アブソリュート・エゴ・レビュー

書籍、映画、音楽、その他もろもろの極私的レビュー。未見の人の参考になればいいなあ。

いずれは死ぬ身

2009-08-12 23:06:30 | 
『いずれは死ぬ身』 柴田元幸・編   ☆☆☆☆★  日本に出張にした時に新宿の紀伊国屋書店で買ったアンソロジー。柴田元幸氏のアンソロジーは好みの短篇が多くて見逃せないのだが、本作はその中でもあたりが多くて満足度が高かった。『いずれは死ぬ身』というタイトルもいい。収録作品は以下の通り。 「ペーパー・ランタン」 スチュアート・ダイペック 「ジャンキーのクリスマス」 ウィリアム・バロウズ 「青いケシ . . . 本文を読む