F1パイロットもするなりスピード違反

 危険な公道レースに参加するなと若者に呼びかけたフィジコことジャンカルロ・フィジケラではあるが、息子が病気となればレースならぬタイム・トライアルの必要があったということか。

 サーキットでは速ければ速いほど褒めてもらえるF1パイロットも、公道上で制限速度をオーバーすれば当然取り締まりの対象となる。自宅のあるイタリアで60Km/h制限の一般道を148Kmで走行し免許没収の憂き目にあったフィジコは息子が病気なのでと言い訳をしたらしいが、果たして本当かしらん。だって、スピード違反で捕まった時の言い訳は、やっぱり親の危篤と家族の病気が定番だろう。

 公道を走るプロ・ドライバーが免許没収となれば仕事にならないけれど、F1ドライバーの仕事には支障がないらしい。F1ドライバーに必要な資格は「スーパー・ライセンス」であるがこの前提には普通の運転免許証の有無は、どうやら関係ないらしい。F1はクローズド・サーキットでレースが行われる(モナコなど公道で行われるレースもあるが、開催期間中は臨時のクローズド・サーキットと解釈される)から公道を走るための運転免許証は必要がないということなのだろう。

 レース中に高速道路を含む公道を走ることになるラリー・ドライバーはそういうわけには行かないんだろうな。その点F1をはじめクローズド・サーキットを走るドライバーは恵まれていると言っていいのか?だからフィジコの免許証もし戻ってかなかったとしても来シーズンの仕事にも支障はないということだな。



今日の1枚は、竜胆(リンドウ)、ですか?
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