『My Heart Is Home』 Roger Nichols & The Small Circle Of Friends ☆☆☆☆
これは60年代にたった一枚だけアルバムを出し、「渋谷系」サウンドの源流とも言われたロジャー・ニコルズ&スモール・サークル・オブ・フレンズが2012年に出したニューアルバムである。この前、2007年に彼らは「フル・サークル」というアルバムを突然発表したが、こ . . . 本文を読む
『コーナーストーン』 スティクス ☆☆☆★
スティクス9枚目、一番売れた『パラダイス・シアター』のいっこ前のアルバムである。前作『ピーシズ・オブ・エイト』前々作『グランド・イリュージョン』のプログレ・ハード的作風から一転、一気に垢抜けてポップになった。そして売れた。この路線は次作で最高傑作『パラダイス・シアター』として結実し、スティクスは全盛期を謳歌する。そしてその次の『キルロイ・ワズ・ヒ . . . 本文を読む
『"Breaskfast In America World" Tour』 Roger Hodgson ☆☆☆☆
10月25日にロジャー・ホジスンのコンサートに行ってきた。ロジャー・ホジスンとは元スーパートランプのソングライター兼ヴォーカリストである。昔日本でもヒットした「ブレックファスト・イン・アメリカ」を歌っている人だ。私は昔からこの人が好きで、今回念願かなってようやくライヴを見ることが . . . 本文を読む
『Mistral』 フレディ・ハバード ☆☆☆☆★
トランペットの名手フレディ・ハバードはもともと純正ジャズ、つまりメインストリームの人だけれども1970年代にはフュージョンアルバムをいくつも出し、ジャズ・ファンや批評家からは商業主義だと批判された。ちなみにこの人はグラミーを獲ったビリー・ジョエルの『52nd Street』でも吹いている。ジャンルのこだわりがない人なのか売れ線狙いだったの . . . 本文を読む
『Yesshows』 Yes ☆☆☆☆
イエスのライヴ音源決定版はもちろん『Yessongs』だが、その他色々出ているライヴ盤の中でセカンド・ベストはどれかというと、やはりこれだろう。時期としては『トーマト』後で、アルバムが出た時すでにジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンは脱退した後だった。
後に色々と乱発されたライヴ・アルバムでは、テクはあってもすっかり気の抜けたビールみたいな . . . 本文を読む
『Mister Magic』 Grover Washington, Jr. ☆☆☆☆☆
スムース・ジャズの父といわれるサックス奏者、グローヴァー・ワシントン・ジュニア。彼のアルバムはこれと『Winelight』の二つしか持っていないが、どっちも非常に良い出来で、私にとって、いつ聴いても裏切られることのない安心銘柄の一つである。大ヒットした『Winelight』は洗練の極みという感じの、まさ . . . 本文を読む
『Look Hear』 10cc ☆☆☆★
『Bloody Tourist』に続く6枚目のアルバム。前作と同じ6人メンバーで制作されている。この頃からめっきりバンドに勢いがなくなり、注目もされなくなり、もはや第一線のアーティストとは呼べなくなってしまった。まあエリックが交通事故に遭ったりと不幸なアクシデントもあったのだけれども、アルバムの内容もまた一つ華がなくなったという感じがする。
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『深町純&ニューヨーク・オールスターズ・ライヴ』 深町純&ニューヨーク・オールスターズ ☆☆☆☆☆
フュージョンの伝説的名盤をご紹介したい。深町純というのはキーボード奏者で、自分のバンドもしくはソロのみならず高中正義、プリズム、渡辺香津美などのフュージョン勢からオフコース、井上陽水、五輪真弓、果てはピンク・レディーまで色んな人々のアルバムに参加している、知る人ぞ知る凄腕ミュージシャンだ。昔 . . . 本文を読む
『The Yes Album』 Yes ☆☆☆☆
『時間と言葉』に続く、イエスのサード・アルバム。リック・ウェイクマン加入前夜、これから『こわれもの』『危機』と大傑作を連発し、バンドの絶頂期に駆け上がっていこうとする予感と勢いに満ちた、これもまた素晴らしいアルバムである。イエスのライヴのレパートリーは年代によってもちろん変遷するが、いつの時代も結局『イエス・アルバム』『こわれもの』『危機』 . . . 本文を読む
『Time And A Word』 Yes ☆☆☆
イエスのセカンド・アルバム。ここまでがファーストと同じメンバーで、ヴォーカル:ジョン・アンダーソン、ベース:クリス・スクワイア、ドラム:ビル・ブラッフォード、ギター:ピーター・バンクス、キーボード:トニー・ケイというラインナップだ。
さすがに後のイエスから考えるとまだまだ荒く、未熟さを感じる作品集である。オリジナル曲はポップだけれども . . . 本文を読む