ここ数日では,さすがに「PS3」のネタしか発生しません(笑)。
ネットのあちこちに点在する「技術情報」を読んでいると,「PS3」という機械が それほどハイスペックではないような気がしてきます。グラフィック処理能力についていえば,最近の高性能パソコンの方が高い性能を示しますし,搭載されている「Cell」プロセッサについても,極端に高い性能を発揮するものではないようですし・・・。「Cell」は 1基のPPE(Power Processor Element)と 7基のSPE(Synergistic Processing Element)が 1コアまとめられたマルチコアCPUであり,実際には PPE単独動作でパフォーマンスするものではなく,PPEを司令塔とし 7基のSPEをいかに活用するかが ハイパフォーマンスを生み出すカギとのこと。なんだか,パフォーマンスを発揮できるかどうかは「プログラミングの質次第」っぽいところがちょっとだけ不安です・・・。
本来は,この価格帯で このパフォーマンスである事に驚くべきなんでしょうね(笑)。
ソニーさん,ごめんなさい。(≧∇≦)
正直,たかがゲーム機に「Cell」なんぞは必要ないとも思えますが,昨今のゲームは,単なる「遊びのデバイス」から「エンターテイメントのデバイス」へ確実に変化しています。昔は「表現したくてもできない」時代でしたから,基本的なゲーム性で勝負するしかありませんでしたが,現在は,ゲーム性に加えてエンターテイメント性が常に要求されていますし,同じゲームなら 音響や映像など,演出面が優れている方が絶対に楽しめるハズですしね。これからのゲーム機には,そのエンターテイメント性を受け止められる「パワー」が必須なのかもしれませんね。
まずは「PS3」を全開稼働できる環境がない事には「PS3」が実現してくれる「エンターテイメント」が何なのかが解りません。よって・・・新ミッション発動です(笑)。年内での フルHD対応液晶テレビ+サラウンドシステム 導入を目指します。最低でも液晶テレビは絶対に導入したい。短期間で予算工面ができるかどうか勝負ですな。
この領域に踏み込まなかったら「PS3」の価値は半減ですしね。
いや,リッジ7の本気モードは 音も映像も凄いらしいので・・・。
・・・ちょっと無理かも
【関連リンク】
・PLAYSTATION3 OFFICIAL SITE ・・・ PS3の公式ページ
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私は未だPS3を買ってないのですが(機会が無かったので)、買ったらフルHDテレビが欲しくなりそうなのが懸念材料ではありました。本体より周辺に金が掛かるというパターン。(苦笑)
Cellの話ですが、得意分野(リアルタイム処理。エンコードとか?)のプログラミング次第では現行CPUの10倍以上の速さがある、という夢があるのが良い所だと思います(笑)
あと、ネットワーク接続での分散処理を念頭に置いた設計になっているのは本当らしいなので、SCEが描くビジョンが現実化した時にどのような事が出来るのか?、妄想が膨らむのが良いと思います(笑)
実際、ゲーム機を超えた雰囲気を持たせているのは上手い戦略でしょうね。
任天堂とは別ベクトルですが、SCEも開拓精神は感じます。
RSXが担うGPU部分は日進月歩なので、PCの技術を導入した時点で、PCのハイエンドカードに対するアドバンテージは無くなりますよね。
PS2のGraphics Synthesizerの様に独自路線で行かない限りは、リアルタイム映像でPCより先に行く事は無いでしょう。
まあ、その部分を補って、あわよくばPCに勝る為にもCellのアーキテクチャが必要だったと思います。
使い方によっては強烈なパワーが出るとのお話もたしかにありました。
実際,リッジ7では結構なポテンシャルをみせてくれていますが,
1年後にはもっと凄いソフトが出てくるんでしょうね。
個人的には映像処理技術がどこまで進化するのか非常に興味深いところ。
青天井に価格が上がられても困るので,せめて今ぐらいの価格設定で
どこまで進化するのかをみてみたいです。
フルHDは・・・やはり予算が捻出できず
導入できたとしてもHDどまりになりそうな見通し。
そもそもサイズが大きく部屋に置けない(笑)。
悔しい・・・