崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「火の海」

2017年05月17日 05時23分54秒 | 日記

 私の戦争への思いは怖くて面白い。そして辛いトラウマである。面白さは皮肉にも聞こえるかもしれないが危険なことである。今北朝鮮のミサイル発射の映像を見て、多くの人は迎撃になるかもしれないと、ゲームのように面白さとスリルを感じるかもしれない。金氏はミサイルを武器とは思っていないのではないだろうか。玩具か祝砲を作りたいのではないだろうか。彼は面白く、遊んでいるような表情をしている。武器であれば秘かにすべきであり、実験であれば記念日などを以て発射しなくていいだろう。烽火や祝砲のように発射させると世界が驚き注目する。火遊びは「面白い」、それは火の海になる危険なものである。戦争の面白さが怖い。危険さの中の平常。昨日は広島から県立広島大学の上水流氏が来られ出版などの相談をした。