かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

またまた近鉄の踏切で人身事故発生! よもやこんなに何度も影響を受けてしまうとは?!

2018-01-31 19:46:10 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は−1.4℃、最高気温は5.8℃、五條市アメダスの最低気温は−3.9℃、最高気温は7.2℃でした。今日もよく晴れて昼間は少し寒さがマシでしたが、朝は相変わらずで未明に寒くて目が覚めました。今週末にかけて大体同じような天気で推移しそうですが、週明けからまた厳しい寒気がやってくるみたいです。春はまだまだ遥か先ですね。

 さて、今日仕事で大阪に出かけようと準備をしておりましたら、タブレットの近鉄アプリからのお知らせで、「列車運行状況」の文字が。開いてみたら、京都線新田辺ー輿戸間の踏切で人身事故、との一報が入っていました。その影響で西大寺から京都までが不通に。そのあおりで橿原神宮前ー西大寺間の橿原線も運休や大幅な遅れが発生、となっていました。当初、大阪線で出かけるつもりでしたが、乗り換えポイントの大和八木駅までは橿原線に乗らねばなりません。大和八木ー鶴橋の大阪線は影響が無いようでしたが、肝心の大和八木までいつ付けるか判らないでは話しにならないので、急遽予定を変更して南大阪線で橿原神宮前からあべの橋に出ることにしましたが、何故か電車が中々来ません。定刻を7分過ぎてようやく到着しましたが、車内アナウンスによると、京都線の事故の影響で遅れた、と言うではありませんか。乗車予定の列車は、橿原神宮前までは吉野から走ってくるのですが、京都の事故現場からははるか南ですしそもそも線路がつながっていませんし、京都線の線路が広軌規格で、標準軌規格の南大阪線とは相互乗り入れすら不可能です。そんな状況で一体何がどう影響したのかさっぱり判りませんが、運転手さんが随分頑張ったのか、大阪あべの橋までの乗車時間30数分の間に5分ほど追い上げ、大阪到着時には大幅に遅れを取り戻していました。まあ走行本数が少な目で途中停車駅も少ない南大阪線だからできたのかもしれませんが、30分ほどで数分を取り戻すというのは中々大したものだと思いました。
 恐らく影響は解消されているだろうなと思いつつ、万一途中で待たされたり刷るのも業腹なので、帰りも念のため少し遠回りですが大阪あべの橋まで出て南大阪線で帰宅しました。しかし、もはや踏切の人身事故くらいではろくに報道もされないのですね。電車に乗る側からすると大迷惑なのでせめてその原因くらいは知りたいものですが、踏切事故が大したことのない話にされるような社会というのもなんだかな、と思いました。

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大正天皇直筆の絵が発見されたのだそうです。

2018-01-30 19:38:14 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は−2.7℃、最高気温は5.7℃、五條市アメダスの最低気温はー1.6℃(1:23)朝の最低気温は−0.9℃、最高気温は5.7℃でした。今日も朝からよく晴れましたが、風がほとんど無く、放射冷却でも起きたのか機能よりも格段に冷え込みました。夢では特に寒いというイメージはなかったんですが、明け方目が覚めたのは寒さのせいでしょうね。冷え込んだ時用にと枕元においてあった毛布を掛け布団に重ねて二度寝しましたから。

 さて、大正天皇直筆の絵が発見されたとのことです。東京都内にある、侍従武官として仕えていた四竈(しかま)孝輔の子孫の家から見つかったそうです。大きさは、縦27・5センチ、横39・5センチ、大体A3くらいの半紙で、墨を使って、伸びやかな筆致で細長い葉の植物が闊達に描かれ、これも細い花弁の花が、2輪描きこまれています。葉を見るとオリヅルランかスイセンのようですし、花を見るとタマスダレみたいな感じに見えます。いずれにせよ、独特の間合いで半紙いっぱいの空間が植物で支えられているかのような、ダイナミックな構図が印象的でした。
 大正天皇というと、明治帝と裕仁天皇という多くのエピソードを残された方々の間に挟まれ、病弱で在位期間が短いこともあってかあんまり印象に残らない方ですが、芸術には堪能であらせられたのではないでしょうか。
 しかし、それにしてもわずか100年足らずのことで、しかも天皇陛下という、様々な記録がある意味一番残っていると言っても良い「個人」のことで、未だにこうして新たなモノが発掘され、その在りし日の側面が浮き彫りになることがあるというのも面白いですね。
 もしどこかで公開展示でもされるのでしたら、ぜひ一度直接目にしてみたいものです。



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戦艦比叡が発見されたかも?

2018-01-29 21:10:37 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は0.8℃、最高気温は8.2℃、五條市アメダスの最低気温はー1.6℃、最高気温は6.9℃でした。朝からよく晴れ、寒さがマシに感じましたが、気温は冬相応のものですし、先日までがいかに寒すぎたかということなのだと思います。

 さて、ガダルカナル島沖合の海底をソナーで捜査していた東京都のNPO法人「アジア太平洋英霊顕彰会」が、周囲の地形とは明らかに異なる隆起状の物体を発見、これが戦艦「比叡」ではないかと思われるとのことで、今後水中探査機を投入して更に詳細な調査を進めるとのことです。
 比叡は第三次ソロモン海戦で生じた砲撃戦で大破し、しばらく漂流してから沈没したため、その正確な場所が今も判っていないのだそうで、これが比叡と確認できればついにその場所が特定されることになります。しかしたしか比叡って自沈したんでは無かったか、と思うのですが、現場が繁忙を極めていたとしたら場所をいちいち確定もできなかったのかもしれません。
 それにしても、ここ最近、かつての沈没艦艇が次々に見つかってきている気がします。引き揚げたりできないのが残念ですが、どこにどう沈んでいるのか判るだけでも良いと思います。今後の成果に期待ですね。


 
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寒い中ではありますが、出かけて楽しく過ごせば心身リフレッシュされると実感しました。

2018-01-28 22:03:03 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温はー2.9℃、最高気温は4.7℃、五條市アメダスの最低気温はー5.2℃、最高気温は3.9℃でした。
 今日は朝から早起きして大阪まで出て「宇宙戦艦ヤマト2202」を観ようと思っていたのですが、すっかり寝坊して気がついたら既に上映時間を過ぎていました。昨日は久しぶりに昼間1時間ばかり歩いたのですが、その夜背筋がゾクゾクと震えて、多分軽く発熱していたのだろうと思いますが、眠りに落ちるまでひたすら寒気に凍えていました。多分寒い中調子に乗って歩き回って疲れてしまったのだろうと思いますが、そんな調子ですから朝一応目覚ましで一旦は目覚めたあとすぐに2度寝に入ってしまい、起きることができなかったのでした。まあそれでも、そうやってゆっくり寝たせいか、起きた時にはすっかり寒気も引いて元気に一日過ごすことが出来ました。
 今日はそういうわけでヤマトは観られませんでしたが、こちらではちょっと手に入りにくい物を大阪・難波の繁華街で見つけて購入することも出来ましたし、麗魅さん、りゅーなさんと楽しく話をすることも出来ました。
 その後は奈良に帰ってきてカラオケ同好会の新年会に参加、美味しい鶏肉料理を食べつつ結構お酒を飲んで気分良く帰ってきました。歌って飲んで食べて、ストレス発散にはこれ以上無い気持ちよさだったのではないかと思います。しかし、大阪ならもう少し暖かいかと思っていましたが、全く寒さばかり募る一日でした。少し寒さは緩んでくるはずなのですが、体感されるほどではありません。明日以降に期待、というところでしょうか。

 とりあえずヤマトはまたの機会に観に行くとして、有意義な休日の過ごし方でした。


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映画史上世紀の悪役が選ばれたそうです。

2018-01-27 20:19:19 | アニメ特撮
 今朝の奈良市アメダスの最低気温はー3.7℃、最高気温は5.7℃、五條市アメダスの最低気温はー2.6℃、最高気温は4.4℃でした。今日はよく晴れた洗濯日和の休日でしたが、多少日が照っても寒いのは変わりません。それに、室外の給湯器は凍結防止モードに入っていますし、夜間ずっとこうも寒いままだと、水道管の凍結が心配になってきます。一応厳しい冷え込みは今日くらいまでで、明日以降徐々に気温が上がり、平年並みの普通の寒さになってくるそうですが、春になるまでにはまだ寒波も何度かやってくるでしょうし、油断は禁物ですね。

 さて、イギリスの映画雑誌「エンパイア」が映画の悪役ランキングを一般投票で募った結果が発表され、その第1位に、スター・ウォーズシリーズのダース・ベイダーが選ばれたとのことでした。ちなみに10位まではこんな感じ。

1位 ダース・ベイダー(「スター・ウォーズ」シリーズ)
2位 ジョーカー(「ダークナイト」)
3位 ロキ(「アベンジャーズ」シリーズ)
4位 ハンス・グルーバー(「ダイ・ハード」シリーズ」)
5位 ハンニバル・レクター(「羊たちの沈黙」)
6位 ハンス・ランダ(「イングロリアス・バスターズ」)
7位 カイロ・レン(「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」)
8位 アントン・シガー(「ノーカントリー」)
9位 ヴォルデモート(「ハリー・ポッター」シリーズ)
10位 エイリアン(「エイリアン」シリーズ)

 個人的には、エイリアンって「悪役」と言ってよいのか? あれってただのモンスターじゃないの? とか、ヴォルデモートってもっと上位だと思っていた、とか幾つか口出ししたいこともありますが、ハンニバル・レクターが上位に来ていますし、割りとそんな感じかもと理解できるラインナップだと思いました。
 イギリスの雑誌のせいか我が国のはランク外でかすっていたのかさえ不明ですが、こちらでやるならなにより「ズォーダー大帝」一択だろう! などとちょうど今やっているせいもあってとりあえず言いたくなります。しかし本当に我が国の映画でやったらどういう悪役が選ばれることになるのか、ちょっと観てみたい気がします。個人的には天本英世を何処かに入れたいですが、映画となるとどの役が良いか悩みますね。テレビ込みなら死神博士一択なんですが。

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この冬は寒さが長引き春も遅れそうという無慈悲な長期予報が出ました。

2018-01-26 21:53:14 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温はー0.6℃、最高気温は4.6℃、五條市アメダスの最低気温はー1.5℃、最高気温は2.5℃でした。今朝起きて外を観てみると、すっかり銀世界に変わっていました。家の前の道路も所々真っ白で、車の轍が僅かにアスファルトを露出していますが、それもほとんど白くなっています。これは出勤も難しいか、と思いましたが、積雪量は1cmも無く、また、さっき降ったばかりの新雪で凍結もしていません。これならなんとか行けるか、と慎重にアクセルを踏み、ゆっくりと出かけましたが、幹線道路に出てからは道端に僅かに痕跡を留めるだけで雪の姿はなく、職場につく頃には道路もすっかり乾いていて、どうやら積もるほど降っていたのは我が家の周辺だけだったようでした。もっとも、帰りもまた雪がわらわらと降ってきて土の上は見る間に真っ白になっていったので、動けなくなる前に、と大急ぎで帰宅しました。この調子で今夜降ったりしたら、明日朝はまたしっかり積もっていることでしょう。明日は休みなのが救いですが、家が冷え込んでストーブをつけていても中々温まらないのが悲しいです。
 今冬は11月から寒くなって、今が寒さのピークだとするとそろそろ寒気も抜け、春の到来が早くなるのか、と期待してましたら、気象庁の最新の長期予報では、2月も3月も平年より気温が低くなる可能性があり、春の訪れがおそくなるかも、というではありませんか。冬の期間がいや増しに伸び、秋と春が短くなって、この夏はまたトンデモナイ酷暑になったりするんじゃなかろうか、と考えたくもない想像が鎌首をもたげてしまいますが、とりあえず今は寒さをなんとかしのぎたいだけなので、暑さにあえぐのはまたその季節の私に任せると致しましょう。
 しかしこの分では灯油を更に買い増ししなければ、春まで持ちそうにないですね。今冬は例年になく燃料の消費が激増しそうです。

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1月末は『ヤマト』を観に大阪に出かけたいですが、寒気に少々挫けそうです。

2018-01-25 20:13:52 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温はー3.9℃、最高気温は3.9℃、五條市アメダスの最低気温はー3.7℃、最高気温は2.7℃でした。また強烈に寒い一日で季節風も強く吹きましたが、昼間の低温に関しては、少なくとも明後日の土曜日までは続くようですね。最低気温については、当分の間上がって来る見込み無し、と。花粉の恐怖と凍てつく寒気にうんざりしているのと、今時分はかくも酷い選択肢しかないのが腹ただしい限りですが、そろそろ花粉を覚悟しても暖かさが欲しくなってきています。コートにマフラーに帽子に手袋といつもの最厳寒時の衣装でも、今は事務所から駐車場までの僅かな距離の寒さはその装甲を貫いてきますから大変です。

 さて、そうこうしているうちに1月もあと1週間を切り、この週末からは「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第4章」の公開が始まりますね。例によって冒頭10分間のネット公開もあり、いやが上にも期待が高まるところです。できればこの日曜日にも観に行きたいと考えていますが、そのためにも体調その他を整えて行く必要がありますね。最近はどうもあまりに寒いせいか朝起きるのがとにかく億劫で、起床時が一日で一番疲れているんじゃないか? と思えるほどで、なんとか就寝時間を早くして睡眠時間を余分に確保しようと思うのですが、何故かなかなかうまくいきません。入浴時間とかこのブログを書く時間とか、関係ありそうなことをなるべく意識して前倒しして片付けているつもりなのですが、生活時間のコントロールというのは思いの外難しいようです。

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中国の文化抑圧は別に珍しいことではありませんが、果たしていつまで続けられるんでしょうね?

2018-01-24 19:56:25 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温はー0.7℃、最高気温は3.5℃、五條市アメダスの最低気温はー0.9℃、最高気温は2.1℃でした。今日も朝から曇りがちの天気で、電線を鳴らせる強い季節風に乗って目まぐるしく雲が流れる中、時折雪がちらつくという寒い寒い冬の一日でした。夜になってから更に気温が下がってきています。明日朝の冷え込みはどうなることか、今から身震いしそうです。

 さて、中国・共産党が、中国国内でのヒップホップを禁止しようという動きがあるのだそうな。具体的にそのような条例なり命令なりが北京から発信されたわけではないそうなのですが、中国のネット界隈では、先週くらいから「入れ墨があるアーティスト、ヒップホップ音楽」、「中国共産党の中核的な価値観や倫理観に矛盾するパフォーマー」について、出演することを禁止する命令が、中国政府から国内の各放送局に出された、という情報が拡散しており、実際に、人気のある音楽コンテスト番組に出演していたラップ歌手が突然姿を消した、という「事件」も起こっているのだそうです。
 まあ確かに、体制批判な文化的素地があるヒップホップを中国共産党が許容できるはずはないでしょうし、影響力が大きくなってくれば叩いて置きたくなるのは当然とも言えます。むしろ今まで放置していたのが不思議なくらいだと思うくらいです。
 とは言え、ヒップホップという音楽ジャンルは個人的にはあまり好きではないですし、それで中国の音楽文化がどのようになろうと特段の興味もありません。興味があるのはあくまでこういう話に中国・共産党がどのように対処しようとするのか、あるいはしないのか、その成り行きくらいですね。

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京大不正論文事件について、文部科学大臣は無責任すぎると思います。

2018-01-23 20:16:22 | Weblog
 今日の奈良市アメダスの最低気温は2.6℃(0:03)、朝方の最低気温は4.3℃、最高気温は10℃、五條市アメダスの最低気温はー0.4℃、最高気温は7.1℃でした。朝方にわか雨でざざっと強めの雨が降ったりしましたが、午後には晴れて気温も上がりました。しかし、10℃もあったようには思えません。東京に大雪をもたらした低気圧の影響で季節風の西風が非常に強く吹き荒れていましたから、体感温度は2、3℃は低かったのではないでしょうか? 
 それにしても、都心部で積雪20センチですか。4年前だったか、一度そんな雪があった直後に東京に出張して、道端にうず高く積み上げられた除雪した雪の塊を観て驚かされたものでしたが、それと同等の雪に見舞われたと聞きますから、あちこち大変だったことでしょう。寒波もしばらく続く模様ですし、雪がやんでもまだまだ油断なりませんね。

 さて、京都大学iPS細胞研究所での不正論文事件で、、林芳正文部科学大臣が今日の閣議後の記者会見で、「国民の信頼を揺るがす問題であり、極めて遺憾に思う」とコメントを述べたそうです。
「調査結果を精査した上で、公的研究費への応募資格停止など必要な措置を講じる」とし、研究所の公的資金についても「不正行為との関係が認められた経費は返還を求めることになる」と述べたそうですが、まあそれらは既に以前より決められていることですから、今敢えて特段語っていただくほどのことでもないと思います。そんな瑣末事よりも、このような事態を生み出した原因について、我が国の高等教育と研究業界を牛耳る文部科学省としてその責任をどう考えているのか、というコメントが必要ではないかと思うのです。事が単に37歳の助教の単独の罪であるならその責めを一人に負わせれば良いのでしょうが、これまでにも何度か話が出ているように、その原因の一つが過酷で不安定な有期雇用研究員のあり方にあり、そのような存在を生み出し、今もろくに職にもつけず日々苦労するポスドク問題を放置したに等しい、文部科学省の科学・教育行政にこそ大きな罪と責任があるのではないでしょうか? 所管大臣ならそのことについて一言触れる位の見識を見せて欲しいところですが、残念ながらざっと報道を見た限りでは判りませんでした。マスコミも、研究費を返還するかどうかなどというつまらないことを聞く暇があったなら、文科省、ひいては政府の責任を問うくらいのことはすべきであったと思います。
 今、文科省は、博士号を得て世に出ても仕事がない、企業が採用しないという現状を、また制度を弄って新たな大学院制度を作ることでなんとかしようとしているようですが、つまり今までの状況が失敗だった、百歩譲ってうまく行ってないことを認めているわけです。競争はよくないとか言うつもりは毛頭ありませんが、ギリギリまでしのぎを削って競い合うのを楽しめる人間ばかりではないということを、考えるべきではないでしょうか?

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京大iPS研究所の論文で不正発覚とは、今後研究はどうなるのでしょうか?

2018-01-22 20:18:16 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は1.2℃(2:58)、朝方の最低気温は1.5℃、最高気温は5.2℃、五條市アメダスの最低気温はー0.8℃、最高気温は3.8℃でした。昨日までの季節外れな春模様から、一転して季節通りの厳寒に逆戻りしました。昼頃からみぞれ混じりの雨が降り出し、午後3時頃からは雪に変わって降り続けましたが、積もるほどの雪ではなく、夜になってようやく降り止みました。ただ、1週間ぶりの低温はその数字以上に身体に堪え、もう寒くてしょうがありませんでした。これから少なくとも2週間は厳しい寒さの中で過ごさねばならないとは、今年の冬は越えるのが中々に大変です。

 さて、京都大学iPS細胞研究所の、36歳の特定拠点助教が、昨年2月にアメリカの雑誌「ステム・セル・リポーツ」に投稿した論文に捏造や改ざんが発覚、その調査が行われ、研究所長と副学長が会見で内容を公開しました。それによると、論文中に使われたグラフ12個中11個が不正に内容がいじられていたとのことで、当の助教は、「論文の見栄えを良くしたかった」とその不正行為を認めたそうです。幾ら見栄えよくとは言え、数値が偽りではグラフの意味がありません。一回だけでも成功したチャンピオンデータを載せた、とかならまだしも、測定値のデータからグラフが再構成できないようではどうしようもありませんね。
 それにしても、なんでそんなすぐバレそうな不正をやらかしたのか不思議ですね。論文の見栄えを良くしたかった、という話を額面通り受け取れば、なんとか推論の正しさを主張できる程度の数字は出ていたんじゃないでしょうか? エラーバーがやたら長くて有意差があるかどうか微妙だったとかいうような話なのか、一部の推測に合わない生数字を外して統計処理したとか? どのような数字を元にどうグラフを修飾したのかまでわかると嬉しいのですが、何処かにそんな詳細な情報が出ていないものでしょうか?
 しかし、これで山中所長の進退にまで話が及ぶのは、組織としてはしょうがないところもあるのかもしれませんが、iPS細胞研究の未来からすれば損失以外の何物でもありません。研究資金が無い中、自ら道化となってでも資金集めに奔走し、研究を推し進めてこられたような御仁をあたら失うようでは、科学立国など鼻で嗤われるお粗末さでしょう。
 恐らく事件の背景には、不安定で先の見えない有期雇用研究員という制度上の問題があろうかと思われます。生き残るために切磋琢磨し著しい成果を上げる用努力するのはいいのでしょうが、結果が出なかった時はどうなるのか。その恐怖がどれほど強力な不正への圧力になりうるか、文科省は改めて考えて観るべきだろうと思います。

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2千3百万桁に達する数字をただ羅列してあるだけの本が世の中にはあるそうです。

2018-01-21 20:16:22 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は0.6℃、最高気温は11.2℃、五條市アメダスの最低気温はー2.4℃、最高気温は11.9℃でした。奈良市は奇しくも最高最低とも昨日と全く同じでしたが、空模様もほぼ同じく、よく晴れた気持ちのよい一日でした。しかしこの高温と上天気も今日までで、明日からは西から接近する低気圧の影響で広い範囲で大雪が予測されており、その後はこの冬でも一番の寒気が南下してきて列島を広く覆うため、厳寒の1週間となる模様です。全く困ったものですが、恐らくは確実に飛んでいたと思われる杉花粉がこの寒さで一時おさまるだろうと思われることだけは良いのではないかと思います。

 さて、世の中には色々訳の分からない本がありますが、この程、2017年12月26日に発見された現時点で世界最大の素数「M77232917」を全て記載した書籍が刊行されたそうです。B5ほどの大きさで719ページの大著ですが、中身はただひたすら数字が23,249,425桁分、びっしり記載されているだけなのだそうです。
虹色社(なないろしゃ)というオンデマンド出版を手がけるところから出された本で、同人誌ではなくISBN番号もふられた書籍として、発売されました。そんな大型本一体幾らで売られているのか、と思いましたら、税込1944円と意外と安いのに驚きました。しかも、Amazonで検索してみましたら、『数学一般関連書籍』のカテゴリでベストセラー1位という「売れ行き」を示していました。
 テキストファイルで23MBに達する数字だけのものをわざわざ本にしようというのは呆れるを通り越してひたすら感心するしかありませんが、こうしてわざわざ入手しようというヒトがたくさん居る、ということにもただひたすら感心してしまいます。
 しかし、1/19に取材した、という記事では、記者が購入したのが最初の一冊だったように書かれていますが、とするとその後その記事を読んだヒトが一気にAmazonに殺到したのでしょうか? まあ私もちょっと観てみたいな、と思いましたし、何千円もする本ならともかく、2千円でお釣りが来る位のお手頃価格ですから、案外抵抗なくとりあえずポチッとするヒトが多かったのかもしれませんね。
 全く世の中何が受けるかわからないものだと思いました。

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春はまだまだ先なのに、やたら気の早いのがいます。

2018-01-20 20:51:58 | サボテン
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は0.6℃、最高気温は11.2℃、五條市アメダスの最低気温はー1.9℃、最高気温は12℃でした。今日はよく晴れた暖かい一日で朝から洗濯が捗りました。夜になって冷えてきましたが、明日も一日上天気らしいので、布団を干すなど貴重な冬晴れの日を活用致しましょう。
 しかし、ここ数日あまりの陽気が続いたからなのか、一部のサボテンが早くも蕾を作っていました。



 レブチア属宝山の1株だけですが、右側の株の土際やや上に4つほど赤い小粒が見えます。反対側にも幾つかあるので、多分この株だけで10個位着いていることでしょう。通常は2月末から3月くらいに蕾が見え始め、4月中盤になってようやく咲き始めるのですが、1ヶ月以上早いお目見えに困惑が隠せません。もっとも、他の子にはまだ見えませんので、たまたまこの子だけが冬眠から早起きしてしまったみたいです。今年は11月後半から寒くなり、12月1月と強い寒さが続いていましたので、冬眠が覚めるための低温要求量は既に溜まっているものと思われます。底にこの数日の陽気が作用して、冬が終わったと勘違いするのが出てきたのでしょう。残念ながら週明けからの寒波を始め、2月一杯は平年値を下回る厳寒予報が出ているため、この蕾もひょっとしたら無駄になってしまうかもしれませんが、なんとか耐え忍んで、早めの開花を期待したいものです。

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超音波加湿器というのは手入れを怠るとたちまち凶器に変わるのが恐ろしいです。

2018-01-19 21:58:32 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は4℃、最高気温は11.2℃、五條市アメダスの最低気温は1.6℃、最高気温は9.8℃でした。今日はやや雲の多い晴れの日でしたが、日々少しずつ気温が下がって来ています。まあ昨日までの天気がこの時期からすれば異例の高温でしたから、ようやく平年並みに近づいてきたというところでしょう。しかし、昨日発表された1ヶ月予報では、来週以降しばらく平年を下回る強い寒さに見舞われそう、となっていました。多少寒いのは致し方ないとして、雪とか凍結とかだけ無いように願いたいものです。

 さて、大分県国東市で、施設に入っている80−90代の男性3人が加湿器で繁殖していたレジオネラ菌に感染し90代の男性が死亡、80代の男性は、レジオネラ菌ついては治りましたが、その後肺炎になって死亡するという事故がありました。超音波式加湿器から、規準の2万2千倍相当量の菌が検出されたそうです。
 超音波式は熱をかけませんから、手入れを怠ったり適切な手入れがなされていないとすぐに雑菌が繁殖します。その菌類がそのまま蒸気とともに空気中に撒き散らされ、それを吸ったヒトの肺に感染して病気を引き起こすのだそうです。インフルエンザウイルスを警戒して室内の乾燥を防ごうと使った加湿器で、別の命に関わる病気が蔓延してしまうのですから、ままならないものです。
 しかし、加湿器のお手入れでぐぐってみたら結構トンデモナイことが書いてあったりするところがありますね。普通に毎日水を全部入れ替え、時々本体を洗ってやれば大体なんとかなるでしょうに、それができなかったというのは、施設としえは問題が多いだろうと思います。最初から超音波式でなく加熱式にしておけばこのような事故も起こらなかったでしょうが、今更詮無い話かもしれません。
 
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いくら大きいと言っても、空気清浄機って屋外の開放空間で有効なのでしょうか?

2018-01-18 19:58:17 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は5.6℃、最高気温は13.6℃、五條市アメダスの最低気温は4.4℃、最高気温は13.5℃でした。今日もよく日差しが届いて暖かな一日でした。が、妙に目が痒く、また鼻がムズムズしてくしゃみが出そうです。ひょっとしてひょっとしたら、ここ数日の高温に気が早い樹が花粉を飛ばしだしているのかもしれません。当面は様子見ですが、症状が強くなってくるようだったら躊躇なく薬を使おうと思います。

 さて、陝西省西安市に、「世界最大の空気清浄機」が建設され、大気の浄化に効果を上げているそうです。外観は高さ100mのコンクリート製? な太めの煙突のようなタワーで、汚染された空気を吸引して下部の温室に引き入れ、太陽で加熱、熱風となった空気を複数の浄化用フィルターに通して濾過し、きれいになった空気を外部に放出する仕組みだそうです。この装置ができて数ヶ月で西安近郊3〜4キロ位の範囲が大気の質が改善という結果を出し、PM2.5も15%ほど減少したのだとか。
 この装置自体はまだ試験機で、実用機は更に大型化し、一つで30平方キロをカバー出来るようになるそうで、それを中国全土に建設する事を考えているのだそうな。
 中国の大気汚染の主原因は暖房の熱源が石炭だからだそうですが、そのストーブなどに汚染物質除去装置を装着するとか、石炭の使用を抑制し、他の熱源に変えるとかいうような根本対策よりも、こうしてトンデモナイものを作ることでなんとかしよう、という姿勢がいかにも中国っぽいです。 装置の建設費や、浄化フィルターの耐用時間、交換方法、汚れてくるに違いない装置全体の洗浄や、その汚れをどう回収して問題なく処理するのか、などなど、聞いてみたいことは山積みですが、中国の場合、これが壮大な詐欺だったりすることもありうるので、しばらく様子を見ないといけないでしょう。
 でも、本当に効果があるのなら、是非日本にも建設して欲しいですね。これからシーズン入りする花粉や大陸から流れてくる黄砂に対して活躍するんじゃないでしょうか?

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ストレスで甘味が欲しくなるのは神経細胞の働きかも? という研究が進められているそうです。

2018-01-17 20:48:00 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は7.2℃、最高気温は13.2℃、五條市アメダスの最低気温は7.2℃、最高気温は12.7℃でした。朝からいように生暖かい空気の中、朝から晩までほとんどひっきりなしに雨が降り続いていました。夜遅くになってようやく雨が上がったようです。明日は晴れて昼間はコートいらずの陽気になるらしく、車で出かける私としては、服装の選択が少々悩ましいところです。

 さて、愛知県岡崎市にある、大学共同利用機関法人 生理学研究所などの研究で、わざわざ炭水化物を食べたくなるように誘導する神経細胞があることが判ったそうです。この神経細胞はストレスを受けると活性化するそうで、ストレスで甘いものが食べたくなるのはこの神経細胞の働きではないか? という推測がなされているようです。
 マウスの実験で、視床下部のCRHニューロンと呼ばれるのがそれで、通常、脂肪の多い餌を好むマウスが、このニューロンを活性化させたところ脂肪食が通常の1/3に低下、炭水化物の摂食量が9.5倍に増えたとのこと。逆にニューロンの活動を抑制すると、脂肪を多く食べるようになり、炭水化物を食べる量は変わらなかったそうです。
 エネルギーとしては脂肪の方が効率がいいので脂肪を食べたくなる、というのは生物として不思議ではないのですが、それを抑えてまで炭水化物を食べるように仕向ける神経の働きがあるというのは驚きです。ストレスで甘味が欲しくなる、というのは極めて人間的な文化的嗜好なのかと思ってましたが、マウスのような動物レベルでも同じような傾向がありそうなのも驚きですが、後は人間の神経細胞にも同じようなものがあるかどうかですね。あったとしたら、そしてそれを制御可能であるのなら、過食症や拒食症などの摂食障害を心理的な手法以外で治療する方法が生まれてくるかもしれません。いよいよヒトの心の働きと脳や身体との関係が、科学的に解析される時がきたのかもしれません。

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