2011年はミラーレスの当たり年か

 Nikon(ニコン)からプロユースのミラーレス(EVIL)が3月もしくは4月に発表されるのではないかと書いたばかりだけれど、今度はPENTAX(ペンタックス)から、郷秋<Gauche>もAuto 110 Digitalとして記事にしたペンタックスのミラーレスが春には登場との噂が流れていますね。ペンタックスのミラーレスについては、HOYAM 4/3用のレンズのパテントを取ったとの報道、更にはAPS-Cよりも小さなセンサーが採用されるとの噂もあり、総合するとこれはもうM 4/3以外ないだろうと云う感じ。 

 

 ミラーレスではオリンパスとパナソニックが先行。ソニーが追随しながら既に最大シェアを確保した状況の中で、プロ用と伝えられ土俵が異なるとは云えニコンが参入、更にとペンタックスもミラーレス投入となると、このカテゴリで製品を投入していないのはキヤノンのみと云うことになる。業界トップのキヤノンがこれを黙って見ているはずもなく、ほどなく同社も参入することは間違いない。既にいつでも発表でき状況でありながらニコンの出方を待っているのではないかとは、郷秋<Gauche>の読みである。 

 

 興味深いのは各社のマウントである。オリンパスとパナソニックはM 4/3を採用。ソニーはミノルタから継承したαではなく専用のEマウントを開発した。イメージセンサーのサイズがAPS-Cか更に小さい事、フランジバックが短いことを考えるとニコンとキヤノンも当然専用のマウントを発表することになるが、オリジナルのFあるいはEFマウントとの互換性をどう確保するのか。ペンタックスは、今時点での噂を総合するとM 4/3採用の可能性が高いが、オリジナルマウントを開発・導入する可能性もあるし、あるいは以前から関係が取りざたされているサムソンンのNXマウントを採用と云う可能性もある。

 

 いずれにせよ2011年中にカテゴリに多少の違いはあったとしてもニコン、キヤノン、ペンタックス、オリンパス、ソニーのミラーレス(EVIL)が勢ぞろいすることは間違いないから、楽しい一年になりそうである。

 

 

 

 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、無防備にも腹を出して日向ぼこるすみよしの森のにゃんこ。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )