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蕪村の俳句(58)

■旧暦6月8日、月曜日、、海の日

(写真)夏の光

朝5時半から仕事に入る。いやはや。一段落ついたので、午後、ウォーキングと筋トレ。夕方、買い物。猛暑だが、風が心地いい。当番なので、夏野菜カレーを作る。ルーから作るわけではないが、少し、手間をかけるので、なかなか、評判はいいのである。夜、仕事。

歳をとったせいか、出会いの年表みたいなものを、たまに作ってみたりする。自分にとって、重要な出会いがいつ起きたかを確認する作業である。決定的な出会いは、死者との出会いも含めて、20代に起きている。これは、多くの人に言えることではないだろうか。ぼくの場合、特異なのは、幸か不幸か、10年に及ぶサラリーマン生活で、自分にとって重要な出会いは、ほとんどなかったということだ。サラリーマンのときに重要だったのは、人ではなく、仕事との出会いだった。企画やコンサルティングという仕事は、仕事の進め方やコミュニケーションの取り方、発想、考え方といった点で、その後、ずいぶん役に立った。奇妙に思うかもしれないが、このサラリーマン時代に「日本」と出会った。良くも悪くも、である。もちろん、「この時代の日本」にである。別に、帰国子女だったというのではなく、それまで、半分、別の観念の世界に生きていたということだろう。ぼくにとって、重要な人との出会いは、フリーになってからが、断然多い。出会いと心の自由は、関係があるのかもしれない。



花いばら故郷の路に似たる哉   安永三年

■花いばらの路に故郷のありよう全体が浮かんでくる。そんな空間に時間が重なるような句作りに惹かれた、







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