出ないわけないでしょう、D700の後継機

 Nikon Rumorsが紹介しているスペイン語のサイトによれば、Nikon(ニコン)D700の後継機は2010年中には登場しないのだと云う。そんなことないだろう。ないだろうと云うより有り得ない。

 D700は2008年7月に登場しており発売以来既に1年9ヶ月が経過している。これから先8ヶ月の間にも登場しないということはどんなに短くても2年5ヶ月間現役続投と云うことになるが、そんなに永く現役を続けたDSLRはニコンの歴史の中にはない(注)。

 対するキヤノンは2005年9月に1280万画素のフルサイズセンサー搭載のEOS 5Dを発売、2008年11月には2110万画素の5D Mark IIにバージョンアップし、更にMark IIIに進化する時期も近づいていると噂されているなど、ハイアマチュア用のフルサイズ機ではニコンに対して1歩も2歩も先行している。

 この状況の中でニコンがD700後継機(D700S、D700X、D800ともD900とも云われている)の発表を2011年まで引っ張るとはとても思えない。ニコンDSLRのこれまでの更新タイミングを考えれば今夏のボーナス商戦までには後継機が登場するものと思われる。って、登場してもらわないと郷秋<Gauche>としても困る。

注:2002年6月に登場したD100は直接の後継機であるD200が登場する2005年12月までの3年6ヶ月現役だったことになるが、登場の1年9ヶ月後には同スペックで価格が半分のD70が登場し、実質的にはその役目を終えている。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、3月31日に掲載した写真から8日後の様子。まったく同じ部分を撮った訳ではないので直接の比較はできないが、1週間分の「春の進み具合」はお判りいただけるのではないかと思います。
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