漢方薬剤師の日々・自然の恵みと共に

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無月経とダイエット:食べる=太る?偏見をやめよう

2017-04-20 | 生理・生理不順・生理痛
生理が来なくなるきっかけのひとつに、ダイエットがあります。
言わば栄養失調状態が数か月にも及ぶのですから、特に思春期頃の
生殖系の発育に与える影響は想像以上に大きいのです。
さらに、子宮卵巣系の発育や周期的活動には、脳も関与しているので、
ダイエット当時より体重が回復していたとしても、
食事をすることへの偏見が改善されなければ、なかなかスイッチが入りません。

しかし、食べることへの罪悪感が強く刷り込まれている人が少なくありません。
そんな人の食事パターンで多いのが、
朝食を食べない
お腹がすいたら菓子パンなどおやつ的なもので済ます
昼食、夕食もきちんと食べない(罪悪感から食べられない)ので
結局夜中にお腹が空いて手近なおやつを食べたりします。
朝にお腹がすかず、体はけだるく、起床時間が遅くなってずるずると生活時間がずれこんできます。
悪循環です。

本当はこのような食習慣のほうが太りやすいのです。
空腹時間が長くなるとそのあと食べたものは貯蓄へと回されエネルギーとして使われない
空腹を甘いもので満たすと血糖の急激な変化を繰り返してホルモンバランスが崩れやすい
朝食を抜く⇒日中力が出ないのでだらだら過ごす⇒夜更かしをする・夜食を食べる⇒メラトニンの働きが乱れ太りやすくなる。

無月経の対策として胎盤エキス(プラセンタ)をよく利用しています

早寝早起きをし、一日三食規則正しい時間に、栄養もすべてそろった食事をする方が、
新陳代謝もアップし、脳もリラックスするのでホルモンバランスが調い、太らないのです。
実際、無月経の漢方対策をされている方々の回復は、食生活が改善できている人の方が驚くほど早いし太ることもありません。

睡眠とメタボの関係

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