Tokinaがフォーサーズ陣営入り?

  4/3 Rumorsによれば、トキナーが今年98-10日にラスベガスで開催されるPMA改めCliQ 2011でマイクロフォーサーズ用のレンズを2本発表するらしい。1本は17mm f/2.0のパンケーキ、もう一本は8-16mm f/3.5-4.5で、F値は共により明るくなる可能性もあると云う。これまでトキナーではこれまで導入実績のない光学式手振れ補正機構とリニアモーター(超音波モーターと同じか?)を導入する可能性もあるようだが、自社では開発できずに、導入されてもこの部分は外注となるようである。

 

注:「パンケーキ」について、「The first one will be a 17/2.0 or faster pancake」と書かれているけれど、これは17/2.8 or fasterの間違いなんじゃないかと郷秋<Gauche>は思うんだけど、頑張ってf/1.8とか1.4とかを作るんだろうか。

 

 Four Thirds(フォーサーズ)及びMicro Four Thirds(マイクロフォーサーズ)規格に賛同するレンズ専業メーカー(サードパーティー)は現時点ではシグマのみであるが(see here)、そのシグマも既存のフルサイズ用あるいはAPS-C用のマウントとフランジバックを4/3規格に合わせただけに見えるし、そもそもM 4/3用のレンズはラインナップしてない。そんな中でトキナーのM 4/3参入は選択肢が広がることになるからM 4/3ファンには歓迎されることだろう。郷秋<Gauche>は買わないと思うけど。

 

 しかしだ、光学式手振れ補正機構と超音波モーターって、そんなに高度な技術なんだろうか。確かに、Nikon(ニコン)とキヤノンは10年以上前に実用化しているけれどサードパーティーではシグマがしばらく前に導入したけれど、タムロンもごく最近だしトキナーは自社開発ができないらしい。ところで、トキナーが外注するって、いったいどこに頼むんだろうね。コシナ当たりなのか、一般には名前が知られていないエンジニアリング会社なのか。

 

 それにしてもだ、パンケーキに手振れ補正や超音波モーターを導入したらパンケーキの三段重ねになりそうだし、広角の16-32mm35mm判換算)にも手振れ補正機能はいらないような気がするけれど、どうなんだろう。

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、9日にもご覧いただいた(see here)雑木林で空を見上げた図のモノクロ版。ではなく、青空をバックに見る冬木は凛として見えるが、曇り空をバックにすると不気味に見えると云う図。モノクロのように見えても、もちろんカラーです。

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