今日で暑かった7月も終わりますが、相変わらず暑い一日でした。昼間、所要で車でそこここを走っていたのですが、途中3度も救急車に出くわしました。ひょっとしたら熱中症で倒れたヒトが病院に担ぎ込まれているのだろうか? と思ったのですが、それくらい暑気厳しい日中でした。しかも、15時頃、具合よく雷も唸り出したので今日も夕立か? と期待したのですが、結局ほとんど降ること無く終わってしまい、ただ蒸し暑いだけに終わったのが一段と残念でした。気象庁の長期予報によると、8月も猛暑が続くそうで、その情報だけでげんなりしてしまいます。まあ嘘をつかれるより精確な情報を出してもらう方がよほど良いのは確かなのですが、もう少し情報の出し方というか、希望を持てるような内容にしてもらえないものか、と思わないでもないです。
さて、深夜のワンオペや長時間のサービス残業などで今や我が国を代表するブラック企業として知られる「すき家」のゼンショーで、労働環境改善を目的とした第三者委員会が調査報告書をまとめたそうです。その中身は、長時間労働の禁止、サービス残業の防止、経営幹部の意識変革、などが提言されていたそうですが、なかでも、経営幹部の意識改革、と言うのはなるほどな、と思いました。なんとなれば、ゼンショーのモットーは『昼夜を厭わず、生活のすべてを捧げて働き、生き残った者が幹部になる』というビジネスモデルだったのだそうで、これはまさに前世紀の高度経済成長期において、全てを顧みずひたすら仕事に邁進したエコノミックアニマルそっくりではないか、と思ったのです。そんな弱肉強食を勝ち抜いてきたヒト達というのはまさに鉄血の企業戦士なわけで、自分も頑張る代わりにヒトにもそれを強要するようなタイプが多かったのではないかと思われますし、そうはなれない普通の人間のことなど歯牙にもかけなかったとしてもなんら不思議ではないわけです。
私が子供の頃のような、とにかく世の中に欲しいものが溢れ、ひたすら上を見つめて所得を増やしていくことだけに邁進していたような社会ならともかく、今は無理して働いてでも欲しいと言えるものがそうあるわけでもなく、出世や所得アップという価値が絶対ではなくなってしまっている時代に、そのようなモーレツ経営陣は労務管理の上では百害あって一利なしだったのではなかろうか、と思われます。
でも、自分と同じ価値観なら理解できても、違う価値観の人間を理解するのは冷静に意識的に努力しても難しいことだろうと思います。提言はこうしてなされましたが、果たしてゼンショー幹部が心底それを理解して、今までの価値観とは異なる世界で新たな成功手法を生み出すような事ができるのかどうか、今後の行く末が注目されますね。とは言え、あまり近所に「すき家」って見ないので、食べに行くこともなければ店に生じるかもしれない変化を見に行くことも私にはできないのではありますが。
さて、深夜のワンオペや長時間のサービス残業などで今や我が国を代表するブラック企業として知られる「すき家」のゼンショーで、労働環境改善を目的とした第三者委員会が調査報告書をまとめたそうです。その中身は、長時間労働の禁止、サービス残業の防止、経営幹部の意識変革、などが提言されていたそうですが、なかでも、経営幹部の意識改革、と言うのはなるほどな、と思いました。なんとなれば、ゼンショーのモットーは『昼夜を厭わず、生活のすべてを捧げて働き、生き残った者が幹部になる』というビジネスモデルだったのだそうで、これはまさに前世紀の高度経済成長期において、全てを顧みずひたすら仕事に邁進したエコノミックアニマルそっくりではないか、と思ったのです。そんな弱肉強食を勝ち抜いてきたヒト達というのはまさに鉄血の企業戦士なわけで、自分も頑張る代わりにヒトにもそれを強要するようなタイプが多かったのではないかと思われますし、そうはなれない普通の人間のことなど歯牙にもかけなかったとしてもなんら不思議ではないわけです。
私が子供の頃のような、とにかく世の中に欲しいものが溢れ、ひたすら上を見つめて所得を増やしていくことだけに邁進していたような社会ならともかく、今は無理して働いてでも欲しいと言えるものがそうあるわけでもなく、出世や所得アップという価値が絶対ではなくなってしまっている時代に、そのようなモーレツ経営陣は労務管理の上では百害あって一利なしだったのではなかろうか、と思われます。
でも、自分と同じ価値観なら理解できても、違う価値観の人間を理解するのは冷静に意識的に努力しても難しいことだろうと思います。提言はこうしてなされましたが、果たしてゼンショー幹部が心底それを理解して、今までの価値観とは異なる世界で新たな成功手法を生み出すような事ができるのかどうか、今後の行く末が注目されますね。とは言え、あまり近所に「すき家」って見ないので、食べに行くこともなければ店に生じるかもしれない変化を見に行くことも私にはできないのではありますが。