本日は「たりないピース」をご紹介したいと思います。
たりないピース1と2です。1とは書いてありませんが、売れたのでしょうね2が出ました。なので、ここでは最初の本は便宜上1と表現させていただきます。ちなみに左が1で、どちらの本も出版社は小学館。1は2006年、2は2007年の発売です。
1の帯を取るとカバーはこのような写真です。
さらにカバーを取るとこんな写真が現れます。
その中(1の方)にこんな写真があります。
アップするとニコンのFM3Aと45mm、それとトイカメラ(でいいの?)が写っています。
ポラロイドのSX70も使っています。
2の方にはオリンパスに資金とカメラを提供してもらった事が書いてあります。
本文P.11の写真はこれ。
他の写真にはストラップは写っているのだけど・・・この先は写っていない。(泣)
違うページにはこんな写真もあるのですが・・・
アップしてみました。分かりますかね?
逆にストラップは写っていないのですが、カメラが写っているカットがあります。ま、これがOM-4Tでしょう。(ちなみに本にはOM-4Tとありますが、Tの表記は海外輸出モデルで、日本で流通していたものはTi表記です)
本の中身の話はともかく(オイオイ)、当時宮﨑あおいが好きで買いました。で、見ていたらニコンやポラロイド、その上トイカメラまで色々なカメラを使っていたので、写真好きなのねと思った次第です。
で、その翌年に2が出るわけですが、その理由は1が売れたからなのか、宮﨑あおいが人気なのか、それとも本の内容が良かったからなのか、我々が知る由はありません。(笑)
一応シリーズものですから1、2とも判型はA5で一緒です。ですが、1は横書きで左綴じで、2は縦書きで右綴じです。なので、デザイナー、アートディレクターは異なります。固定されるものは宮崎あおいと宮﨑将と籠島康治と出版社が小学館ということだけです。なぜ、そうなったのかは全く分かりません。左綴じの本は売れないというジンクスがありますが、2が出るわけですから売れたと思うのですが、違うのでしょうか? ちなみに私は初版を買ったと思っていたら2刷でした。(笑) 穿った見方をすると、左綴じだし売れないと思って1の初版の発行部数を低めにしたら宮﨑あおい人気で売れちゃった。重版もした。慌てて2を企画。というところでしょうか?(知らんけど)
そして、2007年から宮﨑あおいをオリンパスのカメラのコマーシャルに起用した事に始まり、その後のオリンパスのカメラカタログは宮﨑あおいになりました。(コンパクトカメラは浅田真央)ここにチラッと写ってる。なので、今までニコンを使っていたのにオリンパスにスイッチしちゃったわけです。宮﨑あおいが出演した映画、神様のカルテの中で使われたカメラもオリンパスです。
カメラマンは1が森本美絵、2は辻佐織で、お二人とも現役でお仕事をされているようです。