先日の続きの永井博です。永井博、大滝詠一ときたら思い出しました。大滝詠一でNIAGARA SONG BOOK 2というレコードがあったのですが、EACH TIMEから以降ジャケットのイラストは河田久雄に変わっています。が、CD選書シリーズが出た時から、永井博に変わって(戻って?)しまっています。
表は一緒ですが、裏は書いてある事が違います。左の35DH111のCDはSing-Along with EACH TIMEとあるのですが、右のCSCL1665はNIAGARA SONG BOOKになっていて、Illustrationの後がHisaoとHiroshiの違いが有ります。私の記憶では確か(多分の事)、レコードも河田久雄だったと記憶しています。レコードが出てこない。
どっちが正しいのでしょう?我々には知る術はありませんが、デザイナーからしてみればどっちでもという事なのでしょう。
カシオも富士フイルムも見て来ましたが、実物はあまり燃え(萌え?)ませんでした。
平日に見に行ったので、メインストリート(ニコンとかキャノンとかのブースのある所です)と呼ばれる所以外はさほど混雑もなくゆっくりと説明を聞く事が出来ました。
アナログ(銀塩)ものを見つける事は至難の業でしたが、ちょっと変わったものを見つけました。
インクジェットプリンターで透明なフィルムにネガを出力して、それをプラチナプリントしたものです。何の意味が有るのかとか、ストレートにインクジェットで出力してはいけないのかとか、口にしてはいけません。プロセスはいいのです、プリントを在るがままに受け入れましょう。でも作者はプロセスが大事なんでしょうね。ま、写真はコミュニケーションだから、聞いてあげるけど・・・
いつもの事ですが、本棚を整理していたらこんな本が出て来ました。
ハッピー・デイズというタイトルです。
中を読み進んでいくと、竹内まりやのお気に入りの中にノーマン・シーフの写真集がありました。
この本です。タイトルはホットショット。
帯付きです。
本の中には様々なアーティストの白黒写真があります。
1975年発売のカーリー・サイモンの人生はいたずらのジャケットに使われた写真もあります。レコードが見つからない。イヤらしいジャケットで好きだったのに。
それはさておき、やはり自分もと、思ったのでしょうか?
ジャケット写真はシーフ本人の撮影ではありませんが、シーフスタジオで撮影されています。アルバムの方にはクレジットがあります。でも、(それとも、やっぱり?)シーフっぽいですね。
ハッピー・デイズには山下達郎の事も出ています。
彼女はGO AHEADがお気に入りだそうですが、その後のMOONGLOWにはホットショットという曲がありますが、そこら辺も関係あるのでしょうか?
ハッピー・デイズにはGO AHEADの潮騒が好きと書いてあるのですが、以前ラジオで山下達郎はトッド・ラングレンを意識して書いたと言ってました。ノーマン・シーフの写真集にはトッド・ラングレンの写真も出ているので、きっとその辺りも盛り上がったのでしょうね。 そうか、余計なお世話ですね。
ノーマン・シーフというと、ジョニ・ミッチェルやカーリー・サイモン、リッキー・リー・ジョーンズの事を熱く語っているブログが多いので、ちょっと違った所から書いてみました。
もうひとつ思い出した事があります。ノーマン・シーフではなくて、カーリー・サイモンですが、007私を愛したスパイの主題歌は彼女です。作詞がキャロル・ベイヤー・セイガーで、作曲がマーヴィン・ハムリッシュ。キャロル・ベイヤー・セイガーは言わずと知れたバート・バカラックの奥さんだった人で、有名な曲も当然たくさんあります。マービン・ハムリッシュはヒット曲はたくさん有るのですが、名前を聞いただけでは『誰、それ?』状態です。音楽好きな人よりは、映画好きな人の方が良く知っているようです。
ま、みんな自分のホームページを持っているので、チェックしてみて下さい。特にノーマン・シーフは作品をバッチリ見る事が出来るのでお勧めです。カーリー・サイモンは他のカットが沢山有って、何かと楽しめます。コンピューター好きには、スティーブ・ジョブズの若い頃の写真も有ったりします。
追加
ノーマン・シーフの続きを書きました。
もうかなり経ってしまいましたが、漸く本屋に行く事が出来、買って来ました。永井博
その昔 A LONG VACATIONなる本を買って以来、どうも人生踏み外してしまったというか何というか。
どちらの本も、帯は松本隆が文を書いています。同名のレコードを聞きまくったのはもちろんですが、永遠が見えると言うのでしょうか、何でもない風景なのですが風の音が聞こえる様な、音楽が聞こえる様なそんな感じがします。
イラストレーションという雑誌で永井博の特集を組んだ時に、空の青の深みを出す為に何回も色を重ねたと書いてあった(と、思ったんだけど本が見つからない)。当時私は35mm判のカメラでコダクロームを使っていたので、『あぁ、コダクロームの色だ、空が黒く見えるんだよなぁ』と、思った事を覚えています。
大滝詠一のシングルは永井博のイラストだったので一生懸命買いました。左の二枚は曲がA面B面が入れ替わっているだけで、内容的には何の変化もないのですが、イラストが違うだけで買ってしまいました。所謂ジャケ買いです。当時購入をかなり悩んだのですがそれを突き破るだけの魅力がイラストと大滝詠一の歌には有りました。私はレコード会社の思うツボの客でしたが、でもレコード会社も気が引けたのか、一枚はクリアーな透明なシングル盤でした。
さらばシベリア鉄道のジャケットなんかは誰でも描けそうな気がします。が、とても好きです。当時絵を描いている人に向かって、『良いよなぁ、絵は、簡単で。』と言って、嫌な顔をされた事がありましたが、それも懐かしい思い出です。もちろん絵が写真と比べて簡単とかそんな表面的な事を言った訳ではありません。
レコードジャケットは正方形なので、ハッセルブラッドで撮影したものの様に見え、いつかこんな写真が撮ってみたいと思っていました。
永井博の絵と有れば片っ端から買った様な気がしますが(もちろんすべてを網羅するなんてそんな気はありません)、聞かないのに買うのはどうかなと思った一枚です。いや、もちろん聞きましたよ、でも心に残らないんだな、これが。
他にも色々有るのですが、今回は発見出来ませんでした。次回を乞うご期待。ま、それよりホームページを見て下さい。
久しぶりに買いました。子供の本を買いにいった時に見かけました。
昔のタミヤニュースと一緒に撮りました。12分の1スケール、私の親は買ってくれませんでした。今親になってみると分かりますが、これは買えません。だって、自分が作れないんだもの。
当時は情報が少なかったので、貪る様に読みました。このタミヤニュースの1972年の号はジャッキーイクスの記事が出ています。田舎に夏休みに行くとカブトムシを捕るだけでは時間を持て余してしまうので、プラモデルを作りましたが、兎に角高かったのを覚えています。
それが18分の1スケールになって安くなったのですが、それでも高かったのです。ですがポルシェは私の大好きな車、作りましたよ、もちろん。でも小学生にはデカールを貼るのは難しかったので、私のモデルはいつも真っ白でした。みなさんはどうしてましたか?
ホームページには書いてありませんでしたが、ヴィンセント・ラフォレ(Vincent Laforet)も来日してのイベントでした。彼自身の話はあまりApertureとは関係ありませんでしたが、とても面白かったです。黒川英治はApertureの実際を色々と解説してくれました。肝心のApertureはようやくといった感じです。これでライトルームのライバルになれるのでしょう。
今回新規でApertureを買う人はコスト的にも合うとは思いますが、前のバージョンを買った人(私の事です)はこの上まだ11,800円も払わないといけません。Mac PeopleにApertureの記事がありましたが、ファーストインプレッションなのだからApertureを持ち上げるだけならともかく、ライトルームを貶める様なちょっと間違った記述があり、残念です。何が言いたいかというと、それだけ両者の差が詰まったという事です。今回新規でライトルームと比較して、購入を検討している人には選択肢が増えて良い事だと思います。
でもなぁ、こないだ発売したばかりなのにもうアップデーターが出るんだもの、しかも43.9MB。本当に大丈夫?ちゃんとテストしてる?