楽しみにしていた2012年の大河ドラマ、「平清盛」第1回を見ました。遅くなってしまいましたが、感想を少し、書かせて頂きますね。
初回を見た限りでは、面白かったです。1時間15分の拡大版でしたが、ストーリーに引き込まれてしまい、長いという感じを受けませんでした。
ただ、気になったところはいくつかありました。箇条書きにしますと、
①天皇家のことをしきりに「王家」と言っていたのが気になりました。「帝」「主上」「院」で良いのではないかと思います。それか、これはネット友達がおっしゃっていたのですが、天皇家全体を指すなら「朝廷」の方がしっくり来るように思えます。
②「けがれ」を忌み嫌ったこの時代、盗賊を殺したばかりの忠盛がすぐに白河法皇に目通りするのはおかしい。
③これはだんなさんが言っていたのですが、平家滅亡の知らせを政子自ら頼朝に知らせに行くのはおかしい。普通、使者が直接知らせるか、家臣の誰かを行かせるのではないの?
それから、画面が汚いとか、装束の時代考証がめちゃくちゃという声もあるようですが、私は視力が弱くて画面がよく見えないので、そのあたりのことはよくわかりません。
とまあ、色々つっこみ所はありましたけれど、初めにも書きましたように、個人的には面白かったです。緊迫感があり、変に笑いを取ろうとしていないところは好感が持てます。
何よりも、人物一人一人のキャラクターがはっきりしていて良かったです。
☆白河法皇
「え、ここまでやるの?というくらい、あくの強いキャラクター。でも、そこが強烈で良いと思います。考えてみると昨年の「江 ~姫たちの戦国」には、このようなあくの強いキャラクターは登場しませんでしたものね。秀吉も家康も、何となく中途半端でしたし。
でも、そんな法皇のために后である璋子を奪われ、位を降ろされてしまった鳥羽天皇がかわいそうでした。
☆平忠盛
とにかく格好良い。演じているのは中井貴一さん。「義経」では頼朝役を熱演していましたが、それとはまた違ったキャラクターで良かったです。来週は、この忠盛さんにお会いするのが一番楽しみかも。
☆藤原宗子
平太(後の清盛」のこともかわいく思っているのかもしれませんが、自分の実子の平二が一番と思っているらしいですね。平太へのビンタは強烈でした。
平二は後の家盛だと思われますが、後に池禅尼となる宗子が、「亡き我が子、家盛に生き写しだから」と、清盛に頼朝の命乞いをする伏線なのでしょうか。
あと、待賢門院の女房に、「堀河局」がいたことに大感激。彼女は後に、待賢門院堀河(百人一首80番の作者)と呼ばれることになる女性です。
この待賢門院堀河、西行とも親しかったそうです。「平清盛」では、西行もかなりの重要人物として登場するようなので、そのあたりも描かれるのでしょうか。
そんなわけで、次回が楽しみです。
ただ、3年前の「天地人」のようにならなければいいのですが…。「天地人」は、初回はなかなか面白かったのですが、そのあとフェイドアウトしてしまいましたから。そんな風にならないことを願いつつ、来週以降も楽しもうと思っています。
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初回を見た限りでは、面白かったです。1時間15分の拡大版でしたが、ストーリーに引き込まれてしまい、長いという感じを受けませんでした。
ただ、気になったところはいくつかありました。箇条書きにしますと、
①天皇家のことをしきりに「王家」と言っていたのが気になりました。「帝」「主上」「院」で良いのではないかと思います。それか、これはネット友達がおっしゃっていたのですが、天皇家全体を指すなら「朝廷」の方がしっくり来るように思えます。
②「けがれ」を忌み嫌ったこの時代、盗賊を殺したばかりの忠盛がすぐに白河法皇に目通りするのはおかしい。
③これはだんなさんが言っていたのですが、平家滅亡の知らせを政子自ら頼朝に知らせに行くのはおかしい。普通、使者が直接知らせるか、家臣の誰かを行かせるのではないの?
それから、画面が汚いとか、装束の時代考証がめちゃくちゃという声もあるようですが、私は視力が弱くて画面がよく見えないので、そのあたりのことはよくわかりません。
とまあ、色々つっこみ所はありましたけれど、初めにも書きましたように、個人的には面白かったです。緊迫感があり、変に笑いを取ろうとしていないところは好感が持てます。
何よりも、人物一人一人のキャラクターがはっきりしていて良かったです。
☆白河法皇
「え、ここまでやるの?というくらい、あくの強いキャラクター。でも、そこが強烈で良いと思います。考えてみると昨年の「江 ~姫たちの戦国」には、このようなあくの強いキャラクターは登場しませんでしたものね。秀吉も家康も、何となく中途半端でしたし。
でも、そんな法皇のために后である璋子を奪われ、位を降ろされてしまった鳥羽天皇がかわいそうでした。
☆平忠盛
とにかく格好良い。演じているのは中井貴一さん。「義経」では頼朝役を熱演していましたが、それとはまた違ったキャラクターで良かったです。来週は、この忠盛さんにお会いするのが一番楽しみかも。
☆藤原宗子
平太(後の清盛」のこともかわいく思っているのかもしれませんが、自分の実子の平二が一番と思っているらしいですね。平太へのビンタは強烈でした。
平二は後の家盛だと思われますが、後に池禅尼となる宗子が、「亡き我が子、家盛に生き写しだから」と、清盛に頼朝の命乞いをする伏線なのでしょうか。
あと、待賢門院の女房に、「堀河局」がいたことに大感激。彼女は後に、待賢門院堀河(百人一首80番の作者)と呼ばれることになる女性です。
この待賢門院堀河、西行とも親しかったそうです。「平清盛」では、西行もかなりの重要人物として登場するようなので、そのあたりも描かれるのでしょうか。
そんなわけで、次回が楽しみです。
ただ、3年前の「天地人」のようにならなければいいのですが…。「天地人」は、初回はなかなか面白かったのですが、そのあとフェイドアウトしてしまいましたから。そんな風にならないことを願いつつ、来週以降も楽しもうと思っています。
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