崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

良い親の姿

2014年01月06日 05時43分33秒 | エッセイ
新年最初の礼拝に東京から真鍋祐子氏家族4人が参加した。真鍋氏は小倉出身で正月帰省中であり、私が真鍋氏の夫の金子毅氏を韓国の世明大学に紹介したことや新年度から聖学院大学に赴任することなどで挨拶を兼ねて来られた。小倉居住の朴仙容氏も参加したので私は礼拝席で彼らを紹介した。他に韓国から二人の牧師を含んだ8人グループが来られて混成ティータイム会を設けたが日本語と韓国語が混ざり交差して混乱した状況、賑やかな雰囲気は百貨店の食堂街にまでも続いた。食事中二人の子供の世話する真鍋夫婦の模様がとても良い親の姿であると感じた。朴さんが小倉までその家族を送ってあげることになって別れた。嬉しく迎え、見送った。
 その後、家内の運転で下関の北部の小山正夫氏宅に向かって走った。数日後迎える99歳の誕生日祝いのプレゼントと映画「小山上等兵が撮った記録」を差し上げるためであった。学生の時映画つくりの協力者であった本山君も合流することとした。彼は小山宅前で待っていてくれた。しかし小山宅は留守であった。数日前に訪問をするお電話はしたが日にちや時間を知らせず訪ねたからである。留守宅にはメッセージとプレゼントを置いて日暮れに帰宅した。お会いできなかったのは残念であったが決してむだなことではなかった。心を置いてきたからである。