昨日はオリンパスギャラリー東京に渡辺英明写真展 『PEN-Fを通して見たパリ』を見に行ってきました。
入り口わきにある看板です。
入り口から会場を見たものです。
会場奥から見たところです。
カラーも展示してあります。
その下には今までの写真展の時に作成した写真集が並べられていました。
以下に写真展の解説文を転載します。
昨夏、「オリンパスPEN-Fの開発に携わった人々にこの本を捧ぐ」と記されたこの写真集を完成させて間も無く、彼は旅立って行きました。残された写真集には、彼が一ヶ月前に見たパリの街が写っていました。長い歴史を重ねた静寂の中に佇むパリの景色と、混沌とした現代社会を象徴するパリの景色が、写真集の中で左右隣り合っていました。
「時が静かに降り積もる。そして明日も時は降り、未来永劫、降り続ける。」
彼が以前の写真集の中で語った、この言葉が思い出されます。
彼の遺作となりましたこの写真集に納められた写真を中心に、「苛つく好きな街」、「あの場所」「色つきの場所」「遠い場所」の「場所」シリーズ三部作、「New York 2015 Summer」など、彼が34~52歳までの18年間に製作した 24冊の写真集も展示される、写真家渡辺英明の回顧展です。彼の穏やかでありながら、熱い眼差しから切り取られた街々の写真は、今まで気づくことの無かった街の様々な魅力を伝えます。突然の病によって旅立った彼に代わって、大学時代の友人達 (ホンマタカシ、大森克己、塩坂芳樹 )がプロデュースします。
ギャラリーの脇のクリエイティブウォールでは、故 渡辺英明氏を偲ぶ有志展が行われています。以下にギャラリーの解説文を転載します。
昨年、52歳の若さで他界した写真家渡辺英明氏を偲び、2014年公益社団法人日本写真家協会(JPS)同期入会、JPS創立65周年記念写真展「日本の海岸線をゆく‐日本人と海の文化」実行委員、及び交友があった会員有志が各々の作品を掲げ、若くして逝った才能と魂に哀悼の意を込めた作品展示を行います。
【出展者】井田宗秀、植村耕司、大森隆一、木村正博、熊切圭介、熊切大輔、小池良幸、小澤太一、小城崇史、 三田崇博、島田聡、土屋勝義、中村武弘、柳川勤、吉永陽一、吉森信哉、米田堅持(五十音順)
ま、英明さんには色々と遊んでいただきました。ただただ感謝です。
例えば去年の告別式のところでも書きましたが、東中野に行ったりもしました。
あと、大きな声では言えませんが、このPEN-Fを貸していただきました。で、マイケル・ケンナのサイン会でそれを使ったことをここに書きました。その後、 PEN-Fを購入しました。