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芭蕉の俳句(1)


■旧暦5月19日、月曜日、

(写真)上野

腰痛のため、終日、コルセットを装着して、静かにすごす。夕方、施設に叔母を訪ね、特養への入居に関して、最終確認をしてくる。これで、判定会議の結果を待って、入居が決まる。特養に入れれば、こちらとしては、だいぶ、気が楽になるが、入居すれば、あとはよろしく、ということはなく、ケアスタッフと家族の協力体制の構築が必要になってくる。とくに、「見取り」という事態になったとき、この協力体制が問われる。今すぐではないが、その日は、確実にやってくる。そのときには、こちらも歳を取っている...。



昨日の「父の日」に娘から、『芭蕉全句集』をもらったので、芭蕉全発句読みの2回目を、ぼちぼち、開始しようと思っている。

白河関
西か東か先(まづ)早苗にも風の音   曾良書留(元禄二年)

■早苗にはじめに風の音を聴く、という感性に惹かれた。曾良が書きとめた発句ということだが、脇に続くことが予感される句作りで、一句で屹立する現代の俳句とは趣が少し違うように感じる。「早苗にも」という個所にそれを強く感じる。一句独立なら、「早苗には風の音」と作るのではないだろうか。






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一日一句(151)






父の日や日に日に焼けて芭蕉句集





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