どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展』なのだ

2016年01月26日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<新世界 グリル梵 銀座店>でランチをしたぼくらわ 森アーツセンターギャラリーに移動して 3月31日まで開催している<フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

もちろん フェルメールが描いた<水差しを持つ女>なのだ


日本初公開だそうなのだ 窓を開けて 光を取り込み 朝の身支度する女性が描かれるのだ

載せた画像と違って 照明の関係かもしれないけど 女性の青の服の色わ もっと深い青で これから窓の光を浴びて 色が輝くのかなぁ~ って思ったのだ

作品の真正面にあったパネルに書いてあったけど 白い頭巾わ 頭を冷やさないようにと 香油や白粉が寝具に付かないためっていうのわ 知らなかったのだ

あと 女性の左側 窓の下あたりの壁と壁との境目あたりに 白っぽい横の太めの線が2本あったんだけど なんだったんだろう?って思ったのだ

これで ぼくわ 11点 えこうわ 18点のフェルメールの作品を見たのだ


レンブラント・ファン・レインが描いた<ベローナ>なのだ


解説の一部にわ こう書かれていたのだ
『本作には、ローマ神話に登場する戦いの女神ベローナが描かれている。彼女は雄々しい鎧とメドゥーサの首が装飾されている盾を持っているが、その表情はその装いとは対照的な温和な雰囲気に満ち溢れている。』

優しそうな表情わ きっと奥さんがモデルなのでわ? って思ったのだ

ちなみに この作品も日本初公開だそうなのだ


カレル・ファブリティウスが描いた<帽子と鎧をつけた男(自画像)>なのだ


カレル・ファブリティウスわ レンブラントの弟子だそうなのだ

デルフトで起きた火薬庫の爆発事故で32歳で亡くなってしまって その爆発で彼の作品もたくさん無くなってしまったそうなのだ

こんな惹かれる画家の作品がなくなってしまって 残念だし もし長生きしていたら どんな作品を残していただろうって思うのだ

あと 隣のもう1点 彼の作品<アブラハム・デ・ポッテルの肖像>も展示しているのだ


フェルメールとレンブラント 1点ずつだけど 素晴らしい作品が展示していると思うし この2点を見るだけでも展覧会に行く価値わ あると思うのだ

まだ 始まったばかりだから そこまで混んでなかったけど 会期末わ きっとすごいことになりそうだから お早めに見に行った方がいいと思うのだ 



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想なのだ

森アーツセンターギャラリー <フェルメールとレンブラント 17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展> 3月31日(木)まで

http://www.roppongihills.com/events/2016/01/macg_vermeer_rembrant/

公式サイト
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/

作品リスト
http://www.tbs.co.jp/vermeer2016/works/list.pdf




展示構成

Ⅰ ハールレム、ユトレヒト、アムステルダム-オランダ黄金時代の幕開け

Ⅱ オランダ黄金時代
 Ⅱ-1 風景画家たち
 Ⅱ-2 イタリア的風景画家たち
 Ⅱ-3 建築画家たち
 Ⅱ-4 海洋画家たち
 Ⅱ-5 静物画家たち
 Ⅱ-6 肖像画家たち
 Ⅱ-7 風俗画家たち

Ⅲ レンブラントとレンブラント派

Ⅳ オランダ黄金時代の終焉

メトロポリタン美術館、アムステルダム美術館、ロンドン・ナショナル・ギャラリーを中心に個人蔵を含めた60点を展示しています。

※会場内には、紙の作品リストが置いてないので、メモを取られる方は、プリントアウトした方がいいです。


気になった作品

2.アブラハム・ブルーマールト ラトナとリュキュア人の農民



11.アールベルト・カイプ 牛と羊飼いの少年がいる風景


解説の一部には、こう書かれています。
『オランダの風景には、昔から常に牛がいた。海を干拓してできた新たな土地で草を食み、収入を生み出す牛は、オランダ黄金時代の富の象徴となった。』

牛を連れ、一旦休憩している場面か。富の象徴の牛がのどかにしているのが印象に残る。


28.ウィレム・カルフ 貝類と杯のある静物


解説には、こう書かれています。
『中央には、黄金の球飾りと、海の神ネプトゥヌスの銀の立像の装飾のついた貝がらの杯、その周辺には異国の貝がら、サンゴ、東洋の織物、そしてアジアからもたらされた黒い漆塗りの箱が置かれている。それぞれ東インド会社からもたらされた。』

右側に置かれた光沢感のある貝殻や、サンゴがいい。


32.フランス・ハルス ひだ襟をつけた男の肖像



37.イサーク・リュティックハイス 女性の肖像(エリザベート・ファン・ドッベン)

間近に近づかないと見れませんが、袖と首元のグレーのレースの精緻な模様がすごかった。単眼鏡で見るのがいいかも?


42.ヘラルト・テル・ボルフ(2世) 好奇心


後ろにいる女性は、手紙(ラブレター)を書く女性を覗いている。テーブルの前にいてこちらを見る女性は、手紙の内容を一緒に考えているのかも?イスに座って彼女拉致の行動を見ている犬が可愛い。


43.ヤン・スーテン 恋の病


脈をとる医者は下品な表情と時代遅れな服装なので、やぶ医者だそうで、載せた画像が暗くて分かりづらいですが、画面左上、扉の上にはクピドの像と、部屋の入り口には、交尾する犬も描かれているので、愛を想起させるモティーフを描いているそうです。

たしか、この画家、ヤン・スーテンは、この画題の作品をよく描いていたような気がする?


47.ピーテル・デ・ホーホ 女性と召使いのいる庭


女主人が召使いに指示を出しているのか、それとも単なる雑談か。作品を見ていると、覗き見しているような感じがする。


48.ヨハネス・フェルメール 水差しを持つ女


解説には、こう書かれています。
『枠飾りが施された窓に右手を伸ばし、左手に水差しを持って身支度をしようとしている美しい女性の姿が簡素な室内に描かれている。多くのフェルメール作品において、わずかな家具調度品しかない室内のなかに、抑制された身ぶりの人物像が配されており、その静謐な雰囲気がこの画家の作品の雰囲気を決定付けている。フェルメールの初期作品では、単身像を配した構図に登場する人物像により力強い筆致で描かれていたが、1662年から65年ごろにかけて描かれた作品は小作品では理想化された女性像が描かれるようになる。本作では、モティーフの微妙な明暗表現や画面全体の見事なバランスによって、描かれた質素な室内空間いひっそりと静まり返った印象を生み出される。』


49.ホットフリート・スハルケン さまざまな嗜好

左手前の男性はふてくされてタバコ(煙管)を吸っている。右奥には、親密そうな2人がいる。解説がなかったので、合っているか分からないが、右手前の男性が振られたのが容易に想像できる。


日本初公開のフェルメールの作品を見れた、それにつきると思います。他にも、作品数の少ないカレル・ファブリティウスの作品が2点展示していましたし、ハルス、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・スーテン、見るべき作品は多くあるかと思います。

あと、森アーツセンターギャラリーの方に言いたいのですが、他の展覧会ならばいいのですが、美術展であれば、紙の作品リストを用意して欲しいです!!


巡回情報

福島県立美術館 4月6日(水)~5月8日(日)


この後わ 森美術館で開催している<村上隆の五百羅漢図展>を見たのだけれど そのことわ また 今度書くのだ



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