平安夢柔話

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小さな子供さんを守るために、町で取り組んでいること

2006-07-19 09:36:01 | えりかの徒然なるままに
 本日は、久しぶりの時事ネタ&地元ネタです。
 
 最近、小さな子供さんが犠牲になる痛ましい事件がとても多いですよね。このような事件が報道されるたび、心が痛みます。

 そして特に、下校途中で子供が襲われたというような事件が報道されたときの、小さなお子さまをお持ちの親御さんのご心配なお気持ちは計り知れないものがあると思います。私が小学生の頃、同じクラスに、一人で下校するのを怖がり、1級上のお姉さんの授業が終わるまで学校で待っていた男の子がいました。その男の子を見て、「一人で帰れないなんて男のくせに情けない…」とからかったこともありましたが、今では低学年の子が上級生のお兄さんやお姉さんの授業が終わるまで学校で待っているのが当たり前なのだそうです。それだけ、小さな子供さんが一人で下校するということが危険な世の中になってしまったというわけです。嫌な世の中ですよね…。

 そんな小さな子供さんを犯罪から守るために、私の住んでいる静岡県島田市では色々取り組んでいることがあるようです。今日はそんなお話を…。

 まず、島田市の小学生は、街で大人に会うと知らない人にでも「こんにちは。」と挨拶をします。私もだんなさんと一緒に街を歩いているとき、「こんにちは」と小学生から挨拶をされたことが何度もあります。
 どうやら島田市内の小学校では、「街で誰かにあったときは、知らない人にでも挨拶をしましょう。」と指導しているようです。確かに「こんにちは」と子供さんから挨拶をされたら、たとえ悪いことをしようとしている大人でも躊躇してしまうし、何よりも挨拶は人の心を和ませます。「知らない人にあったら逃げましょう。」という指導も、自分の身を守るための手段として納得できる部分はありますが、これでは子供さん達の心に他人に対する不信感を植えつけてしまうような気もします。なので「挨拶をしましょう。」という指導はとても良いことだと感じます。

 さらに島田市では最近、子供さんを守るためのもう一つの取り組みが始まりました。

 それは、ゴミ収集を終えたゴミ収集車が、子供達の下校時間に合わせて、市内をパトロールすることになったことです。島田市には15台ほどのゴミ収集車があるそうですが、それぞれが各学区をパトロールして、不審者はいないか、子供達が危険な目に遭っていないかをパトロールしています。こうして街ぐるみで子供を守る取り組み、素晴らしいと思います。店も少ないし良い病院もあまりないし……と、この町に対して不満を抱くことが多い私ですが、こうした取り組みをしていることを知って嬉しくなりましたし、何となくほっとしました。

 とにかく、小さな子供さんが犠牲になる事件が世の中からなくなることを祈るばかりです。

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