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アロンソはいずこへ

 マクラーレンを離脱し、古巣のルノーに移籍するものと思われていたフェルナンド・アロンソだが、ここに来てその雲行きが怪しくなってきているようである。

 アロンソに戻ってきて欲しいフラビオ・ビリアトーレであるが、ルノーのCEO、カルロス・ゴーンが、3年契約でなければアロンソとは契約を結ばないとしているのが、最大の障害となり交渉が暗礁に乗り上げていると憶測が流れている。

 アロンソは、フェラーリと2009年以降の契約が既に結ばれていると噂されており、だとするとアロンソが望むルノーとの契約は1年。つまり、アロンソにとってのルノーは、2009年までの「つなぎ」でしかないのである。

 ルノーとしては、1年ではチャンピョンのタイトルを取り戻すことは困難であると考えて、3年以上出なければ契約をしないと言っているのだろう。アロンソがルノーに行く事がないとすると、残る可能性はトヨタとレッドブルということになるが、どちらにしてもアロンソは1年以上いるつもりはない。

 トヨタとレッドブルはアロンソのための十分な資金を持っているようだが、たった1年のために巨額のギャラを支払うかどうか。となると、残る可能性は1年間の「休養」である。問題は1年間の休養の後に、今シーズン終盤と同様の結果を残せるかどうかである。下位チームで走るのか、1年後フェラーリ入りを目指して休養に入るのか。結論はまもなく出されるはずである。

記事本体とは何の関係もない、晩秋のひとコマ。
[東京都下某所にて / 21日撮影]
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