2009年F1第15戦日本GP予選終了

　待ちにまった日本GPだけれど、郷秋<Gauche>的には今ひとつ盛り上がりに欠ける感じなのだが、その原因は明らか。何が何でも勝って欲しいドライバーやチームがないからだ。

　予選Q2での2度も赤旗中断という波乱によりQ3が始まったばかりのところで放送終了となり、結果はその後Webで知ることになった。順番は若干入れ替わっていたがトップトップ3は予想通り、ベッテル、トゥルーリ、ハミルトン。ちなみに郷秋<Gauche>はハミルトン、ベッテル、トゥルーリの順を予想していた。

　Q2赤旗中断のためノックアウトとなったアロンソがトロロッソのガレージまで抗議に出向いていたし、同じ黄旗の出ている中でブラウンGPの二人が好タイムをマークしてQ3に進出するなどフェアじゃない部分についての審議は行われなかったのかと思い、ここまで書いたところでいま確認したら案の定。この件についてリリースされた概要は次ぎの通り。

　予選Q2の赤旗中断の原因を作ったブエミとバトン、バリチェロ、スーティル、アロンソ5名は5グリッド降格処分。ただし正式なスターティンググリッドは日曜日の朝に行われる。

　何だかすっきりしないまま決勝レース当日を迎えることになるようだ。黄旗を見てアクセルを戻したためにQ2で敗退したアロンソと突っ走りQ3に進出したバトン、バリチェロが同じ5グリッド降格では、アロンソの腹の虫が治まらないだろう。

　さて、大クラッシュを演じたグロックは、どちらも重篤ではない背中の痛みと足の創傷とのことでまずは一安心。それにしてもコースアウト、クラッシュの多い今回の予選であった。コースアウトはドライバーのテクニックの問題としても、その結果大きなクラッシュとなるのはコースの問題。F1コースとして今後も存続するためには、ランオフエリアを拡大するなどの改修が必要となる事は必至だ。

　さて、唯一の日本人ドライバーである中嶋一貴であるが、案の定と云うべきQ3敗退の17番グリッドである。郷秋<Gauche>は彼に対して「フリープラクティス・スペシャリスト」の称号を（勝手に）授けているが、日本GPにおいてもその称号に恥じない走りを見せてくれたな。残念ながら、来期のF1で彼の姿を見ることは出来ないかもしれない。


　と云うわけで今日の一枚は、昨日に続いて、こんな横浜もあるんだと云う今日の一枚です。って、いつもご覧頂いている恩田の森で撮影したもの。夏の収穫が終わり冬野菜のための畑作りです。