偏ったもの

2011年03月01日 23時59分59秒 | 日記
3月に入りました。
菅首相の在任期間が鳩山前首相のそれに並んだと言われていますが、1年ごとに首相の代わるこの国の「慣例」に則れば、菅政権もあと100日くらいなのかもしれません。
私の初・選挙権行使は来月の市議会議員選挙になりそうです。小さなことからコツコツと。


さて、連日報道されている京大のカンニング事件。
よく映っているあの時計台、実は先月までは修復中でカバーがかけられていたんですよね。
そんなことはどうでもいいのですが(笑)、テレビでは受験生がどうやって「Yahoo!知恵袋」に投稿したか、予測されるいくつかの方法が示されていました。
しかし、本来クローズアップされるべきは京大の杜撰とも言える試験監督体制ではないでしょうか。
私もアルバイトとはいえ試験監督を経験したことがありますが、一人だけ動きが違えば不正行為などはすぐ分かるのですから、その場で注意して携帯電話を没収したり退室させるなり、然るべき措置をとっていればこんな大事には至らなかったと考えます。
それを棚に上げて(完全に上げてはいないと思うが)、やれスマートフォンのカメラ機能がどうだ、携帯電話のタッチタイピングがどうだと、報道すべきことがどうも少しズレている。視聴者の多くもおそらくそんなことは求めていないでしょう。
もちろんカンニングが悪いことである事実は変わりませんが、コトの本質はそちらの方にあるのではないか。八百長であれだけ踏み込めて京大に踏み込めないはずがない。日々テレビを見るたびにそう思います。

夕方からはバイトでした。
今日はお昼をあまり食べていかなかったので最後の方でバテてしまい、更に遊んでいる子どもたちが多かったのでけっこう疲れました。
それにしても、男の子って小さい!
中学の途中あたりまでは女の子の方が背が高いということがよくありますが、10年ほど前の自分もこんなに小さかったんだなと、少し懐かしいような気持ちになりました。あの純粋さよ何処へ。


写真は新大阪で発車を待つ特急「タンゴエクスプローラー3号」。
あと10日で、ここに写っているもの全てが消えます。