山陰×トワイライト

2012年10月13日 21時45分36秒 | 鉄道関係
1日から始まった「山陰デスティネーションキャンペーン」に関連して、大阪~出雲市間を走行したトワイライトエクスプレス。
もちろん山陰本線を通るということで牽引機はDD51、これはかつての「出雲」のように撮れるのではないかと思い、往路復路共に地元で撮ってきました。
「出雲」は高校に上がる前の春(デジカメを持ち始めた頃)に廃止となってしまったので、福知山駅で撮った数枚の写真しかありません。当時は今のように深夜徘徊もしなかったので(笑)、自分にとって「出雲」は専ら雑誌やインターネット、そして何より時刻表上の存在でした。

まず木曜日は授業があったので、すぐに行ける花園駅近くのポイントへ。
B級撮影地、それも日没後の通過とあって同業者は数人ほど。


案の定(?)、友人が居たので話をしながら隣で。
17時半を過ぎてどんどん暗くなる中、高架を一旦下っていく列車を流し撮りしてみました。
通りにもう少し車が走っていれば良かったかもしれませんが、DD51の姿が分かるので、これはこれで満足です。
客車が闇に溶け込んで、あたかもブルートレインのように見えませんか…?(笑

復路の今朝も花園へ。
駐輪場に自転車を停めた後、徒歩で双ヶ丘に登りました。
双ヶ岡は「丘陵」なので山とはまた異なるのですが、一の丘の頂上に至る道は山登りそのもの。息を切らして登った一の丘では、朝の陽射しに照らされる右京区の景色を独占出来ました。


そうして撮ったのがこの俯瞰撮影。
過去に2回ほど来たのですが、いずれも午後で光線状態が悪かったので、ようやくまともな写真が撮れました。
ここは複線化&高架化に伴って誕生したアングルで、「出雲」が走っていた当時は地上区間だったので列車は見えなかったのだと思います。
手前に木々がかかる、建物で編成が隠れるなどの難点はありますが、右京の街並みと東映太秦映画村、そして横たわる西山が入るのが特徴。221系が慌しく行き交う中、何処からともなく警笛が聞こえたかと思えば、DD51に牽かれたトワイライトエクスプレスが今にも停まりそうなスピードでゆっくりと姿を現し、加速しながら眼下を通過していきました。

DD51はこれからも工臨などで入線すると思いますが、客車の方はなかなか機会が無いだけに、貴重なシーンを収めることが出来、満足した二日間でした。

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