らくしゅみ

写真や音楽、その他気の向くままに綴ってみたいと思います。 楽に趣味をらくしゅみ。

銘匠光学 TTArtisan 50mm f/0.95 ASPH

2020年09月30日 | レンズ

昨日は、とある人に呼び出されて、いつもの噴水へ行きました。(笑) そこで、その方より銘匠光学 TTArtisan 50mm f/0.95 ASPHをチラッとお借りしました。

このレンズ、価格は10万円弱。あんなレンズこんなレンズとは別の意味で感動できる一品です。

昨日は生憎の天気で、雨が降るわけではないのですがスカッとは晴れず、色収差の観察にはあまり向かない天気でした。(笑)

別の場所から。

ついいつものクセでただシャッターを押してしまいます。そうです、このレンズもオートフォーカスではありません。(ええ、ピントが外れてるっていうことです:笑)

ソフトな感じです。

エッジがハイライトになる被写体が色収差を観察するにはもってこいです。リフレクターにピントを合わせましたが、感じるでしょう・・・(笑)

トリミングしてみました。

 

ライカMマウントのレンズなので、当然ライカで使用するわけですが、距離計のカムとの連動はどうなっているのかな?と思ったら、自分で調整するんだそうです。また、EXIF情報ぐらい付いてもいいかな・・・と思うのですが、そう、ROMもありません。無い無い尽くしで10万円弱の価格ですが、それらを付けるといくら高くなるのでしょうか?

 

写真にある通りマウントアダプターはカメラと一体感のある素敵なデザインです。

その後、こんなお店でコーヒーを飲んで帰りました。(注:この写真はコンパクトカメラで撮影しました:笑)


トウキョウカラス 清水哲朗 JCIIフォトサロン

2020年09月27日 | 展覧会

昨日はJCIIフォトサロンに清水哲朗さんのトウキョウカラスを拝見しに出かけて来ました。

入り口です。

会場内です。

会場には齋藤康一さんとハービー山口さんもいらしていました。すごいことです。ちなみにハービー山口さんのシャツはカラスの柄です。この写真展のために合わせてきたとのことです。(驚)

図録を購入して、サインをいただきました。

竹内敏信コレクション展 〜時をこえたカメラと風景〜 も、もちろん拝見してきました。

写真とカメラがペアで展示されていました。

 

久しぶりにJCIIに出かけたので、カメラ博物館で昔のカメラも見学して来ました。(会場は竹内敏信コレクション展と一緒)

 

フイルム時代のカメラは、カラスに限らず生き物ってそれだけでも撮るのが難しいのに、ただ写っているのではなくきちんと絵(作品)になっていて、とても素敵でした。

 

コロナの影響でJCIIが休館していたこともあり、学芸員の方とも久しぶりにお話しすることができ、大変楽しかったです。


夏休み 田淵行男記念館 安曇野

2020年09月18日 | 展覧会

一昨日、昨日と夏休みを取得して、長野県の安曇野にある田淵行男記念館に行ってきました。

入り口です。

の前に、昼食。(笑) 柏矢町駅ストリート(笑)に蕎麦屋があるのですが、休みなので同じ通りにあるパン屋へ。

美味しそうです。でも、買い過ぎですね。なんですが、この後さらに買い足して、翌日の朝食にしました。

記念館の脇を川が流れています。

その後、絵本美術館森のおうちへ。

いせひでこの絵本原画展です。

詩は長田弘です。

階段上から入り口を見たところ。

ピントが外れてしまいました。(ゴメン)

ここは図書室。私が写真を撮っている反対側にも本棚があり、絵本がぎっしり、夢の様な空間です。

夜はそのまま同じ敷地内にある、ジョバンニのコテージと呼ばれているところに泊まりました。この写真は次の日の朝に撮ったものです。

翌朝、朝食を済ませ、その日行く美術館のオープンが10時からなので、その前に登山。というのは冗談で、登山道の入り口、中房温泉まで行ってきました。40年以上前に友人たちとここから燕岳に登り、槍ヶ岳を目指しました。

下山後、安曇野ちひろ美術館に向かいました。

たったこれだけの事で、心が和みます。

ロングショットで。

館内の通路です。カーブした木を使った天井が特徴的です。設計は内藤廣です。

ちひろがヨーロッパに持って行ったというマミヤのカメラが展示されていました。

企画展は田島征三の絵本、ふきまんぶくの原画展でした。この絵本の舞台となった東京都西多摩郡日の出村では、蕗のとうのことを「ふきまんぶく」とよんでいる。「まんぶく」というのは、まんじゅうのことである。蕗のとうは、ふっくらとまるくて、まんじゅうみたいだからである。とのことです。(笑)

で、安曇野を後にして向かった先は、白州にある薮内正幸美術館。2020年度前期企画展示 薮内正幸生誕80年・没20年記念 【鷲・鷹・梟】展を見ました。

真正面から建物を撮ると看板が柱に隠れてしまうので、アップで撮影。

 

こんな世の中なので、出かけるのは憚られるのですが、大学時代の恩師である内藤明先生の写真展が開催されるというので、しかもレトロスペクティブな内容なので是非行こうと考えていました。10月からはGO TO トラベルが始まるので、混雑しそうなので9月中に行きたいと思っていました。勿論4連休も避けたいところです。それと夏休みをまだ取得していなかったので、併せてクリアーしようと平日に出かけてきました。車で出かけ、ホテルとかペンションではなくコテージに泊まり、人との接触はほぼありません。食事するところも東京より余程というか全然『疎』です。

 

松本に行ったり、上高地に行ったり、高山に行ったりと安曇野を通ることはよくありました。ですが、田淵行男記念館には行かず、碌山美術館とか他のところに行ってしまいがちでした。今回、田淵行男記念館には初めて行きました。館のオープンは1990年、今から30年も前にオープンしていて、しかも私は田淵行男が好きだと公言していて・・・息子さんの講演会に参加したにも関わらず、今です。(笑) ごめんなさい。

 

その昔、東京のちひろ美術館に出かけました。その時には既に安曇野のちひろ美術館もオープンしていましたが、車の苦手な子供達なので遠くへ出かけるのは躊躇っていました。でも、こうして来てみると素敵な場所でした。子供が小さい頃に無理してでも来れば良かったかなと、ちょっと思いました。ま、今回は妻と二人、昔を懐かしんで、見学して来ました。

 

薮内正幸は我が家の洗面台の脇に今年のカレンダーが掛けてあります。(笑) 今回の田淵行男記念館行きにあたって、弾丸ツアー(日帰り)はきついだろうと。でも、一泊するなら他にどこに行くか? ま、同じエリアのちひろ美術館は行くとして、帰り道にどこに行くか・・・上田に出ようかという話も出ましたが、カレンダーもある事だし、昨年バードフェスティバルにも行ったこともあって、薮内正幸美術館に決定しました。さらに時間に余裕があったら清春芸術村にも行ってみようと、さらにさらに3年前に行ったべるがにも行ってみようと画策していました。結果、ちひろ美術館、薮内正幸美術館で時間を使い果たし、サントリーの工場だけチラッと寄って、帰って来ました。ちなみに、サントリーの工場は見学を中止していました。

 

内藤廣・・・牧野富太郎・・・高知県立牧野植物園・・・行かなくちゃ。

 

 


浅田家! 完成報告会のニュースに触れて

2020年09月16日 | カメラ

昨日のスポーツ紙を見たら、二宮和也主演の映画「浅田家!」の完成報告会の記事が出ていました。

「浅田家!」がどんなものかは説明しませんが、この写真、日刊スポーツですが、アサヒペンタックスの6x7(ロクナナ)が写っています。我々の頃はペンタ67(ペンタロクナナ)と呼んでいましたが、今はバケペン(化け物のような大きさのペンタックスという意味らしい)と呼ばれています。

もう間も無く発売(9月20日)になりますが、SWITCHの10月号。表紙は二宮和也、やはりペンタ67を構えています。

公式ホームページ。ここではニコンのカメラ(FE)が使われています。

 

浅田家という写真集を撮ったカメラマンは浅田政志といいます。その彼をモデルにした映画ですが、写真集の浅田家はペンタックス67IIを使って作成されました。そんなこともあって、映画に主演のニノがペンタックス67IIを構えた写真があちこちに出てきます。

映画の公開が間近ということもあって、各紙が二宮を取材、インタビューをしています。で、必ず?カメラを構えさせられます。これはマリソルの10月号ですが、このブログでは割とよく登場する8x10(エイトバイテン)カメラ、ディアドルフを構えています。

ローライフレックスも構えています。

 

私は購入していませんが、CINEMA SQUARE vol.123 二宮が表紙の本ですが、やはりインタビューが掲載されています。そこではニコンのニコマートと4x5(シノゴ)のカメラを構えた写真が使われていました。

 

直感的にイメージしやすい映画で、インタビュアーも映画に寄り添った写真を求める。安易といえば安易ですが、たまにはインタビューする側も楽したいよね。(多分:笑)

 

濱田英明なるカメラマンがペンタ67を使って写真を撮り、その写真、写真集が人気で、若い人たちにペンタ67が人気です。もちろん他にもペンタ67使いのカメラマンはたくさんいますが、今は彼が一番でしょう。(多分) そこにこんな映画が登場しては・・・天下の嵐の二宮が宣伝しているようなものですよ。若い人たちにペンタ67のブームが来ることは間違いありません。ひいてはペンタ67の、今でも高い中古価格がさらに沸騰することは間違いありません。買うなら今のうちです。(笑) もう手遅れかな?

 

このニュースで面白かったのは、妻夫木がニノ(二宮)はスマホでパズドラばかりやっていたと話していたのが印象的でした。ガンホー、握らせたのかな?(笑)

 

製造を中止してから人気が出るなんて・・・歴史は苦手なので長々とは書きませんが、旭光学工業(ブランド名はペンタックス、PENTAX)はあちこちの会社に資本が移り、今はリコーに落ち着いています。(多分) 今、中古屋は儲かるかもしれないけど・・・当時、メーカーも儲かったと信じたいです。中古もいいけど新品も買おう。そうでないと茶色の朝が来るかもしれないのです。

 

 

 

 

 

 

 


稲垣徳文写真展 巡礼 2010-2020 富士フイルム イメージングプラザ東京

2020年09月15日 | 展覧会

昨日は、昼休みに丸の内のMY PLAZAビルにある富士フイルム イメージングプラザ東京に、稲垣徳文さんの写真展『巡礼 2010-2020』を拝見しに出かけてきました。最終日でした。(汗)

ギャラリー入口です。

ご本人です。

ご挨拶(ステートメント)とプロフィール。

中の様子。

もう一枚。

受付の脇には撮影に使用したディアドルフの8x10カメラが。

 

8x10鶏卵紙の超アナログからGFX50ラムダプリントの超デジタルまでありますが、テーマが統一されているせいか何の違和感もなく、とても素敵な写真展でした。

 

稲垣さんとは今年の2月の写真展でお会いしました。そして、今回カイラス山の写真を見て、そういえば9年前の写真展からファンなんだなぁと再認識した次第です。(笑) 前にも書きましたが、カイラス山とは須弥山のことで・・・四天王・・・多聞天・・・吉祥天・・・ラクシュミー

 

おまけ

稲垣さんが今月24日発売の「フジノンレンズ XF50mmF1.0 R WR」が展示してありますよと言うので、併せて拝見してきました。

フルサイズの76mm相当ということです。

持参のX-T1に着けてみましたが、大きいです。ちなみにフィルター径は77ミリです。

開放のF1です。良い感じです。ピントがやや外れていますが。

F16まで絞ってみました。そうしたらブレてしまいました。

最近、噂の検証のようなことをしていますが、要するに最近の大口径レンズが昔のものとどう違うのか? どんな進化を遂げたのか見てみたくて噴水を撮ったりなんかしていますが、解像力や周辺光量、球面収差などに関してはものすごく進化していることがわかりました。ですが、色収差はどんなにお金をつぎ込んでも取り去ることができません。あとは見せ方の工夫なのでしょうが・・・

これはライトのハイライト部分が後ピンになっている状態です。

こちらはライトが前ピンになっている状態です。教科書通りです。

 

 


新文化 CAPA

2020年09月11日 | 写真

出版関係の業界紙に新文化通信社の発行する「新文化」というのがあります。

その第3334号(惜しい)2020年9月3日発売(先週号)の特集?が・・・

学研(正式には学研プラス)改め、ワン・パブリッシングが発行するカメラ雑誌CAPAでした。

 

曰く、幅広い層に支持されている。新製品情報でキヤノンのR5,6の特集をしたらここ3年で最も高い実売率を記録した。付録次第では前年同月の実売部数が上回った。とのことです。

 

スマホの普及で、今や誰もが気軽に写真を撮れる時代。「だからこそカメラへの入り口は広がっている」と菅原編集長は語っています。

 

学研はこの10年、特に最近、いろんな雑誌を競合誌を出版している会社に譲渡していました。このままいくとCAPAもどこかに譲渡してしまうのかなと思っていました。今年に入って、月刊カメラマン、アサヒカメラと前触れなしのいきなりの休刊となり、その譲渡先も選択肢が無くなりつつあります。引き取り手も体力が無いということでしょうか? そんな中での新文化への登場。ちょっと驚きました。逆に(の)覚悟を決めたということでしょうか。

 

頑張って欲しいものです、応援しています。

 

おまけ

その昔のカメラ雑誌は広告だけの目次があったりしました。アメリカの雑誌では記事よりも広告の方が多かった様な気がします。もう忘れてしまいましたが、記事が何割か以上無いと公取から指導を受けた様な・・・

 

 


新宿の北村写真機店に行ってきた。

2020年09月10日 | カメラ

昨日は、今年の7月3日にオープンした新宿 北村写真機店に行ってきました。

新宿通り側から見たところ。中村屋の隣で1階はサンドラッグです。

お目当は6階にあるVintage Salon。

例えばズノーのレンズが4本も。しかもどれも100万円越え。

ノクチルックスにはいくつかバージョンがありますが、世界初の非球面レンズを使った初代ノクチルックス F1.2は400万円。

でも私が見て驚いたのはこれ。ニコンSPに2.1cm F4が装着されたやつ。こんなフードがあったんですね。シリーズフィルターを入れるようになっているように見えます。

斜めから。ちなみにこれで120万円です。

ま、あとはホロゴンとか・・・

ホロゴンとか・・・

ホロゴンウルトラワイドが気になったところです。(笑)

他のフロアーに行くと中古カメラがズラーッと並んでいます。ここはまあ、普通の値付けがされています。

で、昨日は見るだけにしようと思ったのですが、100万、200万、300万、400万と見せられて、それ以外のものがタダなんじゃないかと思うぐらい安く感じられてしまって、つい・・・

厚みのある立派な箱と袋。

ライカとか100万、200万のものなら分かるけど、私が買ったのは・・・

過剰包装のような気がします。でも、嬉しいです、気分が上がります。

 

ノクチルックスの写真なんですが、よ〜く見ると、LEICA Noctilux-M f1.2/50mm Food Setとタイプされています。ここはHoodでしょうね。(笑) いや、分からないですよ、何せ400万円もしますからね。高級食材にシュワシュワするお酒がセットされているかもしれません。(爆)

 

新宿に最後に行ったのはいつのことでしょうか? 本当に久しぶりに行きました。西口はカメラ店やらカメラメーカーのギャラリーがあるので、割とよく行きますが、東口は久しぶりです。東口は今年の1月に行っていました。南口は昨年の11月西口も昨年の11月でした。(笑) あとはこどじに行くときに新宿3丁目に行くぐらいでしょうか。あ、あとは高島屋のクラシックカメラ博ですね。ま、1月からでも8ヶ月ぶりということです。

 

朝10時から夜10時(22時)まで開いているので、使い勝手の良いお店と言えますが、コロナのことを考えると空いている(であろう)朝一番に行きたいところです。夜は店も新宿駅も混むでしょうから、私は朝10時に到着するようにJRで新宿まで出てお店に行き、その後新宿3丁目まで歩いて、都営新宿線に乗って会社のある神保町を目指すというルートで出かけてきました。リッチな時間の使い方です。

 

で、何を買ったかですって?・・・それは後日。(笑)


久々のカミサマ〜

2020年09月07日 | 食・レシピ

昨日はカミサマ〜がやってまいりました。

20世紀梨です。

倉吉二十世紀梨が正しい表記です。

実は岩手からも・・・

箱はりんごですが、中身はりんご二種と梨です。りんごはさんさとつがるで、梨は幸水でした。

 

久々と書きましたが、カミサマはよくいらっしゃいます。(笑) いつも書いているのですが、平日に配達されることが多いので、私が写真を撮る前に家族が受け取って、箱を開けて、仏壇に供えたり、冷蔵庫に入れたり・・・その上箱も潰してしまうので、このウェブに上げることができないのです。この他にも梨が届きましたが、写真は撮っていません。この度は私の休みの日に届きました。なので、こうしてアップします。(笑) で、あれは上がっているのにこれは上がっていないということがあると記憶が混乱するので、全部上げたいのですが、それはそれでね・・・

 

写真を撮りそこなった梨は豊水でした。なんでも幸水を送ろうと思ったらしいのですが、人気が高く売り切れとのことでした。で、豊水が届いたわけですが、私的にはウエルカムです。茶色い梨は大好物です。

 

岩手県から来たのは、話せば長いことながら、要約すると果樹園を営む方からの頼まれごとをこなしたからなのですが、ありがたいことです。