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蕪村の俳句(59)

■旧暦6月9日、火曜日、、土用の入り、恐山大祭

(写真)夕焼けと月

今日は、なんだか、忙しかった。ベランダに鳩・鴉避けのCDを5枚! 吊るし、この暑いのにクーラーが故障したので、メーカーに修理を手配し、叔母のリハビリの様子を記したレポートが上がってきたので、チェックして、その合間に、仕事していた感がある。しかし、よく寝たので体調はいい。『Coal Sack』が、ずいぶん、期待してくれているので、今回は、新作詩2篇とPaul Celanの翻訳を送った。まだ、俳句から学ぶという方向に、手ごたえはないが、試行錯誤を重ねるつもりでいる。



愁ひつゝ岡にのぼれば花いばら

■この句も、蕪村の中でもっとも好きなもののひとつ。愁うる心と花いばらの交流に惹かれる。



Sound and Vision

暑いと、ラヴェルが聴きたくなるので、Pierre-Laurent Aimardのピアノで「夜のガスパール」から「Ondine」。



欧州人にはそう珍しい事ではないが、フランス人のAimardは英語・独語にも非常に堪能で、このGaspard de la nuitのCDには、三カ国語で自らのレクチャーを吹き込んでいる。ちなみに、このGaspard、意味が気になって調べてみたところ、このサイトを見つけた。そうなのか、と合点した。Gaspardには、俗語で「鼠」や「猫」などの人間になじみ深い動物の意味もある。この俗語は、Gaspardとgars qui part(guy who leaves)のごろ合わせとの指摘もある。


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