本日の最高気温は26.9℃。さすがに1日全く日差しがなく、時折強めに雨が降るぐずついた天気では気温も上がりようがなかったようです。それでもムシムシした空気は気温以上に不快感を覚えさせられます。とりあえず、明後日20日夜には台風16号が最接近、場合によっては紀の川ー吉野川から奈良県を直撃、という可能性もあるルートでやってきますので、それが過ぎれば少しは天候も回復し、秋らしい清々しさを感じることができるようになるのではないかと期待しています。
さて、経産省・資源エネルギー庁の発表によりますと、日本海・上越沖の水深100m以上の深海海底に、メタンガス換算で約6億m3の表層型メタンハイドレートの存在が見込まれるという調査結果が得られたそうです。報道では、約10年分の量のガス、という話が出ていたようですが、どうもその資産の根拠が判りません。我が国の天然ガス消費量は年間1000億m3を超えており、それからしたら、今回発表された量など微々たるものに過ぎません。それがなんで10年分になるのでしょう? その理由は残念ながら判りませんが、一方で、青山繁晴氏によると、日本海のメタンハイドレートは比較的浅い海底の表層に露出しており、海底からメタンハイドレートの柱が立ち上がり、毎日メタンハイドレート結晶が創りだされているため、100年分どころか、埋蔵資源の常識を覆す枯渇することがない資源になるのだそうです。
ならばなるべく早く商業採掘の目処を立てればよかろうものを、と思うのですが、メタンハイドレートは、石油や天然ガスのように、穴を開ければ自分の圧力で吹き上がってきたり、水を突っ込んでやれば押し出されてくるような液体ー気体の便利な性質は持っておらず、固体ですからいちいち拾い上げないとなりません。それがどうやら思ったよりも難しいらしく、まだ本格生産の話にはなかなか至らないのが歯がゆいところです。
これは一つ、メタンハイドレート採掘用の海底お掃除ロボットでも開発しないと、日本の資源としての活用は難しいのかもしれません。
まだ夢物語なのかもしれませんが、こうして深海域に散らばっている自然のものを採掘するより、メタンハイドレートの生成条件を精査して、海底にメタンハイドレート結晶化工場でも建築してやった方がゆくゆくは安くついたりするかもしれません。技術的にどうしたらいいのかよく判りませんが、なんとなく、やれば何とかなりそうな気がします。まあ結局は採算に乗るかどうかが問われるわけですが、我が国のエネルギー事情を考えると、安全保障上は国産出来るエネルギー資源をできるだけ持っておいた方が良いに決まっているので、ある程度採算度外視してでも開発に力を入れていったほうが良いのではないか、と思います。
さて、経産省・資源エネルギー庁の発表によりますと、日本海・上越沖の水深100m以上の深海海底に、メタンガス換算で約6億m3の表層型メタンハイドレートの存在が見込まれるという調査結果が得られたそうです。報道では、約10年分の量のガス、という話が出ていたようですが、どうもその資産の根拠が判りません。我が国の天然ガス消費量は年間1000億m3を超えており、それからしたら、今回発表された量など微々たるものに過ぎません。それがなんで10年分になるのでしょう? その理由は残念ながら判りませんが、一方で、青山繁晴氏によると、日本海のメタンハイドレートは比較的浅い海底の表層に露出しており、海底からメタンハイドレートの柱が立ち上がり、毎日メタンハイドレート結晶が創りだされているため、100年分どころか、埋蔵資源の常識を覆す枯渇することがない資源になるのだそうです。
ならばなるべく早く商業採掘の目処を立てればよかろうものを、と思うのですが、メタンハイドレートは、石油や天然ガスのように、穴を開ければ自分の圧力で吹き上がってきたり、水を突っ込んでやれば押し出されてくるような液体ー気体の便利な性質は持っておらず、固体ですからいちいち拾い上げないとなりません。それがどうやら思ったよりも難しいらしく、まだ本格生産の話にはなかなか至らないのが歯がゆいところです。
これは一つ、メタンハイドレート採掘用の海底お掃除ロボットでも開発しないと、日本の資源としての活用は難しいのかもしれません。
まだ夢物語なのかもしれませんが、こうして深海域に散らばっている自然のものを採掘するより、メタンハイドレートの生成条件を精査して、海底にメタンハイドレート結晶化工場でも建築してやった方がゆくゆくは安くついたりするかもしれません。技術的にどうしたらいいのかよく判りませんが、なんとなく、やれば何とかなりそうな気がします。まあ結局は採算に乗るかどうかが問われるわけですが、我が国のエネルギー事情を考えると、安全保障上は国産出来るエネルギー資源をできるだけ持っておいた方が良いに決まっているので、ある程度採算度外視してでも開発に力を入れていったほうが良いのではないか、と思います。