平安夢柔話

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濱田金吾さん&SPARKLING☆CHERRY素敵なコラボライブ再び 2019年7月20日

2019-07-27 19:27:16 | えりかの徒然なるままに
 7月20日夜、令和になって初めて行ってきました。通算31回目となる濱田金吾さんのライブ。今回もとても楽しかったので、レポートさせて頂きます。
*記憶違い、勘違い、たくさんあると思います。どうかご容赦下さい。

 場所は東京のBACK IN TOWN(以下、BITと記します。
 サポートは昨年10月27日のライブに引き続いて、私の大好きなバンド、SPARKLING☆CHERRY。楽しみ(^^)
 実はSPARKLING☆CHERRYは昨年末にギターとドラムが抜けてしまい、現在は金吾さんのライブのサポートの常連、宮崎まさひろさんがドラムのサポートで参加しているのです。なので宮崎さんも出演されるとのこと、こちらも楽しみでした。

 オープニングは金吾さんお一人で登場。ギターの弾き語りで、「プール&サングラス」、大好きな曲なのでテンション上がりましたが、ん?というところも。
 演奏し終わった金吾さん、
「この曲はいつもピアノなんだけど、たまにギターでやるとこうなる」
と言っていましたが。
「次の曲もいつもピアノなんだけど今日はギターでやります。さあどうなるかな」
 ということで始まったのが「sister my love」。確かに、この曲のギターバージョンってあまり聴いたことがないような気がします。でもこちらは素晴らしい演奏。やはり1曲目というのはなかなか調子が出ないのかもしれません。
 そして3曲目。
「次は夜風のインフォメーションという曲をやります。この曲をギターでやるのは初めてなので、さてどうなるかな」
と、金吾さんが言ったので思わず、
「聴いたことあるんだけどなあ」
と言ってしまいました。最前列だったので金吾さんにしっかり聞こえてしまったようで、
「あれ?やったことないんだけどなあ。どこで聴いた?
「夏歌メドレーで」
 そう、昨年の10月、Kelly'sとこちらBITで「夏歌メドレー」ということで、ギター弾き語りで夏歌を一度にたくさん聴かせて頂いたのですが、その中に、「夜風のインフォメーション」が入っていました。
「あの時はワンコーラスだけだったじゃないの」
 確かに。今回はもちろんフルコーラス、わあ楽しみだ~。
 それに、最初からステージの金吾さんとこんなに会話できて幸せ(^^)
 そして「夜風のインフォメーション」のギター弾き語り、素晴らしかったです。

 「夜風のインフォメーション」が終わったあと、
「ほんとに難しいコードの曲だねえ」
と金吾さん、
「そこがいいんですよ。難しいコードの曲って格好良く聞こえます」「
と、私、また思わず言ってしまいました。
「え、それじゃあ簡単なコードの曲は格好良くないってことなの?」
と金吾さん、えっそんなことないんだけどと思いながら、思わず大笑いしてしまったら、
「何を言っても笑うんだね。乙女だねえ。箸を転がしてみようかな。絶対に笑うから。」
なんて言うものだからまた笑ってしまって。3週間前から風邪をひき、だいぶ良くなったのですが咳だけが残ってしまい、今回はマスク着用での参加になってしまったのですが、案の定、笑い過ぎて咳が出てしまいました。
 そうしたらどなたかに「古~い」と言われてしまい。そうですよね、「箸を転がしただけで笑う」って、今はあまり聞かないですよね。

 さて、いつもは3曲ぐらいで弾き語りコーナーはおしまいなのですが今回はもう1曲、「横顔のタクシードライバー」をやって下さいました。曲の前に金吾さん、
「この曲知っている人」
と問いかけてきたのでもちろん手を挙げました。
「では、一緒に歌って下さい」
とのことだったので、お言葉に甘えてほとん度全部、歌ってしまいました。楽しい。
 そんなわけで、たくさんいじっていただいた金吾さんの弾き語りコーナーはおしまい。

 5曲目からはいよいよ、cherryさん抜きのSPARKLING☆CHERRYが登場。バンマスのyoshiroさんがいます。それに宮崎さんも。
 そして始まった曲は、素敵なアレンジの「Good luck city Romance」。SPARKLING☆CHERRYのいい意味で乾いた感じの音と、宮崎さんの素敵なドラム、金吾さんのギターとボーカルが調和していて、聴いていて心地良かったです。
 1-setの中で印象深かったのは「Water blue」と「シャレード」の2曲。
「次はCDにも何にもなっていない曲をやります。この曲をバンドでやったのは1回ぐらいだよね。いつだったっけ宮崎」 」 
と金吾さんが言ったので、「もしかしてWater blue?嬉しい」と思いました。そして、確かバンドで聴いたのは5年前の夏のライブだったのではと思ったのですが。
「さあ」
と宮崎さんも記憶があやふやなようで。もし違う曲だったら困るので私は今回は声は出しませんでした。
 そうしたらyoshiroさんが
「あまり会話がかみ合っていないような」
と言っていて。でも始まった曲は思った通り「Water blue」でした。そうか、この曲をバンドで聴けるなんてものすごーくラッキーなんだ、と思いながら、堪能させて頂きました。そして何度でも書きます。この曲のCD化希望。

 「シャレード」は、昨年10月のライブと同じく、SPARKLING☆CHERRYバージョンで聴かせて下さいました。オリジナルのアレンジも素敵なのですが、こちらのバージョンも負けないぐらい素敵で。聴けて幸せです。

 「シャレード」で1-set終了。休憩を挟んで2-setへ。

 2-setのオープニングではいよいよcherryさん登場。
 ニューアルバム「Roxy」の中の曲をやってくれるのかなと思ったのですが、洋楽カバー「Saturday in the park」、って、実は私、この曲のタイトル知らなかったのですが。でもオープニングから明るくていい感じ。
 そして2曲目からは、今回のライブのゲスト、RenajaのRene(ルネ)さんが登場。私は金吾さんのファン友さんの動画シェアでRenajaのことを知ったのですが、ヴォーカルのReneさん、サウンドクリエイター新井現詞さんからなるユニットです。
 始まった曲はSPARKLING☆CHERRYと金吾さんのサポートで、オリジナルの「Mochotto」という曲でした。なかなかおしゃれでいい感じ。
 それにReneさんって、観客を自分の曲のペースにのせるのがとてもうまいなって思いました。
 途中の「ねえねえもうちょっと」という部分をみんなでコーラスしたのですが、男性と女性に分けてコーラスさせたり。またこれが楽しかったです。

 続いて、金吾さんが気に入ったというバラード曲「Kind man」、金吾さんのギターと、Reneさんのボーカルが調和してこちらも素敵。それに私、聴いていて心惹かれてしまったんですよね。
 元号が変わる頃に読んでいた本、阿部暁子さんの「どこよりも遠い場所にいる君へ」、誰にも言えない秘密を抱え、故郷を離れて離島の高校に進学して寄宿舎生活を送る少年と、43年前からタイムスリップしてきた少女との交流、ルームメイトやクラスメイト、周りの大人たちとの絡み合いなどを描いた学園SF小説、ラストで号泣してしまったのですが、この小説が栄華かドラマになったら、エンディングで流れてきそう…と思ってしまったのです。歌詞は英語だったので意味はほとんどわからなくて、全然見当違いだったかもしれませんが、曲の雰囲気が小説とマッチしているような気がしたのでした。
 しかもこの曲が入っているCDが本日、会場で売られているとのこと、わあ欲しい。

 と、順調にライブが進んでいたのですが、この頃から金吾さん、持病のバネ指の発作が出てしまったようで。それもかなりひどい発作だったらしく。
「このあとの曲どうしよう」
といっていたので、心配になりました。気持ちはみんな同じだったらしく、お祈りするお客さんも。わたしも「金吾さんのバネ指の発作が治りますように」と心の中で祈っていました。
 その甲斐あって、
「少し良くなったみたいです」
とのことで一安心。
 そんなわけで、イーグルスのカバー「Love will keep Us alive」で、Reneさんのコーナー終了。お疲れ様でした。

 そしていよいよSPARKLING☆CHERRYのコーナーの始まりです。待っていました~。
 1曲目は4日後に発売されるニューアルバム「Roxy」のオープニングを飾る「Summer time magic」、夏らしく明るくてさわやかなナンバー、金吾さんがコーラスで参加しているのだそうです。本日、いち早くこちらで売られているとのこと、もちろん買う予定。CDを聴くのも楽しみですが、こうして生で聴くのもいいですね。やっぱり私、SPARKLING☆CHERRYの曲が好きなのだなと再認識。

 2曲目は、「コイウラ」という曲。この曲はデュエット曲で、cherryさんのお相手はカンバスの小川タカシさんです。
「彼はいい声しているね」
と金吾さんも言っていましたが、私はカンバスも結構好きで、昨年出た「アイランド」というアルバムを持っています。友人に薦められて、小川さんが出演したラジオ番組やYouTubeの動画を聴いたら気に入ってしまい、衝動買いしてしまったのですが、すっかりお気に入りの1枚になっています。
 でも本日は小川さん、いらしてないので、金吾さんがお相手で聴かせて下さいました。これがものすごく素敵で。(^^)聴いていてわくわくしました。ああ、咳が止まっていなくてもこのライブに来て良かった~。
 続いて、「ビリーホリディに背を向けて」を、金吾さんとcherryさんでデュエット。
 昨年にも書きましたが、cherryさんは声が高めなのですが、この曲では迫力のあるアルトを聴かせて下さり、金吾さんのハスキーで高めの声とよく合うのです。素晴らしい。
 ここでcherryさん一端退場。お疲れ様でした。

 このあとは、金吾さんと、cherryさん抜きのSPARKLING☆CHERRYで、「Sunrise‐Sunset」と「真夜中のテニスコート」、どちらも夏の定番ですね。じっくりと聴きました。
 以上で2-set終了。

 2-setが終わるとアンコールの拍手。それに合わせてトントンという宮崎さんのドラムが。今回も派手なアンコールです。 
 始まったのはにぎやかに、「Midnight Boxer」。cherryさんとReneさんがコーラスで入っていました。2人のハーモニーがきれいで感動。
 続いて格好良いロック、「Run thru the night」。 
 やはり疲れてしまったのか、咳がかなりきつくなっていたのですが、こんなことで負けてはいられない、頑張って手拍子しました。
 これでSPARKLING☆CHERRYの皆さん、Reneさん退場。お疲れ様でした~。

 1人になった金吾さん、最後はキーボードの弾き語りのようです。
「何かやって欲しい曲ある?」
と言ったので、ちょっと考えたのですが思いつかない。「Dear song」という声もあったのですが、始まったのは素敵なイントロから始まる「Wasted summer love」でした。この曲聴きたかったのですよね。嬉しい。それに、金吾さんが気に入っている曲とのことなので、心して聴かなくては。
  そしてラストの曲は。
 この6月に高橋真梨子さんが、初期の曲11曲を新しく録音し直した「maricovers」というアルバムを出されました。そして初回限定盤には10曲入りのライブCDつき。
 私はもちろん初回限定盤を購入。こちらもすっかり気に入ってしまいました。
 というのは、このアルバムの中には、スタジオ録音盤に「My city lights」「小さな私」、ライブ盤に「裏窓」「涙もろいペギー」と、金吾さん作曲の作品が4曲も入っているのです。
「5月のライブではMy city lightsをやったので」
 わあ、聴きたかったと思いましたが。
「今回はおまけの方のCDに入っている、涙もろいペギーを」
 わ~い、こちらも大好きなので嬉しい。
 金吾さんの優しい声が心に響いて、とても幸せな気持ちになりました。

 こうして、楽しくて素敵なライブが終わりました。終わりの方ではかなり咳が出てしまったので、終わったとたん金吾さんが、「咳、大丈夫?」と話しかけてきてびっくりしましたが。
 今回は金吾さんにたくさんいじって頂きましたし、咳の心配までして頂きました。アーティストの方がここまで気にかけて下さるなんて、私は幸せ者です。
 そして、SPARKLING☆CHERRYとRenajaのCD、無事に買えました。(^^)

 改めまして、素敵なライブを聴かせて下さった金吾さん、SPARKLING☆CHERRYの皆さん、Reneさん、ありがとうございました。
 次回参加は多分、11月の大阪になると思います。4ヶ月も行けなくて寂しいですが、今回のライブで元気と幸せをたくさん頂きました。なので乗り切れると思います。(^^)

濱田金吾さんの公式ホームページの、こちらのページにて、2019年7月20日のライブのセットリストをご覧頂けます。

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