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キナ臭いぞ、VW

 レッドブル・レーシング VW(フォルクスワーゲン)と接触しているらしい。今シーズン頑張ってくれたクルサードにボーナスとしてゴルフR32を支給しようという話、ではないらしい。

 今期コスワースV10で戦ったレッドブルだが、来期はフェラーリV8の搭載が決まっている。これに対して来期デビューするレッドブルのジュニアチーム、トロロッソはコスワースV8。果たして兄貴分にだけなのか、兄弟揃ってともくろんでいるのかはわからないが、どうやらレッドブルはVWをF1に引きずり込みたいらしい。

 北米限定のカテゴリーは別にするとモータースポーツからは程遠いイメージのGMを除けば、世界の名だたる自動車メーカーは挙ってF1に参戦、メーカーの威信をかけた戦いを繰り広げている。そんな中で世界シェア10位以内でF1に参戦していないのはGM、VW、プジョー・シトロエンとヒュンダイの4社だ(逆に11位以下ではBWM、フィアット(フェラーリ)が参戦)。

 プジョーはちょっと前にはオールフレンチ・チームである「プロスト」にエンジンを供給していたが結果を出せないまま撤退し今はWRCに専念。GMはそれどころじゃないだろうから、そうなると残りはVWとヒュンダイ。いまだかつてF1未経験の巨人がいつF1の世界にその姿を現すのか興味津々だ。そのVWをレッドブルが引きずり出すと言うのか。

 VWもF1にこそ出て来てはいないが、グループのアウディがル・マンの常勝チーム・マシンであることは先刻ご存知の通り。出てくるとすればアウディ・ブランドで出てくるんだろうな。最近のアウディ各車は大口・悪顔、ハイ・パフォーマンスで売っているからスポーツ・イメージの更なるアップにはアウディ・ブランドがいいだろう。

 年間生産300万台を越えホンダを追い越す勢いのヒュンダイ、今はWRCに参戦しているけれど、大手メーカー同士のぶつかり合いとなってしまった今のF1にはいずれ参戦しなければならない時が来るんだろう。果たしてどのチームにエンジンを供給するのか、はたまた自前のチームで参戦するのか、これまた興味が尽きない。


 今日の1枚は、斜光に輝く桜紅葉。なるせの森の牢場谷戸で撮影したものですが、結構な深山でもあるかのように見えますね。でも全然そんなことはないんです。余分なものが写り込まないよう慎重にフレーミングした結果です。
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