どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『川端龍子没後50年特別展「龍子の生きざまを見よ!」@大田区立龍子記念館』なのだ

2017年12月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ もう終わってしまった展覧会だけど 大田区立龍子記念館で 12月3日まで開催していた<川端龍子没後50年特別展「龍子の生きざまを見よ!」>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

川端龍子<臥龍>なのだ


黒と黄金(黄土)の龍で すごくカッコ良くて 展示していた中で1番良かったのだ


川端龍子<南飛図>なのだ


左下に描かれている月に向かって 下って飛んでいる構図が面白いのだ でも これわ 上から見て描いていて 背景が青だから それが海で 月わ 海に写ったものだと考えると なんか 納得する構図かなぁ~ って思うのだ


ぼくら的にわ <臥龍>が見れて満足したのだ

大田区立龍子記念館わ 初めて行ったけど ほとんどの作品が展示ケースなしで見れるのが 嬉しかったし また 行きたいと思える美術館なので 再訪するのだ



ここから先わ えこうの感想なのだ

大田区立龍子記念館 <川端龍子没後50年特別展「龍子の生きざまを見よ!」> 終了しました

http://www.ota-bunka.or.jp/Portals/0/images/facilities/ryushi/latest_exhibition/tirashi_ikizama.pdf

プレスリリース
http://www.ota-bunka.or.jp/Portals/0/images/facilities/ryushi/pdf/tokubetu_press.pdf




展示構成

第一章 青龍社を率いる・龍子

第二章 日本画壇の巨匠・龍子

第三章 情に満ちた人間・龍子

特別出品 龍子旧蔵の仏たち

草稿なども含め、川端龍子の作品約60点と、合作の作品で、横山大観と川合玉堂の作品も2点ずつありました。あと、龍子旧蔵の仏像3点を展示。


気になった作品

2.川端龍子 南飛図


解説には、こう書かれています。
『春になって北へと雁の群れが帰って行くことに着想を得た作品。ただし、画面には碧空と月の配置に対して、雁が下へ向かって飛んでいく逆転の構図え描かれ、「無理のある構図」と批判と、「現代的感覚」とする賛否両論があった。』

二曲一双の屏風。


3.川端龍子 雷雨

二曲一双の屏風。左隻に雷に怯え、大きな芭蕉の葉に身を隠くそうとする犬を、右隻には風雨に耐える凛とした白い山百合が描かれ、動と静が強調された作品。轟音ではなく静かな雷鳴が聞こえてきそう?


4.川端龍子 鶴鼎図



5.川端龍子 春椽愛狗図

庭の軒先、前足をちょこんと出し、こちらを見る可愛い犬と、桜の木が描かれている。きっと描かれているのは龍子が見た目線で、飼い犬の可愛さと桜を描きたかったのか。と思える作品でした。


7.川端龍子 臥龍


終戦の歳、「特攻隊」の制作をいていたが、終戦となったため、制作を中止し「臥龍」を描いたそうです。解説をふまえて見ると、戦争に敗れはしたけど、龍は眠そうに見えるが、眼光は鋭いし、日本は臥して待つとか耐える、そのような意味が込められているのかと思いました。


8.川端龍子 狩人の幻想


「八面六臂の働きの形容」から着想を得て描いたもの、三目六臂の明王が猪にまたがり(捕まえた?)、シカを縄で捕まえ、鳥を弓で射る。まさに八面六臂の活躍。

青い明王様だからか、なんとなくインド的な印象を受ける。


9.川端龍子 黒潮

二曲一双の屏風。鳴門の海を隊列を組むかのように飛ぶトビウオたち。海の青がいい。


12.川端龍子 牡丹唐獅子図

横長の画面に、紅白の牡丹が咲く中、緑と青の唐獅子がじゃれて遊んでいる。百花の王の牡丹と、百獣の王の獅子との組み合わせ。能楽「石橋」において、文殊菩薩の浄土へと続く石橋で牡丹と戯れる獅子を表したものと考えられるそうです。


13.川端龍子 飛翔

輝く月に向かって飛ぶ2羽の鶴。これもNO.12のように横長の構図で、月へと届きそうな感じで神々しい。2羽の鶴は、阿吽のように、各々口を開いたのと、閉じたものが描かれていた。


24.川端龍子 狗児戯華図

牡丹をくわえた横たわる犬、目がクリっとしていて可愛い。


今年は、山種美術館に続き、こちらでも川端龍子の作品をまとめて見ることが出来て良かった。

私は、絵画を見ることを優先してしまったので、行かなかったのですが、10時、11時、14時と龍子公園をガイド付きで見学出きるので、行けば良かったと後悔しました・・・。

来年、<名作展 ベストセレクション 龍子記念館の逸品(仮称)>が開催するそうなので、見に行こうと思っています。


この後わ 戸越駅に移動して<ピッツェリア恭子>でランチをしたんだけど そのことわ また 今度書くのだ



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