ジーキル博士とハイド氏 2015-01-06 23:15:36 | 本 『ジーキル博士とハイド氏』 スティーヴンソン ☆☆☆☆☆ 再読。スティーヴンソンといえば『宝島』と言われるが、私にとっては『ジーキル博士とハイド氏』である。子供の頃、私はこの本を布団にくるまって読んでとてつもない恐怖を味わされた。それは衝撃以上、まさに魂を震撼させられたと言っても過言ではない。 この物語は厳密に言えば怪談やホラーではなく、怪奇譚やゴシック譚という範疇だろう。しかし怪談と . . . 本文を読む