『Public Pressure - 公的抑圧 -』 Yellow Magic Orchestra ☆☆☆☆
YMO初期のライヴ盤。世界デビューとなったロンドン、ニューヨークのギグの模様が収められている。といってもこの演奏からは渡辺香津美のギターがそっくり削除され、ギター・ソロは坂本龍一のシンセサイザー・ソロに置き換えられていて、他にも色々と修正されているらしい。つまり、ニセライヴである。 . . . 本文を読む
『Bridge Over Troubled Water』 Simon & Garfunkel ☆☆☆☆☆
ご存知、サイモン&ガーファンクルの名作『明日に架ける橋』。私はS&Gのファンとは言えないが、やはりこのアルバムを聴くとすごいアーティストだなと素直に思える。ポール・サイモンの曲は繊細で暗く、ちょっと厭世的なところがあって、そこが趣味の分かれるところだと思うが、このアルバムではそうした美 . . . 本文を読む
『僕の中の少年』 山下達郎 ☆☆☆☆☆
『52nd Street』に続く「最初に買ったのはこれだった」シリーズ第二弾、『僕の中の少年』。確か最初に買った山下達郎のアルバムはこれだった。なんといっても鮮やかな黄色いジャケットが印象的だったせいだけれども、今でもこれが達郎のアルバムの中で一番美しいジャケットだと思っている。鮮やかで明るく、爽快感に溢れ、しかもその中に甘酸っぱさが混入している。や . . . 本文を読む
『タイニイ・バブルス』 サザンオールスターズ ☆☆☆☆
私は特に自分がサザンオールスターズのファンとは思わないが、数えてみるとかなりCDを持っている。ある時これに気づいて感心した。なるほど、これが国民的アーティストというものか。
好きなのはサウンドが洗練される以前のごく初期で、『タイニイ・バブルス』『NUDE MAN』あたりを聴くことが多い。最近、最高傑作と言われる『KAMAKURA』 . . . 本文を読む
『52nd Street』 Billy Joel ☆☆☆☆
確か私が最初に買ったビリー・ジョエルのアルバムがこれだった。前作『The Stranger』で念願のブレークを果たし、まさに昇り竜の如き勢いで上昇気流に乗っている時のアルバムで、勢いと才気と若々しい自信に満ち溢れている。それは冒頭の「Big Shot」からも明らかで、「大物」に成り上がった男を描いたこの歌詞は、大成功して一躍トップ . . . 本文を読む
『Sextet』 Carla Bley ☆☆☆☆☆
フュージョンのおススメを一枚ご紹介したい。カーラ・ブレイの『セクステット』である。これは良い。夜も更けた頃、ワインかウィスキーの水割り片手にほっと一息つき、落ち着いたくつろぎの時間を過ごしたい……そういうオトナなあなたにぴったりである。じっくり酔えます。
もちろん明朗闊達なフュージョンではない。フュージョンというよりエレクトリック・ジ . . . 本文を読む
『Bloody Tourists』 10cc ☆☆☆★
『愛ゆえに』に続く、10cc6枚目のアルバム。ゴドレー&クレーム抜きの二人だけで作った『愛ゆえに』と違い、今度はメンバーを補充し6人編成のバンドとして生まれ変わったニュー10ccの作品である。ただし今度のバンドは、四人が対等にアイデアを出し合っていたオリジナル・ラインナップとは異なり、あくまでエリックとグレアムの二人が頂点に位置し、そ . . . 本文を読む
『Coldplay: Live 2012』 Coldplay ☆☆☆☆
コールドプレイのライヴ映像をブルーレイで入手。これは、かなり良い。曲と演奏がいいことに加え、ビジュアル面での演出も冴えているし、撮影や編集もナイス。舞台装置にも金がかかっていて実にゴージャスだ。デビューした時は華やかというよりちょっと地味目で素朴なところがあるバンドだと思ったものだが、ビッグになったなあ。
ただし、 . . . 本文を読む
『展覧会の絵』 エマーソン・レイク&パーマー ☆☆☆☆★
最近音楽ではフュージョンばかり紹介しているので、久々にロックを取り上げたい。プログレの名盤、エマーソン・レイク&パーマーの『展覧会の絵』である。
これはもちろんムソルグスキー作曲の有名なクラシック曲のロック版で、ライヴ録音されている。『タルカス』に続く三枚目のアルバムだが、発売の経緯は複雑らしく、海賊版が出回ったため急遽出された . . . 本文を読む
『Heads』 Bob James ☆☆☆☆☆
先日紹介したフォープレイのキーボーディスト、ボブ・ジェームスのソロ5作目。一枚目から四枚目まではOne, Two, Three, Bj 4と数字だったが、5枚目からはちょっと捻って、数字に関係のある別の何かで代替させる方式となった。で、「Heads」はコインの表のことで、ジャケット写真は5セント硬貨。
フォープレイのアルバムがどれも洗練と . . . 本文を読む