昨日は有休を取り、妻と二人福島県立美術館へ「若冲が来てくれましたープライスコレクション 江戸絵画の美と生命」を見に行って来ました。
始め、新幹線で行こうと思っていたのですが、車で行ってみました。片道薬300kmです。
ポスターです。
エントランスのチケット売り場のそばには、『鳥獣花木図屏風』に描かれている象が飾ってあります。
2000年頃に京都で行われた展覧会、没後200年の回顧展からブームになった様に思います。2006年にもあちこちで展覧会が開催されましたが、いずれもタイミングが合いませんでした。妻は2010年に開催された金刀比羅宮の展覧会(百花若冲繚乱)に行きたいとずっと言っていましたが、叶いませんでした。代わりに?じじ(義父)が見に行きました。(笑)
いやぁ、良かったですよ。表現と技術、どちらも不可分です。技有っての表現、とても素晴らしいです。モチーフもユニークです。岩手、宮城、福島と開催されたのですが、プライスさんのコレクションじゃない方、貸出し品がその三県で
微妙に変えてあるのが
厭らしい憎いです。全県まわっても飽きない?様になっています。(多分)
地方の美術館なんて久しぶりなので、昔話でしかありませんが、どんなにすごい企画でも平日はスカスカでした。土日ですら混んでいるとは言えないかなみたいな混み具合でしたが、今回この展示は平日にも関わらず多くのひとが鑑賞に訪れていました。嫌になるほど混雑はしていませんでしたが、平日の昼間とは思えないです。駐車場もかなりの車が入っていて、私の車も奥の方に駐車しました。色々な理由が考えられますが、多くのひとが美術を楽しむ、良い事ですね。
一通り放射性物質の除染は終わっている様ですが、まだ一部こんな張り紙も見られます。美術館のホームページに
放射線量の測定結果が案内されるなんてまさしく前代未聞です。
今回は電車ではなく車で出掛けました。片道約300kmです。平日なので東京さえ抜けてしまえば大丈夫(渋滞がね)かなと思い、思い切って車で行ってみました。ま、有り体に言えば交通費を浮かせたかったのですが。
写真は安達太良サービスエリアで食べた昼食です。輪っぱめしなんて小さいかと思ってそばの付いたセットメニューを頼んだのですが、とんでもない。とってもボリュームが有って、お腹いっぱいでした。
予報と違って天気が悪く、といっても大雨が降るでも、ものすごく暑くなる訳でもなく、その意味では良い天気でした。でも、ちょっと暗かったかな。(ひとはそれを悪い天気と言う)(笑) そんな訳で涼しかったので、温かい輪っぱめしが美味しかったのです。
ドライブとして300kmはやや遠出で、それでも普通だと思うのですが、日帰りで600kmはちょっと無茶でしたね。次は泊まろーっと。(笑)