昨日はパネルを探しに市内を回った。出版記念祝賀会で私の現地調査写真30余点を展示するためである。A3より若干大きい写真を並べると教室にいっぱいとなった。自分の写真を自ら品評する気持ちになった。露出、焦点、時間などの簡単な調整はしても詳しい技術的なものは知らずただカメラで撮ったものであり、生活を表すためにとったものである。スマートフォンでは露出、エフェクトなど設定ができるので美しく取れる。しかし私の現地調査写真は美的に工夫するよりは、リアルに描写することが大事である。もう一つは原始的な異風景に焦点を合わせてはいない。しかし、その民族の特徴を強調することは必要である。東南アジアの露店バイキング、女性のお尻露出などは異風景のように見えても先端流行の先行であったようにも思われる。