閑居シニアの写真館

リタイヤして30年、いろいろと写真を写し続けています。最近は身近な風景を見たまま気ままに写真を楽しんでいます。

昭和公園 チューリップ

2010-05-09 10:00:51 | 昭和記念公園

今日は縦横位置の写真を比べてみます。横位置の写真は広がりを表現する時、縦位置の写真は奥行きを表現する時と言われていますが、この二枚の写真を見てみましょう。

横位置で公園内の様子を広く見せています。特にこの写真は広角レンズを使用していますので広がりがより広く感じられますし、また奥行き感もあります。

一般的にはこのような撮り方が普通でしょう。

縦位置はどうでしょう。撮影対象が手前のチューリップに絞られています。と同時に奥行き感もあります。写真を見る人はチューリップ以外の対象物が横位置写真に比べて少ないことから、チューリップを注視することになりなり、手前のチューリップを見せたいという作者の目的は達せられたことになりますね。

遠近感の表現はともかく、何をどう見せるかによって縦横を決めるのが良いのではないでしょうか。

この二枚の写真は縦横どちらでも良いような気がしますが、横位置の写真は花の量の多さが出ています。

下の縦位置の写真はカメラアングルを少し高くして、中ほどの蕾が後ろの花と重ならないようにして全体をすっきりと纏めています。

横は広がり、縦は奥行きといわれていますが一概にそうとも言えないようです。量的なものを表現する場合の違いといったものもありますね。

 

コメント
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