』  を買いに武蔵小山のペットサウンズレコードに行って来ました。当然?3月21日発売だったのですが、出かけることが出来ずに、購入は一週間後の昨日になりました。

入り口脇のポスターたち。

昨年は青が印象的なジャケットで清涼感があったコーナーですが、今年はこの時期らしい桜色のコーナーになりました。

ハイ、いつものかむろ坂です。(笑) 陽は出ていますが青空でないのが残念ですが、満開で素晴らしいです。

今年も新聞広告が出ました。ですが、掲載されたのは朝日新聞のみ?かな。早速メルカリで売りに出ていました。(笑)

 

NIAGARA TRIANGLE Vol.2が発売されてから40年、30周年盤が出てから10年(当たり前)。あっという間でした。


Asahiflex IIA 私の前を通り過ぎて行ったカメラ 

2022年03月23日 | カメラ

今日はアサヒフレックスIIAについて書きたいと思います。

人気が無いんですかね? 流れ流れて?ある日突然私の元にやってまいりました。(笑)

スローシャッターが付いているのでIIA型だと判ります。

また、一眼レフなのにアイレベルファインダーが付いています。

年数の割にクリアーです。

レンズはTakumar 58mmのf2.4で当時としては大口径のレンズが付いています。

レンズを外したところ。このカメラ、全てがキレイなのですが、唯一ミラーが曇っています。(この写真では分からないですね)

ファインダーを上から見たところ。

ルーペを起こして精密なピント合わせができます。

レンズ単体。絞りはプリセット絞りです。

別角度から。距離環がfeet表示になっているので、アメリカ輸出用です。(多分:笑)

後ろから見たところ。絞り羽根の形状が少し変わった形をしているでしょうか?

AOCOマーク入りのレンズキャップです。

カメラケースも付いてきました。比較的キレイです。

スゴイのはその中。(笑) 高級品(高価)だったんでしょうね。失くしてはならじ、たとえ落としたとしても帰って来いとばかりに住所と名前が記されています。

個人情報なのでモザイクなんぞを。

上カバーには住所が記されています。

センスもへったくれもあったものではありません。が、なんだか必死さが伝わってきてほのぼのとします。(笑)

 

IIAではありませんが国産の一眼レフの歴史はこのアサヒフレックスから始まりました。私が子供の頃はこの後に続くPENTAX SPの絶頂期でした。という歴史は理解していても、流石にペンタプリズムの無いカメラは不便ですし、自動絞りのないレンズも不便でしたので、当時アサヒフレックスに目が向くことはありませんでした。完全に過去のものでしたし、常に新しい、優れた製品が矢継ぎ早に登場した時代になっていました。何年か前(2020年)に機械遺産に認定されたカメラ5台がありましたが、まさしく今書いた不便を解消していった5台です。

 

後年、レンズの構成に興味が出て、Takmar 58mmのf2.4は使ってみたいなと思っていました。デジカメもミラーレスの時代になって敷居が大分下がったのですが、それでも買ってまで使う気になれなくて・・・(笑)

 

でも、彼は突然やって来ました。レンズマウントは口径37ミリのネジ。でも、このマウントアダプターが無いんだなぁ。今はレイクォール製のマウントアダプターがソニー用だけではなく何種類か発売されています。

 

そんな相談をいつも行く飲み屋のマスターに相談したら、37-42mm変換リングをeBayで買って下さいました。(サンキュ!)

 

そうこうして、このカメラでも、またデジカメでもちょっと撮影しました。(笑)

 

そうしたら、とある中古カメラ屋さんが「アサヒフレックスを探している人がいるのだけど、らくしゅみさんの持っているのを譲ってもらえませんか?」というのです。ま、使い込むほどには至りませんでしたが、一応使ったし、そんなにとびきり素晴らしい玉でもないので(ゴメン)、探している人の年齢を聞いて即譲る事を決めました。(笑) もちろん37-42mm変換リングも付けて。

 

Takmar 58mmのf2.4はトリプレットですがレンズは5枚、ヘリアーの派生系、オクシン型と呼ばれるレンズ構成です。そこが気になったので使ってみたかったのですが、何かを理解、得るには至りませんでした。などと書いてきましたが、良いページがありました。レンズ構成図とか、絞りの形とか、オクシン型についてもここに全て書いてありました。

 

オクシンのレンズ構成図をどこかで見た気がするのですが、見つけられませんでした。オールドレンズの資料を集めたホームページ、LARGE FORMAT CAMERAS AND LENSES INFORMATIONというのがあるのですが、そこにオクシンの記述を見つけました。ですが、レンズ構成図は載っていませんでした。簡単にいうと前玉が初期のヘリアーで後玉がダイナーのハイブリッドです。凹凸-凹-凹凸というレンズの並びになります。

*構成図発見しました。AntiqueCameras.Netというホームページの中のVoigtlander Lensesという所にありました。下の方にPDFファイルで1910年のカタログがあります。それの一番最後のページがOxynで、レンズ構成図が載っています。

 

まあ使いにくいカメラでした。(笑) 私も十分オールドタイプですが、流石にこのカメラの時代の人間ではありません。逆にカメラが小さい分大判カメラより操作がしづらいかも知れません。でも、楽しませていただきました。

 

そんな訳で急遽次の人の所に行く事になったので、作例らしいものも無いですし、カメラの写真もオフィスにある緑色のテーブルトップで慌てて撮影したので微妙に緑色が被っていたりしてゴメンなさい。裏蓋を開けたところの写真とかも撮り損ないました。とてもキレイでしたよ。

 

追記

オクシンタイプはどんな特徴があって、何か優位な点があったのかまるで分かりません。その後(どの後?)オクシンという名前を聞くことはありません。トリプレットの派生として紛れていて、昔はともかく現在の技術で製造すれば張り合わせの順番が凸凹だろうが凹凸でも差が無い、あるいは認知出来ない程の差なのでしょう。(多分) そんな中、ひとつ見つけました。(笑)

 

それはコシナ・ツァイスのテレテッサーT*4/85 ZM です。ホームページを見てください、そこにレンズ構成図が載っています。凹凸-凹-凹凸の構成になっていることが分かると思います。そうなんですが(笑)、同じ会社の別のページを見ると、やはりレンズ構成図が載っているのですが・・・そこにはレンズの構成とデザイン、3群5枚 テッサータイプと書いてあります。(笑) そりゃそうだ、だってテレテッサーっていう商品名なんだからテッサータイプでしょ。ねっ。

 

備忘録

もうひとつ思い出しました。(笑) 3枚玉トリプレットの進化系とも言えるHeliar(ヘリアー)ですが、前後の玉をダブレットにして3群5枚構成にした事が特徴と言えます。で、その張合わせを凸凹にしたり凹凸にしたり、前玉と後玉で向きを揃えたり逆にしたりと、順列組み合わせの遊びの様でもあります。ある時オリジナル・ヘリアー(一番最初に作られたヘリアーという意味)の凹凸だった前側のレンズを凸凹の組み合わせ(後玉はその逆)にしたものをDynar(ダイナー)として販売しました。

 

比べたらダイナーの方が性能が良かったんでしょうね(多分)。後にその組み合わせをヘリアーと呼ぶようになりました。(笑) そこらへんの経緯はあちこちで書かれているので検索してみてください。 で、1933年にH.Deser(H.デセール)が大口径F2.8のヘリアーを設計したとあります。そのレンズ構成が逆オクシンともいうべき配列で、凸凹-凹-凸凹となっています。

*やはり、AntiqueCameras.Netというホームページの中のVoigtlander Lensesという所にあるVoigtlander Lens InformationというPDFファイルの30ページ目にF2.8のヘリアーの記述があります。そこにOxynの文字が出てきます。

 


ひな祭り

2022年03月04日 | こども

昨日はひな祭り。

ちらし寿司はいつもとちょっと違って生物が多目。なので当日中に食べきらないと危ない?

 

最近写真が手抜きで・・・というより私が全然やる気が出ない。(笑) ひな人形は昨年は本格的なやつを出しましたが、今年は一昨年と同じ簡易版でした。