崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

誰でも簡単に書ける時代

2014年06月15日 05時15分06秒 | 旅行
私は10年間ほぼ毎日、日記のように本欄に投稿している。それは数十年間日記を書く習慣、現地調査のノートを書くようなものである。ブログ、フェイスブック、ツィッターなどにも公開することで日記をそのまま公開するようで時々恐縮している。日記のようなものを公開することはプライベートが少なくなることである。時には良いアイディアを読者と共有することにもなる。そして時には以外な反応を受けることもある。私自身最小限注意することはある。人を傷つけないこと、社会に有益な考え方を提案するなどである。
 誰でも簡単に書ける時代になっている。人によっては無特定な読者に落書き、メモ、侮辱的なことを書いている。特にネチゾンたちは悪口も言いたい放題である。地方の新聞やタウン誌などにはアマチュアー筆者が数年間連載したり作文になっていないものなどネット上も含めて文が氾濫する。出版物も自費出版や自家製も含めると非常に多い。情報が無限に広がる。言葉の乱暴も放任されている。私のものもそう思われるかもしれない。本欄の横には「※こちらからの回答は行っておりませんが、いただいた内容はすべてスタッフが確認しております」と書いてある。。
 先週中国旅行中にはインタネットではFBなどが繋がらなく、大変困った。責任のない放任でも自由が良いと実感した。広島大学時代の留学生であった中国大連理工大学の孫蓮花氏が訪ねてきた。彼女は古希記念論文集に寄稿し、古希祝賀パーティにも中国から参加してくれた。彼女の博士論文は京都の出版社から精選されて発行された。混乱する社会であっても人情と誠意は太く繋がっている。

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