MC68000 Maniacs!
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夏場に体験版が配布されていた「シュタゲ8bit」がついに発売となりました。正式タイトルは「Steins;Gate 変移空間のオクテット」です。体験版でプレイできたショートストーリーはゲームのオープニング部分に該当しており,この部分は製品版でも全く同じになっています。秋葉原駅を抜け,オープニングテーマ曲「スカイクラッドの観測者」が流れた後からが,物語の本当の始まりとなります。体験版では描かれていなかった秋葉原の街が,8bitライクにデフォルメされたイベントグラフィックとしてしっかりと登場。もちろんラボメンたちも全員登場してくれますが・・・いわゆる「シュタインズゲート」とは世界線が微妙にズレているので,立ち振舞いが少々違っているメンバーもいます。とにかく「獲得できるものは全て取る」事と,気になるテキストが表示された場所では,状況や持ち物から想像できる行動を「全て試してみる」事が攻略のポイントになります。テキストを読み飛ばしたりしてはいけません。

体験版の発表当初は「8bit」が強調され続けていましたが,製品版は予想を超える「8bit」製品に仕上がっていて,店頭で倒れそうになりました(笑)。パッケージは当時のパソコンゲームと見間違えるほどのレトロな出来栄え。80年代にパソコン少年だったおっさん連中には「かなり効果のある」デザインだと思います。中身の方もなかなか凄くて,特にCD-ROMのジャケットが「5インチフロッピー」っぽいデザインになっていたのは,個人的にかなりヒットです。わざわざエンベロープにまで入ってるものだから,本当にフロッピーディスクが入ってるのかと思いました(笑)。マニュアル類も薄っぺら(!)でレトロな雰囲気が抜群です。同梱のサントラCDには「FM音源」と「PSG」で演奏された全BGM群が収録されるなど,とことんレトロ。

まさかここまでやるとは思いませんでした。
志倉社長すげえ。(≧∇≦)

ゲームの方は,随所にヒントが散りばめられているので,注意深く進めれば「ラスト」までは問題なく進められる難易度になってます。ただし・・・最後の最後で出てくるコマンドは・・・特定の条件下にある人以外は絶対に解らないと思いますよ。まあ・・・流れ上「思い付ける」範囲ではあると思いますが,これはちょっとズルいかも・・・。それでも1~2日でクリアできてしまう内容なので,当時のアドベンチャーゲームと較べればかなり簡単なのは間違いありません。ゲーム自体のボリュームが少なすぎる・・・と言っている人をたまに見かけますが,そういう人はきっと楽しみ方がズレています。これは「80年代のアドベンチャーゲームを現代で楽しむためのガジェット」なのです。色々な「機種」で遊べる「変移空間のオクテット」を楽しむのが本当の目的なんだと思います。クリア後特典が「エピソードの追加」とかではなく「機種追加」である事からも解りますよね。

クリアしても・・・機種が追加されないのは何故??
なにかやり残してるのかな。それとも・・・途中で機種変更しちゃダメなのかしら。
最初からやり直してみよう。(≧∇≦)


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