閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

昭和公園 チューリップ

2010-05-10 09:46:32 | 昭和記念公園

園内を見通す綺麗な写真です。風景写真では近景、中景、遠景の三拍子揃うのが美しい写真を作る条件と言われています。

この写真も前景にチューリップ、中景は中ほどの池を渡る飛び石、そして遠くに見える観光客のいる風景と言う構成になっています。遠近感もあって確りとまとまっています。

同じところの写真ですが、中景になるところに、飛び石を渡る親子を入れてみました。上の写真と比べてどうでしょう。上はどちらかと言うと静的な風景ですが、人が入ったことにより動的な風景になったとは思いませんか。

画面が生き生きしたような気がしますね。このよう人物を添景人物と言い、時には画面構成の中で重要な役割りを持つことがあります。

この写真についても同じことが言えると思います。チューリップだけではあまり様になりませんが人物が入ることによって写真が生きてきました。この場合の人物の位置は、もう少し左に寄っているほうが良かったですね。

 

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昭和公園 チューリップ

2010-05-09 10:00:51 | 昭和記念公園

今日は縦横位置の写真を比べてみます。横位置の写真は広がりを表現する時、縦位置の写真は奥行きを表現する時と言われていますが、この二枚の写真を見てみましょう。

横位置で公園内の様子を広く見せています。特にこの写真は広角レンズを使用していますので広がりがより広く感じられますし、また奥行き感もあります。

一般的にはこのような撮り方が普通でしょう。

縦位置はどうでしょう。撮影対象が手前のチューリップに絞られています。と同時に奥行き感もあります。写真を見る人はチューリップ以外の対象物が横位置写真に比べて少ないことから、チューリップを注視することになりなり、手前のチューリップを見せたいという作者の目的は達せられたことになりますね。

遠近感の表現はともかく、何をどう見せるかによって縦横を決めるのが良いのではないでしょうか。

この二枚の写真は縦横どちらでも良いような気がしますが、横位置の写真は花の量の多さが出ています。

下の縦位置の写真はカメラアングルを少し高くして、中ほどの蕾が後ろの花と重ならないようにして全体をすっきりと纏めています。

横は広がり、縦は奥行きといわれていますが一概にそうとも言えないようです。量的なものを表現する場合の違いといったものもありますね。

 

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昭和公園 チューリップ

2010-05-08 09:49:22 | 昭和記念公園

再び昭和記念公園のチューリップです。今日は水辺に咲く花を、水面と共に写した写真をアップしてみました。

上の写真は水面に映る人影がミソといったところでしょうか。

同じところを望遠系のレンズで撮影、水面の木影と桜の花びらが脇役となっています。

やはり同じところをやや後ろに下がって、広角系レンズで目高の位置から撮影しています。花の数は多く取り入れられて広さは表現されていますが、平凡な感じの写真ですね。3枚の写真の中で一番迫力の無い写真になっていると思いませんか。

この写真は広角系のレンズでの撮影です。手前にある白いチューリップが主役ですが、デジカメで一番苦手な色です。白の中にも光の関係で濃淡がありますが、その濃淡を表現するのが難しいのです。一寸でも露出がオーバーになるとその濃淡が失われてただの白い塊になってしまいます。

写真は白い花に露出を合わせています。しかし、日陰になっている赤い花は露出不足になって黒ずんだ赤になっています。赤を綺麗な色に出すか、白を綺麗に出すかは作者のイメージによって露出は決めなければなりません。

水の流れをはさんで花を取り込んでいます。光る水面に映る人影の部分がこの写真のアクセントになっています。

この写真も水の流れをはさんで、対岸を入れていますが、対岸の花というよりは、水面と点在する置石によって画面を引き締めるといった構成になっていると思います。

写真には主役と脇役があるようです。それらをどのように配置するかがポイントになるような気がします。

 

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5月5日

2010-05-07 09:41:12 | 日常

キャノンパワーショットG10  28ミリ相当  ISO64

突然ですが、昭和公園の中に割り込みます。5月5日こどもの日。このゴールデンウイークは気温も高く真夏日が続き絶好の行楽日和でした。

何処にも行くあての無い私、国分寺公園に散歩に出かけました。一寸来ない間に新緑がまぶしい公園になっていました。

青空に新緑が映えて清清しい気分になり若葉の匂う新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込みました。

                                                

公園の広場には鯉のぼりが立てられていました。青空の中に泳ぐ親子色とりどりの鯉、なんとも気持ちの良い風景でした。

広場では鯉のぼりを背に、親子団欒の楽しい風景が彼方此方に見られ、こんな平和な時間が何時までも続いてもらいたいものと思いつつシャッターを切りました。

お鷹の道の本多邸にも鯉のぼりが立てられていました。お鷹の道を散策する人々の目を楽しませてくれることでしょう。

 

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昭和公園 チューリップ

2010-05-06 09:18:24 | 昭和記念公園

水辺に咲くチューリップ。水面に浮かぶ桜の花びらと木立の影とチューリップを組み合わせて、やや大きめに花を取り込んで見ました。

花弁の尖ったチューリップの形が面白く印象的でした。

こちらは同じような花ですが黄色でやや開いた感じの花でした。もう少しカメラアングルを下げて花を水面に重ねた方が良かったかなと思います。

こちらはカメラポジションを下げて花の背丈の高さを出して見ました。ピンとは中ほどの花に合わせています。花の立体感や遠近感が強調されています。

同じところですがもう少しカメラポジションを下げてみました。そしてレンズはやや長めの100ミリ程度にしました。遠近感はやや圧縮され、奥の花が大分大きく表現されています。

同じくやや長めの焦点距離のレンズですがピンとは中ほどの花に合わせて有ります。手前の花がボケてやはり遠近感が良く出ています。

三枚の写真共に立体感が強調され、花の背丈が良く出ています。カメラアングル、レンズの焦点距離の違い、ピント合わせの位置等で、写真表現が違ってくることが分かります

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昭和公園 チューリップ

2010-05-05 09:27:56 | 昭和記念公園

   

今日は良くも悪くも花のオンパレード。写しても写しても限りないような感じ・・・・

平凡な写真の数々、それでもまだ写し続けています。シャッターを切る瞬間が楽しいから・・・・

 

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昭和公園 チューリップ

2010-05-04 09:32:18 | 昭和記念公園

チューリップの庭園は、多種多様の花が実に見事に美しく配置されていて、何処から見ても絵になる光景です。

      

そんな中から自分の見たチューリップの花を一枚の写真として定着させて行きたいと思っています。

今回はコンデジ一台で何処まで表現できるか挑戦する気持ちです。しかし、どうしても身に付いた自分の作風と言うものが出てしまいます。その殻を打ち破りたいと何時も思うのですが、なかなか思うように行かないものです。

水辺に咲くチューリップ。カメラアングルを下げて、水面に映る人影を入れながら撮影したものです。

同じようなフレーミングですが、こちらは花に当たる光の美しさを出しています。白く光った水面の中に入った黄色い花が今一はっきりしなかったことが残念です。

 

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昭和公園 チューリップ

2010-05-02 09:33:09 | 昭和記念公園

    

二枚の写真を並べると何か一枚の写真のように見えますが、この二枚の写真も実験的な写真です。

一本の木を画面の中に取り込んだ時、その木を左に置くか右に置くかで、受ける印象が違ってきます。

  

この二枚も同じ場所での撮影です。手前にある花の選び方と言うか配置でしょうか、によっても印象が違ってきます。

何をどのようにどの位取り入れるか、どのような大きさにするのか、どのような分量にするのか、主役になるものは何なのか等々、撮影者の撮影意図による所が大きいと思います。

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昭和公園 チューリップ

2010-05-01 09:58:42 | 昭和記念公園

    

この二枚の写真も同じ場所からの撮影です。

始めに左の写真を撮影しました。青い花がS字形になっているのに興味をそそられました。出来た写真を見ると画面中ごろの半円形のスペースが気になりました。

右の写真は、その半円形のスペースに立ち木を入れてみました。立ち木の入れ方がやや中途半端ですが、画面に奥行き感が出ています。

どちらの写真が良いか悪いかは好き好きだと思いますが、どちらもあまり良い出来ではありませんね。

 

140ミリ望遠にして、カメラポジションを低くし、こんな風にしてみましたが、やはり半円形の空間が絵を壊しています。

こんな風にもして見ましたが、青い花のスペースが半分以上を占め、バランスが崩れています。今日の例題写真はどれもあまり良い出来ではありませんね。

写真はやはり良い被写体、カメラアングル、ポジション、レンズ等の選び方が大事なようです。

 

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