らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

たりないピース 宮﨑あおい & 宮﨑将

2024年05月04日 | 今日の一冊

本日は「たりないピース」をご紹介したいと思います。

たりないピース1と2です。1とは書いてありませんが、売れたのでしょうね2が出ました。なので、ここでは最初の本は便宜上1と表現させていただきます。ちなみに左が1で、どちらの本も出版社は小学館。1は2006年、2は2007年の発売です。

1の帯を取るとカバーはこのような写真です。

さらにカバーを取るとこんな写真が現れます。

その中(1の方)にこんな写真があります。

アップするとニコンのFM3Aと45mm、それとトイカメラ(でいいの?)が写っています。

ポラロイドのSX70も使っています。

2の方にはオリンパスに資金とカメラを提供してもらった事が書いてあります。

本文P.11の写真はこれ。

他の写真にはストラップは写っているのだけど・・・この先は写っていない。(泣)

違うページにはこんな写真もあるのですが・・・

アップしてみました。分かりますかね?

逆にストラップは写っていないのですが、カメラが写っているカットがあります。ま、これがOM-4Tでしょう。(ちなみに本にはOM-4Tとありますが、Tの表記は海外輸出モデルで、日本で流通していたものはTi表記です)

 

本の中身の話はともかく(オイオイ)、当時宮﨑あおいが好きで買いました。で、見ていたらニコンやポラロイド、その上トイカメラまで色々なカメラを使っていたので、写真好きなのねと思った次第です。

 

で、その翌年に2が出るわけですが、その理由は1が売れたからなのか、宮﨑あおいが人気なのか、それとも本の内容が良かったからなのか、我々が知る由はありません。(笑)

 

一応シリーズものですから1、2とも判型はA5で一緒です。ですが、1は横書きで左綴じで、2は縦書きで右綴じです。なので、デザイナー、アートディレクターは異なります。固定されるものは宮崎あおいと宮﨑将と籠島康治と出版社が小学館ということだけです。なぜ、そうなったのかは全く分かりません。左綴じの本は売れないというジンクスがありますが、2が出るわけですから売れたと思うのですが、違うのでしょうか? ちなみに私は初版を買ったと思っていたら2刷でした。(笑) 穿った見方をすると、左綴じだし売れないと思って1の初版の発行部数を低めにしたら宮﨑あおい人気で売れちゃった。重版もした。慌てて2を企画。というところでしょうか?(知らんけど)

 

そして、2007年から宮﨑あおいをオリンパスのカメラのコマーシャルに起用した事に始まり、その後のオリンパスのカメラカタログは宮﨑あおいになりました。(コンパクトカメラは浅田真央ここにチラッと写ってる。なので、今までニコンを使っていたのにオリンパスにスイッチしちゃったわけです。宮﨑あおいが出演した映画、神様のカルテの中で使われたカメラもオリンパスです。

 

カメラマンは1が森本美絵、2は辻佐織で、お二人とも現役でお仕事をされているようです。


オールドデジカメ・ファン

2024年05月03日 | 今日の一冊

先日紹介した解説本「もっと知りたいFUJIFILM X-T1とX-T10」ですが、snap!の鈴木文彦が著した本と書きました。

そのsnap!の鈴木文彦が著した割と新めの本がオールドデジカメ・ファンで、玄光社から2022年の発行です。

その中の1ページです。オリンパスのE-300について書かれているページですが、著者(鈴木文彦)によればコダック製CCDセンサーのブルーが素敵だそうです。コダクロームのような発色を目指していたとありますが、目指すのは当然として到達したのでしょうか? ミラーが縦に付くと興奮が止まらないそうです。(笑)

Enjoy!

 

デジカメも発売されてから長いこと経ちます。クラカメなるジャンルがあるように、デジタルにも同様のジャンルが生まれたようです。個人的には本末転倒な気がしますが、趣味ですから、遊びですから自由でいいのです。

 

フィルムシミュレーションならぬオールドデジカメシミュレーションのパラメーターを作るのがデジタルならではな気がしますが・・・


解説本 もっと知りたいFUJIFILM X-T1とX-T10 撮影スタイルBOOK

2024年04月30日 | 今日の一冊

先日富士フイルムのX-T5とフジノンレンズ XF8mmF3.5 R WRというのを書きました。そこに当時X-T1が買えなくてX-T10を買ったとも書きました。

私、只今絶賛断捨離中ですが、その当時のこんな本が出て来たので表紙だけご紹介します。(笑) タイトルはもっと知りたいFUJIFILM X-T1(T10)撮影スタイルBOOKといいます。

 

発売はT1の方が2014年12月5日、T10の方が2015年9月20日で、ま、カメラが発売されてからちょっと経ってからの発売です。snap!の鈴木文彦が著した本で、出版社は技術評論社です。

 

当時、まだ子供に手が掛かり、仕事も忙しく・・・こうした本がいわゆるバーチャルリアリティ、私の慰めとなってくれました。サイズがA5判で持ちやすいというのも繰り返し見るのに丁度なサイズでした。

 

追記

作例写真の中に、井の頭公園で撮影されたものがありました。

 

その2

snap!の鈴木文彦が著した本で、玄光社から出版されたオールドデジカメ・ファンについて書きました。

 


古本屋

2021年08月27日 | 今日の一冊

昨日は渋谷にある古本屋に行ってきました。

外観です。が、一階の本屋の屋号がありません。ちなみに古書サンエーと言います。二階はFLYING BOOKSと言います。

写真集等は二階にあります。ここはその二階に上がる階段の壁。写真集などがディスプレイしてあります。

階段を上がりきってくるりと向きを変えると入り口です。入り口の脇も本がディスプレイされています。

入り口から中を見たところ。

右にカメラを振りました。

奥もあります。

高価そうな本は鍵のかかるショーケースに収められています。

購入したのは休刊になったラメカヒサアの1932年(昭和7年)の本

ライカのコマーシャル。コピーが泣かせます。(笑) 夜のカメラ「ライカ」・・・ライカの新高速鏡玉「ヘクトオル」・・・この頃フィルムの感度っていくらだったんでしょう?

裏表紙、夏ぅーって感じの可愛らしいイラストです。

 

前に来たのはいつでしょうか?(笑) 自分的には、ついこの間来たような気がしていたのですが夢だったようです。(爆) 地下の売り場が無くなってから13年だそうで、少なくとも13年は来ていないことになります。(泣)

 

 

おまけ

本屋の階段から外を見ると・・・ビルの向かいは博多天神。(笑) そうなんです、この本屋は飲み屋街(歓楽街?)の中にあるのです。


集英社 kotoba アブナイ、あぶない、危ない写真

2018年09月07日 | 今日の一冊

昨日は集英社から発売の季刊誌『Kotoba』の発売日でした。

表紙はビートたけし。顔が黒いのは昔の写真の技法で撮影したからです。今号のタイトルはアブナイ、あぶない、危ない写真です。

元写真工業編集長の市川さんの記事はアトムレンズについて。

表紙のビートたけしの顔が黒いのはこの昔の技法によるものですが、それを現代に甦らせ、表現として利用している人の記事です。

連載ものですが、細江英公の撮影した、鎌鼬についての文章です。

 

他にもいくつか写真関連の記事が掲載されています。読み応えのある号でした。皆さんも是非、手にとってご覧ください。


MEN'S CLUB(婦人画報社) 1981年3月号 それと下北沢のカリフォオルニア・ミュージック(レコード屋)

2018年06月17日 | 今日の一冊

先だって逗子の古本屋に行きました

そこでメンクラを買いました。別にこの本を買うために逗子まで行った訳ではありませんが、たまたまです。(笑)

1981年当時この本を見て、下北沢のお店、カリフォルニア・ミュージックに通うようになりました。

お店の袋とレコード。

 

以前、このブログで、このカリフォルニア・ミュージックのことを書いたのですが、メンクラの何年の何月号に記事があったのか思い出せませんでした。学生だったのは覚えているのですが、学生の時のメンクラを全部見れば行き当たるのでしょうが、そんなこと出来るはずもありません。ま、したくもないですし。結局当時のブログには79年ごろと書いたのでした。

 

古本屋に何冊かのメンクラがあり、ラッピングがしてありませんでした。手にとって表紙を見て・・・確信に変わりました。(笑) これだ・・・

 

割と少ない手間で発見できた訳ですが、以前のブログに79年と書いたのは間違いで、81年です。それで思い出しました。3月号って2月発売で、もうすぐ卒業っていう頃だったのです。

 

ま、パイド・パイパー・ハウスも通ったし、パイド・パイパー・ハウス復活にも出かけました。記憶は正確ではなかったですが、当時の本を発見できて、思い出して良かったです。(笑)

 

PET SOUNDS RECORDのホームページにある記事、夢の〈カリフォルニア・ミュージック〉、再掲します。

 

追記

ストリートビューで見てみました。2009年のものですが、現在と外観は変わりがありません。レコード屋さんの写真と比べて見てください。それと見比べるとレンガ風の壁が上の方は剥がされて、モルタル?になって塗装されています。

 

 

 


松山 優介 hair 写真集発売 & 写真展

2018年05月19日 | 今日の一冊

昨日は、昼は後輩の写真展に出かけたわけですが、午後は、ヘアー界で今をときめくフォトグラファー、松山優介さんが職場にやって来た日でもありました。

数々の賞を獲得した、彼の写真を集めた写真集が18日、エイ出版より発売になりました。

https://www.ei-publishing.co.jp/magazin…/detail/book-464667/

また、18日から5月いっぱい六本木の富士フイルム 東京ミッドタウン本社1階 フジフイルムスクエア内のギャラリーXで写真展が開催されます。(撮り下ろし)

http://fujifilm-x.com/gallery_x/ja/detail/20180518.html

 

もちろん、一冊購入して、サイン、いただきました。

で、ま、文句じゃないんだけど・・・

フジの広報文「トップクリエイターが集結したヘア写真の金字塔、ここに誕生。」ヘア写真の金字塔か・・・間違っていないけど・・・(笑)

どちらも、皆様是非。


POPEYE 森山大道

2018年02月17日 | 今日の一冊

ふらっと本屋に寄って、ふと手にした本がポパイ。

二十歳の時に何をしていたか、有名人のインタビューが特集だったので、買ってみました。

その中に森山大道がありました。

 

話は、ま、買って読んでいただくとして、この白黒写真、すごいです。左から、三島由紀夫、江波杏子、細江英公、森山大道です。

 

他にも楽しい話が沢山あります。皆さんも是非。


ハルトムット・エスリンガー 形態は感情にしたがう フロッグデザイン オリンパス

2017年07月29日 | 今日の一冊

先日、オリンパスの瑞古洞へ行きました。そのことは以前書きました。その時はあまり不思議に思わなかったのですが、4月にニコンに試作機を見に行ったことやMDNのことを再度思い返すに、フッと思い出したのがこの本。(正確にはこの本の中にある写真)

フロッグデザインを起こしたハルトムット・エスリンガーが著した本、『形態は感情にしたがう』です。

その中にある写真。オリンパスの顕微鏡をハルトムット・エスリンガーがデザインしたものです。

同じくカメラが2機種。

 

リーディング・エッジ・デザインがデザインしたO・product、Ecruは製品化されたこともあり、(昔の)人々の印象に強く残っているのですが(多分)、LiOM1、LiOM2と呼ばれるこの2機種はあまり話題になることもありません。ま、私もスッと思い出さなかったぐらいですから仕方ないのかもしれません。ま、所詮バブル時代のお遊びなのかな?


ちなみに左の写真・・・トリミングしてあります。(笑) 全体は横長の写真で、フィルムが写っていたと記憶しています。

 

2014年の本です。


お誕生日プレゼント

2014年09月27日 | 今日の一冊

一昨日は私の誕生日と書きました

妻からの誕生日プレゼントです。世田谷文学館で開催されている(といっても9月の28日で終了)『日本SF展』の図録。(笑)

海野十三の本の表紙の画を使った図録です。

大伴昌司によるサンダーバードの秘密基地の復刻がセット。

 

海野十三は手塚治虫経由で知りました。一所懸命読んだかと問われれば答えはノーですが、丁度小学校の頃全集が復刊したのを読んだ様な記憶があります。推理(探偵)小説ものも表紙を同じ人(多分山内秀一)が書いているのか、すべてがまぜこぜで確かな記憶がありません。山中峯太郎かな?いや斉藤?

 

大伴昌司はですねトラウマです。(笑) その昔秋田書店から『写真で見る世界シリーズ カラー版 怪獣ウルトラ図鑑』なるものが発売されました。これが欲しかったのですが親が全く取り合ってくれなかったのです。あの時あの本を買ってくれていたらと思うと悲しくなって来ます。ビデオも普及していない時代に紙の資料は大事です。以来私はみんなの輪に入って行けず、何かを体系立てて考えるという事が出来ない大人になったのでした。(爆)


何年か前に弥生美術館で大伴昌司の展覧会(2012年でした)がありました。その時に『怪獣ウルトラ図鑑』が復刻されました。買おうかなとも思いましたがもうね・・・今更かなと。弥生美術館といえば更に昔にも『昭和少年SF大図鑑展』(2009年だって)なるものが開催されました。


少年キングよく買ってもらったな。面白かったよ。なのに何故『怪獣ウルトラ図鑑』はダメだったんだろう?不思議です。


レコードコレクターズ 2月号

2012年01月19日 | 今日の一冊

レコードコレクターズを買って来ました。

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フィル・スペクターの特集という事もありますが、いつもこの時期『私の収穫◯◯◯◯』(◯の中は西暦)と題して特集が組まれます。みんな何を買っているのかなぁ等と思いながら眺めるのが年に一度の楽しみとなっています。

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今年も色んな人の収穫品が紹介されていますが、そんな中でも白眉なのは湯浅学が入手したビートルズはサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドのオープンテープ。『この音はヤバイ!×100』とあります。

 

それって、やっぱり、レコードじゃダメって事?でしょ。やはり圧縮はかけちゃダメなんだね。デジカメのデーターと一緒?

 

時々このテープを売っているのを見かけるのですが、2トラックの9.5cm/secなんです。そんなデッキは業務用ですよね。買えないです(多分)、でも聞いてみたい。

 

そう、この葛藤が、この特集の醍醐味なんです。(笑)

C'EST LA VIE






コンタツおじさん(近藤辰郎さん)のサイン その2

2011年12月28日 | 今日の一冊

クリスマスも終わり、会社も終わり、いよいよ年も押し迫ってきましたが皆さん如何がお過ごしですか? 私はまたやってしまいました。というのは生のニンニクをたくさん食べて、胃を荒らしてしまいお腹が痛いです。何で年末にやるんだろうな? やっぱり年末は弱ってくるのかな?

 

そんな事はさておき、先日コンタツおじさんこと近藤辰郎さんにサインを頂いた事を書きました

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その時にこの『槍ヶ岳讃歌』を持っているかどうか訊ねられました。私は素直に持っていない旨を伝えると、『じゃ、今度サインをして持って来てやるよ。』というのです。

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大概こういう時は期待し過ぎるとがっかりする事が多いのですが、相手は大先生、『ありがとうございます。』と言うしかありません。なのであまり期待し過ぎないようにしていたのですが、何と本当にサインを頂きました。超嬉しいです。

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槍ヶ岳に行ったのは一体いつでしょうか? もう30ウン年が経ってしまいました。丁度台風のときに当たってしまい、難儀をしたのを覚えています。私はその頃から嵐を呼んでいたのですね。こんな晴れた時に登ってみたいものです。

 

サインの所に恵存とあります。もちろん大事に家宝とさせて頂きます。ありがとうございました。


コンタツおじさん(近藤辰郎さん)のサイン

2011年12月15日 | 今日の一冊

今日は嬉しい事がありました。

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いつものカメラ屋でコンタツおじさんこと近藤辰郎さんに、私が青春時代にバイブルにしていた本にサインを頂きました。

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発刊から35年目です。(笑)

Kt_03

嬉しくて涙ちょちょぎれそうでした。長生きはするもんですね。

 

エコだとか、ローインパクトだとか、ソロだとか、粋がっていた自分はどこに行ってしまったのでしょう? すっかり俗っぽくなってしまいました。どこかでリセットしないといかんな、これは。

 

この本にも出て来ますが、Whole Earth Catalogの事を少しここに書きました。

 

追記

その2を書きました。


Mac People12月号 プラチナプリント 田村写真

2011年11月11日 | 今日の一冊
色々と終わって、職場に届いていた本を色々と見ていました。その中の一冊、マックピープル。発売から結構経ってしまいました。
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ずーっと読み進めて、後ろの方に差し掛かると・・・



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何と、プラチナプリントの記事が。コンピューターの雑誌なのにすごーくアナログな記事です。そうは言ってもプラチナプリント用のネガを作るのにインクジェットプリンターを使うので、そのあたりがデジタルでしょうか。


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おおー、何とそれは田村さんではないですか。ご活躍です。イラストレーターは『うすぼんず』?『のりこ』です。




毎号の事なので別に驚きもしないのですが、このコーナーのコンセプトはイラストで色々な事、物の魅力をレポートする事にあります。写真の魅力を写真抜きにレポートする。何だか大変そうだなぁ。





図説 携帯少女 京セラ DataScope DS-110

2011年11月09日 | 今日の一冊

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先だってこのブログにコメントが付いていました。連絡をしてみると、今度『図説 携帯少女』を出版するので、ウェブの写真を使わせて欲しいとの事でした。

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聞けばメーカに現品はもちろん?写真も残っていないそうです。そんな馬鹿なと思いましたが、世の中そんなものなのかもしれません。私の写真もウェブのものは解像度が低いので、現品を貸し出しました。

 

それが本になって、送られてきました。何だか嬉しいです。大げさに言えば我々の過ごした時間、文化を共有したのです。このブログでも何度か書いていると思いますが、売れた売れないに関わらず、それしか知らなかった私の人生です。それをそっちの都合でリファー出来ない、そんな事では文化の発展にはなりません。

 

これからも、ま、大企業にしたら雑音みたいなものでしょうが、ノイズを発信して少しでも誰かの心に引っかかる様になるようにブログを続けたいと(そうは言っても大半が備忘録ですが)思います。