円高さま様

 1ドルが90円ちょっとと、随分と円が高くなっているのにガソリン価格の下落は実にゆっくりだし、ヒコーキのサーチャージは再開されるしで(乗らないからいいけど)、なんだか円高のメリットをまったく感じない郷秋<Gauche>の日常生活だけれど、今日は随分徳をした気分(^^)。

 町田辺りの楽器屋(つまりS楽器だな)では置いてないと云うので、アカデミア・ミュージックから送ってもらおうと思って調べたたら、こちらも欲しかった2冊のうち1冊は在庫が無いというので、久しぶりにsheetmusicplusで楽譜を買ってみた。

 Xavier MontsalvatgeのSonatine pour Yvetteが$11.99(アカデミアでは1,650円。しかも在庫なし)、Francis PoulencのQuinze improvisationsが$19.95(同3,420円)、Shippingが$8.99(同735円。沖縄だと1,470円も取るんだって。カリフォルニアからの倍近い!)で、合計$40.89。1ドル92円で計算すると3,762円。対するアカデミアは5,805円。sheetmusicplusで買うと35% OFFだ。購入手続き時にShipping timeが1-3 weeksと表示されていたけれど、実際には注文から8日目に到着たことになる。

 郷秋<Gauche>のような懐の寂しい者にはまったくもってありがたいことで、まさに「円高さま様」である。楽譜がこんなに安く買えるのならば、カメラだって逆輸入すれば随分と安く手に入るのではないかと思うけれど、実際には余りそう云う話を聞かないのは、やはりアフターサービスを考えてと云う事なんだろうか。

 話を楽譜に戻そう。書籍が電子データとして売買されるようになりつつある昨今、楽譜だって遠からずそうなるんだろうな。ただし、楽譜の場合にはその使い勝手を考えるとkindleのようなものに表示させるのではなく、PDFファイルをダウンロードしてユーザーが自由にプリントして使うようになるのかな。Finaleのファイルで購入できたりすると加工も容易になるから便利かも。

 と云うわけで、音楽の秋に円高の恩恵を存分に受けて、その差益分で買って来たブルゴーニュのワインなんかを上機嫌で飲んでいる郷秋<Gauche>なんだけれど、調子に乗って飲んでいると差益分はあっという間に空になってしまう。せめて三晩はもたせるようにしよう(^^;。

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