良い人を止めよう

 「良い人」を止めたら人生楽になるよとか、そんな小難しい事を云うような気は毛頭ないし、第一今日の郷秋<Gauche>にはそんな気力も体力も残っていない。ってどうでもいいことまで書いちゃったけれど。

 郷秋<Gauche>が云いたいのはF1をはじめとして海外のモータースポーツの各カテゴリでレースをしている日本人に対してである。中嶋悟を嚆矢として、既に8人の日本人がF1をフルシーズンを走っているが、チームやマシンに恵まれなかったこともあり、速いマシンが来るとあっさり進路を譲ってしまう、総じて行儀の良いドライバーが多かったように思う。

 でもだ、ティモ・グロックの代役としてブラジルGPに参戦した小林可夢偉はちょっと違っていたぞ。同一周回ならば、タイトルをかけてレースをしているドライバーだろうとナンだろうとしっかりブロックする。当然レース後に非難の声が上がったようだが、F1初レースの若いドライバーを抜けないヤツが悪い。悪いで悪ければ、大したドライバーではない。

 風貌と共にその走りっぷりでF1業界に広くその存在をアピールした小林可夢偉が、2009年F1最終戦アブダビGPも走ると云うから楽しみである。まぁ、ブロックするというのではなく、F1ドライバーの一人として19人のライバルと対等に戦っている、その姿を世界中のF1ファンに見せつけて欲しいものである。


 
 例によって記事本文とはなんの関係もない今日の一枚は、恩田の森の農家の納屋に佇むオリジナルミニ。アーモンドグリーンのボディカラーと妙にレーシーなトレッドパターンのタイヤとがいい味を出していますね。
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